八丈島ツーリング上陸三日目。
今朝の朝食はセミバイキングという感じ。
納豆は欠かせません。
今日は登山をするので十分すぎるほど食べた。
朝食後は例によって近場の散歩。
底土海岸へ。
今日は風が強い。
今日登る八丈富士は風が強いと厳しそうだ。
よりによって今日の予報は風速8mだった。うーむ。
山の上の強風と相まってやばそうだ。
とりあえず戻って準備。昨日と同じく水筒に氷を入れてもらった。
準備をして出発。まずは御用達の八丈ストアで飲み物や昼食を購入。
そこから八丈富士に向かう。
天気は夕方くらいまではもつらしく、夕方からは雨が降るらしい。
それまで降らないだけでもありがたい。
八丈富士に登山する場合。中腹辺りまで車で行くのがお勧めだろう。
麓の方から歩くのももちろん可能だが、単なる車道を歩いていくだけなので
あまり登山という感じではない。
途中から二車線道路になった。
けれども割とすぐにセンターラインが消えた。
途中空港に続く林道の分岐があった。「富士縦断線」と書かれている。
ただし車輌通行止めとなっている。
富士縦断線を徒歩で通行したというブログを見る限り、
4WDとかならまだしも、一般車輌が通るような道ではないかなと思った。
案内板には林道通行状況のURLのQRコードがあった。
センターラインが復活。
今のところは思ったより風は吹いていなく大丈夫そうだ。
ふれあい牧場(左)と登山口(右)への分岐。
登山口からはトイレがないので先にふれあい牧場へ行く必要がある。
牧場には登山後に寄る予定。
トイレを済ませ登山口方面へ。
一旦駐車スペースに停めたのだが、地面が柔らかい土なので
ちょっとスタンドが埋もれてしまうしタイヤもちょっと汚れそうだ。
なのでその先の脇に停めた。
A(リゾート・シーピロス)→ 八丈ストア
→ C(ふれあい牧場)→ 八丈富士登山口
さて、ここから登山開始。
ここからお鉢めぐりの分岐点まで約50分ほどかかるようだ。
登山口のゲート。
野生のヤギだかが行かないように閉じておく必要がある。
扉を閉めたのを確認して登り始める。
石階段がひたすら続き、右側にはスロープ状の道がある。
スロープは最近できたとか。
最初は石階段でも余裕かなと思ったが、早々に右側のスロープに移った(ゎ
高尾山の稲荷山コースみたいに最初から登りなので
やや息が上がり気味になる。
ただ、高尾山と違いひたすら登る階段なので休憩ポイントがない。
一つ目手すりのある場所を通過。
全部で三ヶ所あるので距離の目安にはなる。
続いて二つ目の手すり。
ここが中間点。励ましの看板も。
少し登ると二つ目のゲート。
海の方を見ると竹芝桟橋方面に向かう橘丸が見えた。
そばには鳥居がある。
茂みの中に何か祀られていた。
先へ。汗が出始めた。
この辺ではアザミをよく見かけた。
ひたすら登り階段。スロープがなくなる。
最後の手すり。
ゴールまでもう少しか。
橘丸がまだ見える。
ようやくお鉢巡りコースに到着した。
風が結構吹いていたので涼んでいたが、
それよりもとにかく火口内の景色が圧巻だった。
木々が生い茂る火口内と絶壁。しばらく見入っていた。
海を望む。
さて、山頂に向けて歩き始める。
獣道を歩いていく。
しかしこの獣道、人一人分の幅しかない。
それに足元も決して平坦でないので私のような初心者にはやや歩きづらい。
それに火口側はすぐに絶壁という感じ。
強風も相まって恐怖倍増。
でも火口内の景色は何度見てもすごいなあ、と感じる。
で、その火口内に池が数ヶ所存在する。‥行きたい。
けど、初心者なので行きませんでした(ゎ
強風は続く。
というかただの強風ではなく、ランダムな突風という感じ。
あっちの方向から吹いたと思ったら今度はこっち、みたいな。
だから余計に気が抜けなかった。
この辺もやや険しい道。
一瞬頂上かと思ったけどまだだったみたい。
数日前の雨で地面がぬかるんでいる。端の方を歩いていく。
画像では伝わりにくいがすぐ絶壁があるというのが緊張感増す。
緑の部分は数十メートルも下だ。
突風なのでタケコプターがあっても飛ばされそうな気がする。
来た道を振り返るとやっぱり道は細いなと思った。
そもそも八丈島の情報を集めていた時に見ていた八丈富士のイメージって、
なんとなく山の上に芝生の道があるだけ、って感じだったのに (^^;
そしてようやく八丈富士の山頂地点に到着ッ!
