Margatroid’s blog

ホーネット250でのツーリング日記

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八丈島ツーリング Nov.2016 一日目 ~ 激動の出発編 竹芝桟橋 → 八丈島 ~

ついにやってきた八丈島出発の日である。

持っていく荷物の確認も済んで竹芝への出発の時刻を待つばかりである。

八丈島の寿司屋にも電話して明日の昼の予約もした。

 

ただ、ここで想定外のことが起こった。

いや、想定外というより想定できることだったのかもしれないが。

それは‥あのウチを悩ませた天気である。

天気は最終決断をした3日前の通りで初日の午前中に

多少雨がかぶるというか、朝にはやんでいるといういい方向に

変化があった。

ただ、問題はその前である。

竹芝桟橋を出航して橘丸で移動中の天気が怪しい。

雨が降るのは問題ない。問題なのは風だ。

予報を見ると風速8m八丈町)と出ていた。

強風である。つまり海が荒れるのである。

そして海が荒れるということは、

欠航の可能性が出るということだ。

 

そう。島に接岸できなかった場合、港を目の前にして

竹芝にUターンという最悪の事態がある。

天気などが荒れ気味の場合、「欠航」もしくは「条件付き就航」となる。

 HPを確認すると見事に「条件付き就航」となっていた‥。。

まぁよっぽどでないと接岸できないなんてこともないし、

八丈島ほどの規模ならば大丈夫だと思う。(と願いたい)

 

とにもかくにも今日出発することには変わりない。

外は雨が降ってきていた。

先日洗車したばかりのホーネットは早速雨に濡れてのスタートとなった。

 

雨に濡れて広場に到着。現在19時50分。

 

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広場を押して歩いていき、とりあえずホーネットは入口前に置いておく。

中へ。

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まずは貨物受付所に行き、受付が何時から始まるか訊いた。

するともう始まっているとのことでホーネットを貨物預り所に移動。

ちなみに20時から始まっているようだ。

時間がまだ早いので人はまだほとんどいないが、やはりこの中に

オートバイを手で押して歩くというのはいささか目立つ気がする。

ついでに入口のガラス扉を片方だけ開けても通れないので

床にかませ棒を挿し込んで観音開きにして入った。

125cc以下のスクーターとかなら大丈夫かも。

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受付の人にオートバイの貨物受付の旨を伝え、料金を支払う。

すると引換券を受け取る。なくさないように大切に保管しなければならない。

で、ホーネットをそのまま受付所の中を一瞬通って外側まで持っていく。

そしてロックはかけずに貨物受付のスタッフに引き渡した。

プロローグ編でも触れたが、ヘルメットもかけたままでは預けることは

できないので車体そのまんまで引き渡す必要がある。

 

続いて乗船受付を行った。

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どうやら復路のチケットも同時に発行されるようだ。

往路は特等なので乗船券とは別にルームチャージ券もついてくる。

その際何か割引券をお持ちですか、と訊かれたので株主優待券の旨を伝える。

やはり35%オフはでかい。

‥で、チケットにはしっかりと天候により運行できない場合がございます

のスタンプが押されていた。

 

で、一旦ベンチで荷物の整理を行う。

ちなみに今回はリュックを二つ持ってきている。

30Lのと45Lのタイプ。ちなみに45Lのリュックの中に

荷物の入った30Lのリュックを入れてきた。

どうしてこうしているのかはまぁ色々事情はあるのだが、

説明するとやや長いので省略させていただく。

まぁ簡単に言うと45Lのタイプはリュックとして背負うには

やや難があるため、というのも理由の一つ。

かといって30Lのタイプだけでは足りない、など。

まぁその他にも理由はあるが。

 

荷物整理を終えて受付横にある売店でちょっと買い物。

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ここにも酔い止めの薬は置いてありました。

自分は乗り物酔いするタチなので船が荒れるというのならば必須。

なので事前に薬局で購入しましたけどね。

 

しばしベンチにて乗船時間まで待つ。

まだ20時半過ぎなので二時間近くはある。

まだ人がほとんどいなかったが次第に集まってきた。

 

しばらくすると、まず22時発の大島航路の乗船アナウンスが流れ、

乗船客らが移動し始めた。

続いて22時10分に橘丸の乗船アナウンスが流れ、列ができ始める。

席は全席指定なのであわてる必要はない。

列に並びチケットを乗船ゲートのスタッフに提示する。

外に出ると橘丸が待ち構えており、乗船口に向かう。

外は雨が降っているので傘をさした。

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船内へ。乗船口入ってすぐのところでカードキーの引き換えカウンターが

設置されているのでルームチャージ券と引き換えにカードキーを受け取る。

ちなみにカードキーは記念に持ち帰ってOKだそうだ。

 

自分の部屋は5甲板(5F)なので5Fに上がる。

ちなみに船内にはEVもある。ただし、移動中は使えない。

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5甲板に上がると特1等と特等室の通路がある。

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その一番奥に部屋があった。

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ちなみに特等室は6甲板にもある。

 

カードキーを挿し込んでロック解除し、中へ。

ホテルの洋室ツインルームと変わらないクォリティだった。

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これはゆったりできそうだ。

 

奥にはイスとテーブル。

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椅子は船揺れによる転倒防止のため床に固定してある。

 

