今回は半ば急遽決まったツーリング。
いや、ツーリング自体は計画していたものの、伊豆半島を加えたのが出発の三日前。
伊豆半島ツーリング自体は去年・一昨年と二回行っている。
けれども秋の伊豆をまわってみるのもいいかもしれないと思い、
三日前に沼津のホテルを予約した。
初日は山梨、二日目に伊豆というツーリングスケジュールを組んだ。
三日前の時点では二日目の伊豆のそれまでの予報が雨から曇り、
曇りから晴れに変わったのも大きい。
‥と、思っていた。
日が昇る時間も遅くなってきており、今回はいつもより遅めのスタート。
とはいってもまだ真っ暗ですが。
ちなみに今日の天気予報は午前中は雨がぱらつく感じだった。
しかしながら、その後変化して八王子近辺は曇りに変わったので
大丈夫そうだった。
日野バイパスを通る。
今回も松のやで朝食。
カキフライ・豚汁定食。
かゆい うま。
朝食を終えて出発。
甲州街道を走る。一瞬雨がぱらついたかな。
追分町交差点で右斜め方向、陣馬街道に入る。
途中で右折し、美山街道へ。
ちょっと寒さを感じてきた。
小さなロータリーを右折して通過。
さらに力石峠方面へ。
「小津坂入口」という色褪せたバス停の看板があるが、現役なのだろうか。
切り通しの苔がなかなか綺麗だった。
この辺が峠かな。
勾配は10%となかなかの坂。
なお、力石(ちからいし)峠とは、小津坂(おつざか)峠の別名らしい。
GoogleMapでツーリングルートを検索中にちょっと気になった場所だった。
恩方の集落。
峠の直後はヘアピンカーブとなっている。
下まで下りてきた。陣馬街道とぶつかる。
再び陣馬街道へ。
さすがにまだ午前6時を過ぎたばかりなので交通量は皆無である。
通行止め予告看板。
自転車と歩行者は通行可。
いずれにしろ、工事の後の2月も冬季閉鎖になったような。
それともアレは凍結による閉鎖だったかな?
ゲート前へ到着。
先ほどの工事の予告の幕も出ている。
早朝の山道。
途中に分岐するのは林道南郷線。
当然というか、一般車輌通行止めである。
この林道、結構長い距離で続いているらしい。
先へ。
割と陽が昇り始めた。青空も見えている。
和田峠に到着。
A(力石峠) → 県道512号線(陣馬街道) → 和田峠
誰もいないが、藤野側から軽トラや軽自動車などが通過していった。
ここにも林道の入口がいくつかある。
峠の茶屋脇にあるのが林道陣馬線。
右手の木の階段は直で山頂へ登っていくコースのようだ。
ちなみに陣馬山には登ったことはない。高尾山頂からでも約5時間かかるという。
林道の方は陣馬山頂への平坦な道となっているらしい。
続いて反対側、茶屋向かいにあるのが林道醍醐線。
こちらが終点となっており、見ての通りこちらも車輌通行止め。
が、起点からここまで車で走行したツワモノもいるようだ。
一旦トイレへ。
沢の水を使用しており、凍結防止のためか手洗いの水道は常時水が流れていた。
出発。
下るとすぐに展望台がある。
本格的な紅葉はもう少し先か。
先へ。
相模側のゲートが見えてきた。
ここからさっきのゲートまでが通行止めとなるようだ。
集落が見えてきた。
車も何台かすれ違った。
分岐を左へ。
やがてR20甲州街道に出て、すぐに県道76号線に入る。
電光掲示板にR413の青根が通行止めと表示されている。
通行止めとは工事か何かだろうか。
いずれにせよ、基本的に県道76号線から経由しているので問題はないが。
そのまま南下していき、途中で右折して県道517号線に入る。
交通量はわずかにある。
県道35号線に入り、上野原市に突入。
山梨県側からセンターラインが復活し、舗装が綺麗になっている。
規制速度開始標識(反対側は終了)も出ており、わかりやすい県境である。
7時半を過ぎてすっかり明るくなってきた。
この辺は紅葉が綺麗だなー
途中、公衆トイレがあったので寄ってみた。
最近できたのか、まだ新しく綺麗なトイレだった。
駐車スペースも結構広い。バスも余裕で入れると思われる。
出発。
山道に入ってきた。
新雛鶴トンネルに到着~
いや、ここではありませn
Uターンして旧道入口へ。
今回のツーリングの目的地の一つであるこの道の旧道にある旧雛鶴隧道に向かう。
さあ、先へ行くか、と思ったら‥
うわ!犬が追ってきた!!
