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旅行当日。
荷物の最終チェックを終えて早朝に家を出発。羽田空港行きのリムジンバスに乗車。
羽田を7時半に発つので6時前後には羽田空港第2ターミナルに到着した。
まずは手荷物を預ける。自動預け機があり、そこに事前に取得しているQRコードを
かざすと荷物に付けるタグが発行される。そのタグを荷物に取り付けて完了。
非常に簡単でスムースである。
続いて保安検査場へ。身に着けているものを全て外してゲートをくぐる。
飲み物を持っていたのでそれも別途検査機でチェックされた。
次はサテライト行きバスに乗って移動。
5分ほどで待合ラウンジのような場所に到着。
とりあえず売店で水などを買って搭乗時刻まで待った。
時間になり搭乗ゲートから機内に乗り込む。
やがて動き出し、定刻通りに離陸した。飛行機に乗るのは久しぶりである。
ちなみに座席下には電源をとれるUSBポートがあったが、挿しても反応がなかった。
隣の席のポートやケーブルを変えてみたりしてもダメで、
仕方ないのでフライトアテンダントに問い合わせてみるも、結局使えないとのこと。
まぁ八丈島までは一時間足らずなのでいいか。
早くも着陸態勢に入り、八丈小島が見えた。
八丈島空港に着陸。
搭乗口から降りて荷物受け取り所へ。
ロビーに出ると今日宿泊する予定のホテルの送迎のスタッフが来ていた。
声をかけて外に停まっている送迎車に乗り込んだ。
約一年半ぶりに八丈島に上陸。
雲はやや多いが、基本は晴れていた。
送迎車でホテルまで移動。約10分ほどで到着した。
今日宿泊するのはリードパークリゾート八丈島。
八丈島の中では割と立派なホテルで、露天風呂もある。
フロントへ。大きな荷物を預かってもらうことに。
チェックイン自体は15時からとなっている。
荷物を預けた後、しばしロビーで待機。
10時に今日予約したレンタルバイクのモービルレンタカーの送迎に
来てもらうことになっている。
10時前に外へ。
すると橘丸が見えた。
間もなく黄色いワンボックスカーが見えた。
モービルレンタカーの送迎車である。
ロータリーに到着し、運転手が中へ案内してくれた。
とても丁寧な方だった。
10分ほどしてモービルレンタカー八丈島に到着。
受付へ。保険料と代金などを支払う。
続いてレンタルするバイクを選ぶ。
店の裏に倉庫があるので、そこで各自バイクを選ぶことになっている。
ちなみにヘルメットの貸し出しももちろんやっているが、
自分はヘルメットを持ってきた。最終日の八丈島でも乗る予定なので、
青ヶ島に行っている間は空港のコインロッカーに預ける予定である。
何となく選んだのがホンダのTACT。新車っぽい。
後に給油口の場所がわからなかったんですが、足元の真ん中の部分らしい。
まさかそんなところにあるとは思わなかったw
手押しでさっきの場所までやってきて、そこで操作の説明を一通り受けた。
さて、出発。
ほぼ初めてのスクーター、いざ発進!
最初こそ少し戸惑ったものの、案外すぐにコツをつかんだ。
アクセルを回すだけで発進できるのはまぁ楽ではあるだろう。
また、このTACTはクラッチが少しずつ繋がっていく、というような感覚だった。
スクーターだと足は基本前だが、やはりホーネットに乗り慣れているので
ネイキッドタイプの方の姿勢の方がいいなと思った。
さて、最初の目的地である大坂トンネル展望台に到着。
八丈富士と八丈小島、底土港を一望できる。
八丈国際観光ホテル(廃墟)。
立派な大坂橋。
その先に大坂トンネルが通っている。
大坂橋が通っている脇に旧道がある。すでに廃道化している。
ちょこっと走ってみる。
草木は多少あるものの、それほど障害にはならなかった。
間もなく車止めの箇所に到達。
ただ、旧道自体はこのスノーシェッドのような洞門よりもっと手前から
始まっているはずだった。
展望台の方に戻る。
そういえば前回来たときは無かったが、トイレが設置されていた。
できてからまだそれほど経っていないので中も綺麗だった。
水を使用しないバイオトイレとなっている。
手洗いの水道も無いが、一応消毒液がある。
さて、出発。
次の目的地は黒砂砂丘。トンネルを抜けた後に途中で右に曲がるのだが、
ここかな?って場所で曲がったものの、違うようで狭い道を行ってしまった。
途中で後ろからジムニーが来たし。
狭い場所でUターンして戻り、正規の道で右折。しばらく進むと入口に到着した。
で、駐車場の看板があり、ここより手前にあったらしい。
しかし戻ってみるもそれらしきスペースは見当たらないが‥
ただ、一応路肩スペースらしき場所があったのでとりあえずそこに停めた。
再び入口へ戻り、中へ進んでいく。
途中から道が少し細くなる。
そして間もなく開けた場所に出た。
黒っぽい砂の場所が見えてきた。
更に先に進む。
しかし砂利が結構深い。サンダルが不可と書かれている所以はこれか。
黒砂砂丘に到着。
真っ青な海と真っ黒な砂丘がとても綺麗である。
黒砂の方まで行ってみたいが、傾斜面な上に崖なので落ちたらそのまま海にドボン。
風も心地よい。
八丈小島が見える。