眼下に望むはふれあい牧場。黒い点のような物が牛と思われる。
後で行こう。
というかとにかく風がものすごく強い。
撮影のため立っているだけでも辛い。
山頂を征服し、先へと進む。
ここは道が広い。
繰り返しますが、火口内の風の吹き込みの音が激しいのですよ。
立って撮影するのもちょっと怖いと思うこともあった。
大坂トンネル方面の道。
八丈小島。
大越灯台。
そういえば自分の少し後に親子連れが来ていたんだけれど、
山頂で恐らく引き返したっぽい。
多分それが正解。子供だと危険なレベルの突風。
ここでまた別の人が来て挨拶を交わして先へと進んでいった。
こちらは撮影をしながらゆっくり進む。
火口内は何度見ても絶景。
私にとってお鉢巡りのピークがこの辺。
突風がさらに強く吹いた上にこの地形なので、これはちょっと
写真撮っている場合ではない。
地面にしがみついてやむのを待った。
この辺は火山岩のガレ場となっている。
どう下りればいいんだ?と迷うような地形もあった。
ガレ場を無事脱出。
角のような岩。
ぜひこの先端でタイタニックのポーズを決めないように。
↓ここに落ちます。
この後もこんな感じの道が続いた。
八丈オリエンタルリゾートホテルが見える。
いかに巨大なホテルだったかを感じさせる。
右足の裏がちょっと疲れてきた‥
ひたすら歩いてようやくお鉢巡りの起点に戻ってきた。
少し休憩し、今度は浅間(せんげん)神社に行ってみようと思う。
浅間神社はお鉢巡りの起点のところに下る道があるのでそこを行く。
少し進むと中央火口丘と浅間神社方向の分岐点に着く。
恐らく中央火口丘の方はさっきの池のある方向だと思うが、
登山初心者の私にとっては火口丘方面は厳しいと判断して
浅間神社の方へ。というかもう疲れたw
小道を歩いていく。
湿地帯を歩く。
浅間神社に到着。
上とは違ってひっそりとした感じ。
御神木。
浅間神社を後にしてさっきの地点に戻ってきた。
しかしまだ1,280段の下り階段が残っている。
まぁでもなんだかんだ言って下りである。
若干膝が痛くなりそうだったがゴール。
ちょうどこれから登山に向かう人たちがいた。
さて、次はふれあい牧場へ行きますよ。
到着。
展望台の中へ。
GWと夏場のみアイスクリームを販売しているらしい。
ここで昼食をとることに。登山後の昼食はうまい。
昼食を終えて外へ。やはり風が強い。というかさっきより冷たい。
登山後でちょっと身体が温まっていたので中は一枚脱いでいたんだけれど、
中に着た方が良かったなと思った。
それより牛ですよ。
ひたすら草を食べている。
冷たい風の吹く中厳しいのではと思うが、寒さには強いらしい。
しかし暑さには弱いとか。自分と一緒ですな。
子牛が元気に駆け回っていました。
展望台。風が強い。というか景色の感想じゃないなw
んで、展望台の方に戻ってみると、外に出ていた牛が戻ってきて、
駐車場に停めてあるホーネットが一時牛に囲まれそうになったw
2Fの展望台へ。
その牛たちが今度は普通に人が歩くスペースを歩き始めていたw
しかも展望台に一人いるんですががが
けどその人は普通にやり過ごして牛の間を歩いて戻ってきてた。
牛と戯れたところでそろそろ戻ることに。
時刻は14時半を過ぎたところ。
ちなみに夕方から雨が降り始めるので頃合いですね。
まぁただ戻るのも味気ないのでこの八丈富士中腹を一周する鉢巻道路を
ぐるっと一周してみることに。
車はいなく快適だった。
すると途中「出口」看板があった。
なんだろうと思ったら今度は「入口」が。
行ってみると展望台があった。
厚い雲が‥天気が良かったらなあ。
この辺も牛の放牧地帯っぽい。
出発。
下に下りる道を通過して先へ。
鉢巻道路をぐるっと右回り。
しかしそろそろ雨がほんの少しぱらついてきた。
B=ふれあい牧場 C=八丈富士登山口
下山開始。
ひたすら下っていく。舗装されているので道は綺麗だった。
曇り空と八丈小島をバックに。
車同士だとすれ違いできるのかね?って箇所はあったが、
基本的に走っているのは軽自動車なので問題ないのかもしれない。
また別の展望台に到着。
やはり八丈小島。
下っていく。ヘアピンカーブ。
そして下の八丈一周道路に近づいてきた。
八丈一周道路に出る。
昨日寄った今川焼の店、久福茶屋へ。
明日葉入りの今川焼にしようかと思ったが、なかったらしく
結局昨日と同じカスタードにした。
その後宅急便を明日出そうと思っていたので郵便局で箱だけ購入した。
意外にも八丈島はあくまでも「東京都内」なので、
東京都内の自宅に発送する場合も「都内料金」で済む。
離島料金とかあるのかと思ってた。
ホテルに帰ってきた。
一応青空が垣間見えたが‥
17時過ぎには雨が降り始めた。
しばらく部屋で時間を潰して18時半に夕食へ。
今日も自分一人だけらしい。
本日のお品書き。
・明日葉のツナマヨネーズ和え
・中華クラゲ
・地魚三種盛り
・島寿司
・牛肉の赤ワイン煮込み
・鶏手羽と大根の煮物
・豚肉のきのこ巻き天麩羅
牛肉の赤ワイン煮の肉が柔らくて美味しかった。
他の料理もよかったし、ここのホテル選んで正解だったかな。
満腹になって部屋に戻る。
強風&突風で時折恐怖を感じつつもあの絶景が見られたことには満足。
八丈富士は登山よりもお鉢巡りがメインですな。
ああいう絶壁付近を歩いたことはなかったのでいい経験にはなった。
いよいよ明日は竹芝に帰ります。
次へ。