材置場(上記画像左辺り)のところから犬が二匹吠えながら飛び出してきた。
最初は吠えているだけかなと思ったら飛び出してきたではないか。
50mくらい追ってきて驚いた。
放し飼いなのか野良犬なのかわからないが、危険な気がした。
自分はバイクだったので良かったが、普通に歩いている人や
自転車だったら追いつかれるぞ‥
人を咬んだりするかはわからないが見た感じそんな勢いだった。
単に人が珍しかったから駆け寄ってきただけならいいが、
いくら人気が無いとはいえ現道に近いし、
やはり放し飼いにするのは問題ではなかろうか。
そんなこともありつつ先へ。
道は一部枯れ葉でいっぱいだが、走行には支障なかった。
そして雛鶴隧道に到着。
A(和田峠) → R20(甲州街道) → B(県道76号線) → C(県道517号線)
→ D(県道35号線) → E(秋山公衆トイレ) → 雛鶴隧道
入口はゲートで塞がれている。
ここから都留市側が見える。
あちら側は盛り土がされているのだろうか。
名前の銘板もない。
やや濃いめの緑の苔がかかっている部分にあったのだろうか。
いずれにせよ、封鎖されている隧道というのは何となく不気味な感じがした。
ちなみに隧道脇にはハイキングコースがある。
ハイキングコースがあるのならなおさらさっきの犬はまずいと思うが‥
隧道脇には役目を終えている標識が寝かせられていた。
雛鶴隧道を後にして下る。
するとまたさっきの置場から犬が追いかけてきた。
後で少し調べてみたのだが、どうやらこれらの犬に追いかけられたり、
咬まれたという報告もあるようだ。
雛鶴隧道に行く場合は注意した方がいいかもしれない。
場合によっては保健所に連絡した方がいいだろう。
新雛鶴隧道を抜ける。
リニア実験線の施設があった。
青空が広がっていい感じである。
途中の小道で左折し、その先のR139都留バイパスとのT字路交差点へ。
右手が河口湖・山中湖方面。ここから更に南下していく。
やがて県道24号線に入り、道志に向かっていく。
この辺も紅葉が進んでおり、綺麗である。
途中、道坂トンネル手前に林道がある。
林道細野鹿留線。かなり前から工事しており、林道造成中らしい。
道志村に入った。
R413道志みちへ。
こちらも交通量が少なく、快適な流れとなっていた。
道の駅どうしに到着。
A(雛鶴隧道) → B(R139都留バイパス) → C(県道24号線)
→ D(R413) → 道の駅どうし
ソフトクリームでも食べようとレストランの中へ。
白桃ミックスをいただきました。
バニラの甘さと白桃のサッパリさが美味しい。
ここにさっき電光掲示板で見かけた青根通行止め情報が出ていた。
どうやら9月の台風24号による崩落が発生したらしい。
11月現在未だに通行止めということは、結構復旧が困難なのかもしれない。
全然知らなかった。
しばらく休んでトイレに行き、出発。
この辺りもまあまあ色づいている。
最後トンネルを抜けてT字路交差点で左折し、またすぐ左折して県道730号線に入る。
それにしても雲がかなり怪しい‥青空どこいった
ここは今年の二月の神奈川ツーリングの時にに通りましたな。
その時は雪が降っていたけれども‥
山中湖パノラマ台に到着ー
A(道の駅どうし) → B(県道730号線) → 山中湖パノラマ台
結構車が停まっていた。
ここからの景色は素晴らしい。真っ白だ。
なんでこうも天気に恵まれないのだろうか。
山中湖に浮かぶ雲を十分に堪能し、再び出発。
すると早々に濃い霧が‥!
これは結構深い。走行しているとすぐ先が見えないくらいである。
県境。
ここからは静岡県道147号線となる。
ここからは下り。勾配がキツイ。
県境を超えたら霧がなくなった。
下の方に見えるのは富士スピードウェイ。
下まで下ってきて右折。
そしてすぐに左折して南下。
すると早々に道の駅の看板が見えた。
道の駅ふじおやまに到着。
お土産をいくつか買った。
出発。
次の目的地はあしがら温泉。
県道150号線へ。
田んぼが辺りに広がっている。
途中右折Uターンのように曲がり、東名脇の小道に入る。
東名を横断する陸橋を渡り、先に進むとあしがら温泉に到着。
A(道の駅ふじおやま) → 県道150号線 → あしがら温泉
富士山のぞき窓というのがある。
雲がかかっていて見られなかった。
中へ。券売機で入場券を購入。
大人は3時間500円。
フロントで靴のロッカーキーを渡し、帰りの際に渡す引換券を受け取る。
脱衣所へ。リュックも入る大きめのロッカーがある。
基本的にリュックを背負ってツーリングに向かうので
事前にロッカーがあるかどうかも可能な限り調べている。
大浴場へ。
通常の湯、サウナ、水風呂、露天風呂とシンプルながらも
中からも富士山を眺めることができるのは気持ちがいい。