駐車場まで引き返し、そろそろ昼食にすることにした。
いそざきえんに到着。
普通の家のような感じで、一見営業しているのかわからなかった。
戸を開けて中をのぞくと客がいたので、脇の中にいる店員に声をかけて席に着いた。
メニューは寿料理のトビウオの塩釜にした。
まずは前菜。
岩海苔と海藻、明日葉こんにゃく。
続いてムロアジの煮付け、里芋の金時。
トビウオなどの刺身。
また、サービスで焼きタケノコが出た。
こちらは外側の皮をむいて食べる。
中身のタケノコはコリコリしていて美味しかった。
そしてメインのトビウオの塩釜。塩の包み焼といったところか。
全体を塩で覆っている状態で出てきた。こ、これは相当な大きさだ
そして店の人が塩を割って御開帳。
骨をはごうとしたら塩が少し飛び散ってしまった。
こちらは割と食べ応えがあり、塩味の加減もなかなか良かった。
肉厚、といった感じ。
昼食を終えてすぐ先の八丈ストアミニミニ店へ。
中へ。こじんまりとしていながらも商品は割と豊富で、総菜・弁当系も販売していた。
喉が渇いていたので飲み物を購入。Edy払いに対応している。
次は八丈地熱館へ。その途中は登りだが、フルスロットルでも
なかなか登らない感じだった。やはり原付かな、と思った。
八丈地熱館に到着。
中へ。すると職員の人が色々解説をしてくれた。
地熱発電に関するシアターを鑑賞した。
その後入口で受け取ったバッジをプレスする機械を試したり、
100気圧の状態で水が沸騰する現象も見学。水は玉の状態になり蒸発していく。
2Fへ。発電所が見える。
そういえば入口にも書いてあったが、ここは閉鎖して更地にするようだ。
どうりで稼働していないと思った。
この地熱館は続けてくれるのだろうか。
地熱館を後にして、続いて裏見ヶ滝へ。
階段を少し登っていく。
途中に為朝神社があったのでちょっと登ってみた。
玉石階段になっており、やや急だった。
為朝神社石宮。
慎重に下る。
先へ。
これ根元抜けてないだろうか (^^;
滝が見えてきた。
裏見ヶ滝に到着。
裏側から。多少水しぶきがかかる。
しかし滝というのは涼しげな気分になるので気持ちが洗われるような感じになる。
入口のところまで戻ってきた。
次は名古の展望台へ。
駐車場から少し歩くと見晴らし台に到着。
後ろには休憩所があり、黒板に色々と書かれてあった。
令和元年ということもあり、令和を記念する書き込みが割と多かった。
この先に展望台がある。その途中に五右衛門風呂がある。
展望台に登って景色を眺める。
青ヶ島がうっすらと見えた。明日はヘリで向かう予定。
果たして無事にたどり着けるだろうか。
駐車場に戻り、次は登龍峠(のぼりょうとうげ)に向かう。
カーブは多いが路面は綺麗に舗装されているので走りやすい。
そして途中に龍の壁画がある。
登龍園地に到着。
ここは夜になると星空を観察する人も来るらしい。
八丈富士には雲がかかっていた。
空港へリポートには青ヶ島などを行き来する愛らんどシャトルのヘリが到着していた。
明日はこれに乗って青ヶ島へ向かう。
八丈オリエンタルリゾートホテル(廃墟)。
そろそろ風が涼しくなってきていた。
16時をまわっているくらいで、ちょうど良い時間だった。
しばらく峠を下っていき、八丈ストアへ。
飲み物などを買い込んだ。
モービルレンタカーに向かう。
最近ENEOSになったらしく、それを目印に向かってそこで入れたのだが‥
どうやらモービルレンタカーのENEOSはもう一つ先だったらしい。
ちなみにここで入れても1L程度しか入らなかった。
で、モービルレンタカーに戻ってきたのだが、あくまでも完全満タン返しになるので
ここでまた入れることになった。
当然ほとんど入るはずもなく、15円分だけ入れて払った。
まぁ満タンの状態で客にレンタルするのでこれは仕方ないだろう。
返却後、ホテルまで送迎してもらった。
ホテルに到着。フロントでチェックインを行い、預けた荷物を受け取る。
部屋は山側で予約していたが、空きがあったのか、海側に変更してくれたようだ。
Wi-Fiは飛んでいるものの、電波はやや微弱だった。
ただ、接続すれば途切れることなく普通に繋がった。
まずは風呂に入りに行くことに。
地下1Fという表記だが、建物が高所にあるので露天風呂からは景色が望めた。
お湯は結構熱めだったので半身浴っぽい感じにした。
風呂からあがってさっぱりして、ランドリーに洗濯物を放り込んだ。
夕食の時間になりレストランへ。コースとなっている。
鮪と金目鯛の刺身。
トビウオのつみれ汁は割と美味しかった。
色のように優しい味。
フォンデュの鍋物が美味しかった。
一見味噌っぽい味ではあるが癖になる濃い味。
後を引く感じでご飯に合いそうだった。
天ぷら。
ゴーヤと……天敵ともいえるオクラ。オクラ無理。ダメ。
最後に五穀米と味噌汁が出たが、残り半分はさっきのフォンデュを
ごはんですよ的な感じにして一緒に食べてしまったw
美味い。
デザート。
ちなみにパッションフルーツサワーも頼んだ。味が濃い目で美味しかった。
夕食を終えて洗濯機から乾燥機に移した。
部屋に戻りくつろぐ。
明日の計画を確認。天気は問題なさそうだ。
いよいよ青ヶ島へ上陸である。22時過ぎには就寝。