洗面台。

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ドライヤー完備。

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シャワー室。

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トイレ。船なのでバキューム式。

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スリッパ、歯ブラシや浴衣、ポットに冷蔵庫。

冷蔵庫にはミネラルウォーターが2本入っている。

もちろんそのまま飲めるし、ポット用として使うことができる。

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TV。地上デジタルは海上では映らないが基本的にBSデジタルを視聴する。

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エアコンも完備しており、まさに至れり尽くせりの部屋である。

 

ちょいと船内を散策。

自動販売機。石鹸やタオル、橘丸トランプも売っていたりする。

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レストランメニュー。

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ちなみにレストランは22:30~23:30の営業で、

翌朝は7:30~8:30の営業時間となっていた。

 

レストラン入口脇にはカップ麺やホットフードなどの自動販売機がある。

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当然お湯も入れられる。

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大型荷物置場。

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案内所。

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橘丸はすでに出航している。

出航直後に向かうイベントはレインボーブリッジなどの夜景である。

5甲板からなら屋根がある状態で観ることができるのに、

自分はわざわざ6甲板に上がり、傘をさしていた。当然誰もいなかった。

ただ、レインボーの真下を観るならやはり6甲板かと。

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さあ、レインボーブリッジが近づいてきた。

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もちろん船は揺れている。その上雨でしかも夜景撮影。

夜景撮影は露出時間が長くなるのでブレやすい。

そんな悪条件の中、よく無駄に撮影していたと思う。

別に写真に詳しくないし、コンデジなのに。

 

真下を通過ッ!

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というわけでスマートフォンコンデジと折り畳み傘を手にした

ウチの無駄な戦いはあっという間に終わった。

 

船内に戻り、部屋でくつろぐ。

とはいってももう23時半を過ぎているので寝る時間も考慮すると

もうシャワーを浴びて横になった方がいいと思い、シャワーを浴びた。

 

さっぱりして再びくつろいでいたが、船の揺れが大きくなってきた。

やはり波が荒いようだ‥

しかもそのせいかちょっと酔ってしまった。

慌てて酔い止めの薬を飲んで消灯。午前1時過ぎ。

横になっていれば大丈夫だった。

それにしても横にゆらゆら揺れが大きい。コレ大丈夫なんかね?

 

4時25分ごろ、船内アナウンスが流れる。三宅島到着のアナウンスだった。

ここで半ば強制的に起こされることにはなるが、

正直眠ったというより休んだという感覚。

しかしまだ船揺れてるぞ。果たして接岸できるのか?

 

5時。

三宅島に無事に接岸ができたようだ。

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乗船客が降りていく。

ただ、思ったのはこの時期はまだ真っ暗なわけで。

そう考えると八丈島はちょうどいい時間(8時台)だなと思った。

三宅島にこんな真っ暗な時間に到着してまぁ普通は宿泊先にそのまま

移動という感じなんだろうけど。

 

再び出発。

‥ちなみに三宅島の次の御蔵島は最初から欠航が確定していた。

御蔵島は港が小さいので大抵は条件付き就航で、欠航も珍しくないらしい‥

 

7時前にアラームで起き上がる。まぁ眠ったのかわからんが。

ただ、ここからが問題だった。

相変わらず船は大きく揺れている。

そして‥船酔いもピークに達する。

酔い止めの薬も改めて飲んだけど厳しい。起き上がれない。

正直朝食も食べに行ける気がしない。

起き上がると吐き気がこみあげてくる。

しかし下船までには荷物をまとめなければならない。

窓の外を見ると波は高め。接岸できるのだろうか‥

っていうか接岸できずにこの状態で引き返すのは本当に勘弁。

 

で、本当に気持ち悪くなりトイレに駆け込む。

なんかもう便器に顔向けている状態。気持ち悪い。

けど、吐きそうになっても結局吐かなかった。

胸のところまで来て出ない、って感じ。

吐くこと自体もう何年もしていないからちょっとその抵抗も

あったのかもしれない。

ただ、その吐きそう、っていう動作の後は気分が割とマシになり、

その間をぬって荷物を少しまとめ、ベッドに横になり、

また起き上がって荷物をまとめ‥という感じで小刻みに行った。

 

いやね、この酔った状態だと冗談じゃなしに下船口に向かうのすら

無理な感じ。向かう途中で吐くと思った。

起き上がっているとまた気分が悪くなりトイレへ。

今度こそ出る、って思ったけどほんの少し唾液だかが出たくらい。

結局また吐かなかったんだけど、これで結構気分が回復した。

 

荷物をまとめることも完了し、到着十分前にはちょっくら外に出てみるか、

なんて余裕も出てきた。

そしたら、ブワーーーッって感じのものすごい強風だった。

予報風速8mだったし、海の上だしこんなものなのかもしれない。

目の前には八丈島が迫っていた。

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すでに雨がやんでいたことはありがたかった。

 

そして船室に戻り荷物の最終チェックをして部屋を出た。

出口に乗船客がならぶ。

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無事に接岸でき、船を降りた。

ついに八丈島に上陸!!

 

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するとヘルメットを持っている自分を見たスタッフが声をかけてきた。

バイクをコンテナから出すらしい。

その際貨物預りの際に受け取った引換券を渡した。

ちなみにバイクは自分ともう一人スクーターがいた。

ナンバーが八丈町だったので地元の人が戻ってきたのだろう。

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無事にホーネットも八丈島に上陸。

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というわけで、多少の困難はあったものの、

人生初の八丈島上陸作戦は成功した。

 

次へ。

八丈島ツーリング Nov.2016 二日目 ~ 八丈島一周 ~