ちなみに外にはベンチもあるが、この季節はそろそろ寒くなるだろう。
風呂からあがってコーヒー牛乳を飲む。
そしてそこの食堂で山菜そばをいただく。
山菜がシャキシャキしていて汁も一緒に美味しかった。
食事を終えて外へ。
次の目的地は足柄城跡。県道78号線を北上。
一旦道を間違えたのでGoogleMapで確認して修正。
道は足柄街道となり、更に北上。
途中踏切を通過して右折して県道365号足柄峠線に入った。
峠道だけあって結構登っていく。
途中富士山の見晴らしポイントがあった。
さっきよりかは少し雲が移動したかな。
更に先へ登る。
誓いの丘という場所に到着。
富士山をバックに鐘があった。
試しに鳴らしてみたら、静かなこの場所に結構鳴り響く。
再び富士山。
新田次朗という歴史作家の石碑らしい。
太陽の光もあって結構暖かくなってきた。
続いて足柄城址へ。
A(あしがら温泉) → 県道78号線 → 県道365号線 →
B(富士山景観スポット) → C(誓いの丘) → 足柄城址
最初は舗装された駐車スペースに停めようと思ったが、
傾斜が横にきつく停めづらかったので少し移動した。
足柄城址の方へ登ってみる。
割とすぐに上の広場に到着した。
足柄峠広場となっている。
ちなみにこの広場、毎年9月の第2日曜日に
南足柄市(神奈川県)と小山町(静岡県)による領地争奪綱引き合戦という
勝者が次の開催日まで領地とする祭事があるらしい。
結構前だが、朝のTVニュースか何かで観た記憶がある。
ちなみに現在は南足柄領となっている。
先の方へ歩いていく。
さすがに暑くなってきたのでウェアの中の一枚を脱いだ。
広場から下りてさっきの場所に戻り、隣にある足柄山聖天(しょうてん)堂へ。
この中に鎮座している聖天像は元々京都にあった物だったが、
当時の役人がこの場にふさわしくないと、舟に乗せて流したところ、
相模国に流れ着き、弘法大師が足柄山に奉納したと伝えられているようだ。
御神木。
続いて足柄関所跡。
戻る途中に気付いたが、ここが足柄峠、県境となっている。
この右手上がさっきの広場で、領土綱引きというイベントが開催されているのだろう。
出発。下っていく。
地蔵堂付近へ。
地蔵堂駐車場へ。
地蔵堂。
現在はお堂があるだけだが、昔は寺院があり広かったらしい。
バス停があり、ここを起点として周辺の観光スポットをまわるのが定番だろう。
さて、そろそろ沼津へ出発しますか。
県道の上部にある脇道から向かう。
下って県道へ。
さっき走ってきた道を戻っていく。
市街地に出る。途中のセルフGSで給油した。
やがてR246へ合流。
基本的には快調に流れていた。
沼津駅方面に道を出てR1交差点まで行き、右折。
更にその先で左折して南下。
そしてホテルに到着。
今回宿泊するのは、一昨年、去年に続いて静鉄ホテルプレジオ沼津。
最初駐車場に入るものの、係員がいなくて停める場所がわからなかった。
なので一旦脇に停めて2Fのフロントへ。
バイクの件を伝えるとフロントの人が一緒に来て案内してくれた。
ちなみにもう一台バイクの客がいるので二台で使用させてもらうことに。
再びフロントに行き、精算をしてカードキーを受け取る。
今回はスタンダードシングル部屋。
ベッドはWサイズなのでゆったり眠ることができそうだ。
風呂は洗い場と浴槽が別なので家と同じように広く使える。
また、このホテルは夕食の設定はないがコスパが良い。
昼はそばだけだったので少し早いが夕食をとりに行くことに。
沼津駅の飲食街は南側にあるのでガード下を通って移動する。
南口へ。そこの付近にあるモールの中の寿司屋へ。
ここは前々回・前回共に訪れているお気に入りの店「沼津魚がし鮨」。
いつも海鮮丼を頼んでいたのだが、今回は寿司にした。
関脇コースをオーダー。
やはり流れない寿司は違いますなw
とても美味しかった。
個人的に今回一番食べたかったのが生しらす。
醤油と生姜で美味しくいただく。このつぶつぶ感がたまらない。
鮪の唐揚げ。相変わらずのボリューム。
多分お酒飲む人はこれにビールがいいんでしょうな。
酒は基本的に飲まないので大人しく烏龍茶。
この鮪の唐揚げが揚げたてで本当に美味しい。
十分に堪能して外へ出る。
南口に戻り、途中のファミマで飲み物などを少し買ってホテルに戻った。
今日は早くに家を出たので22時半ごろにはベッドに入る。
で、一応明日の伊豆半島天気を確認‥‥って雨?!
‥‥‥。
ホテル予約した日の時点では晴れ時々曇りだった。
今朝は曇りだった。
そして今は‥曇りのち雨。
が、石廊崎付近に至っては昼前から雨がぱらつき始めるとのこと。
景色もへったくれもないだろう。
なんてこった‥
というわけで、今回は石廊崎は泣く泣くカットすることにしました orz
半ば腹立たしさを覚えつつ就寝。
今日の走行距離は233kmでした。