二週連続でまたツーリングにでかけることになった。
というのも……山梨県道113号甲府精進湖線がようやく通行止め解除となった!
ここのところ毎日山梨の県道交通規制情報をのぞいていたら
いつの間にか右左口峠のところの通行止めマークが消えていたので
チェックしたら本当に規制解除となっていた。
テンションが一気に上がりました↑
……で、今回無事に走破できたんですが、最初に言わせてください。
もうお腹いっぱい、十分ですw
ええ、一度走れたんで良かったです。多分、もう行きません。
私にとってはハードルがちょっと高かったです (^^;
やっぱりホーネットは大人しく舗装路を走るべきだと思いました。
まあ前置きはともかくとして、今回は高尾山も登ります。
何気に今年は登っていなかったと思うので。
日の出と共に登るのでやっぱり夜中に出発。
今回はウェアの上に上着を着ていった。ちょうどいい感じ。
高尾山口駅までやってきた。
現在5時40分。もう始発の動いている時間。
日は間もなく昇り始めるころ。
ちなみに駅前ロータリーの鳥居の入口は工事のため封鎖中。
案内所のところに登山コースの状況が載っていた。
現状6号路のみ通行止めの箇所がある模様。
コインロッカーにウェアなどの余分な荷物を入れ、
トイレを済ませてから登山口に向かう。
ケーブルカー乗り場前広場。
まだここにも人は見かけなかった。シーズン中なので
高尾山口駅前にも数人はいるかと思ったが。
今回は稲荷山コース。
登山開始。暗い。
路面は水たまりがあったりと、基本ウェットだった。
昨日雨が降ったと思われるのと、結露だろう。
日の出の時刻になり、少し明るくなり始めた。
少し息が上がるが、ゆっくり登っていった。
朝焼けのような光が差し込む。
木々に彩りを与えているかのよう。
木が倒れかかっている。元からかな?
もうすでに暑い。けれどもこの季節なので時折吹く風は冷たくて気持ち良い。
稲荷山山頂の小屋へ。
眺望。スカイツリーが割とよく見える。
ここで休憩して水分補給した。その時に一人先に行っていた。
休憩を終えて出発。
木の階段があったり平面だったりと、稲荷山コースはバランス的には
ちょうどいい気がする。
時折吹く冷たい風が心地よい。やはり山を登るのは秋冬がいいですな。
6号路との分岐。
ロープが張られ、通行止めとなっている。
下の案内所にあった通り、6号路で通行できるのは
高尾山口から琵琶滝までとなっている。
引き続き山頂方面に向かって登っていく。
最後の登り階段へ。
さすがに一気にというわけにはいかず、
途中で二回ほどインターバルを入れて登った。
ようやく高尾山頂に到着。
富士山がくっきりと見えた。
美しい。
山頂広場。一部色づいているが、本格的な紅葉はもう二週間くらい先か。
別の展望場所からは横浜の方が見える。
雲というか霧で覆われている。
水飲み場で水を飲んだ。美味しい。
ここでしばらく休憩。
休憩を終えて下る。登ってくる登山客がちらほら。
日影林道も通行止め。
高尾山不動堂など。
薬王院本堂。
お土産付近。思ったよりまだ人はいなかった。
参道の途中で土砂崩れの箇所があった。台風19号の影響か。
分岐を右手に進み、男坂を下る。ぱらぱらと登山客が増えてきた。
山道へ。
緩やかな坂を下っていく。
金比羅台の方へ。
金比羅台からの眺め。
さて下っていくが、ここでT字路分岐となっている。
若干遠回りになるが、今回は高尾駅方面に下ってみることにした。
ここは金比羅台歩道という。
高尾山には何度も来ているが、ここを下りていくのは初めてだ。
道はやや細く、1号路にいた人気は一気になくなった。
あと蜘蛛の巣があり、そのうち二ヶ所は道を塞ぐように
大きなクモと巣があったので、一部お邪魔して下からくぐった。
景信山山頂手前の切り通しのような場所もあった。
途中から結構ウェットな状態になった。
葉っぱも濡れている。
足を滑らせないようにしながら進んだ。
手すりが出現。
ようやく下に降り立った。民家がある。
いま下ってきた登山口。
ちょうど数人のパーティがここから登り始めるところだった。
甲州街道に出た。
高尾山口駅に戻ると登山客が集まっている。
ケーブルカー乗り場前。ここはそれほど人は多くなかった。
係員が拡声器で広報していた。
お土産を買う。個人的にお気に入りは高尾山せんべい。
駅入口に戻り、洗い場で靴の泥を落とした。
コインロッカーから荷物を取り出し、出発。
高尾ICのところに警察官がいた。取り締まり?
大垂水峠へ。
一部工事による交互片側通行があった。
そのまま順調に走って行き、大月ICまでやってきた。
この先は例の法雲寺橋が崩落しているので通行止めとなっている。
今回も一度ここのキグナスで給油しておいた。
Uターンして大月ICへ。
新笹子トンネルを通り、勝沼ICで降りてR20を大月方面に戻る。
県道217号線へ。
ここは7月の林道ツーリング以来。
あのときは菱山深沢線の途中からが工事による通行止めになっていたが、
現在は工事は行われているものの規制解除されている。
皮肉なことに現在は前回通行止めだった菱山深沢線だけが走行可能で、
それ以外の前回走行した林道(嵯峨塩深沢・砥山・
焼山沢真木西・入間白岩・日川)は全て通行不可となっている。
というわけで、「前回の補完」という意味で菱山深沢線へ向かう。
工事の看板はまだ残っていた。「規制なし」という貼り紙が貼られている。
林道菱山深沢線入口に到着。
A(高尾山口) → 大垂水峠 → キグナス大月ICSS → B(大月IC)
→ R20(勝沼バイパス) → 県道217号線 → 林道菱山深沢線
前回はこのT字路を間違えて右に曲がってすぐ通行止めだった。
一部は路面が濡れているものの、走行には支障なし。
林道嵯峨塩深沢線(右)との分岐。
現在は台風19号の影響で通行止めとなっているが、
入口には通行止め看板がなかった。
ただ、このすぐ先にゲートがあるのでそこで通行止めになっているのだろう。
二枚目の工事看板。
富士山が見えた。
景色も良い。
若干落ち葉が増えてきた。
ゲートを通過して、
大滝山不動尊入口。
車が一台停まっていた。この先に登っていったのだろう。
三枚目の工事看板。
駐車スペースは相変わらず工事中というか、
ショベルカーや残土置き場と化している。
前回はここまで。今回は先へ進む。
一部水浸しになっていた。
やはり秋の林道は木々が綺麗だなあ。
現在も工事している箇所と思われる。この先に工事の人も数人いた。
その先も秋の雰囲気を感じさせる。
日影笹子線を思わせるような木々が美しい。
勝沼の町並みが見える。
するとゲートが出現した。
こちら側には何も書いていないし、「さわるな!」という警告があった。
電気を流している模様。
さすがにこのゲートには流れていないと思うがグローブで慎重に
鍵を開けてホーネットを通した。
やはり鳥獣対策用のゲートだった。
恐らく電気自体は有刺鉄線の方に流れているか、
もしくは流していないのかもしれない。
この類のゲートは前回のツーリングの黒坂里道林道でもあった。
そこを抜けると視界が開けてきた。
町が近いのでもうすぐ終点か。
下までやってきた。
林道の標柱。どうやらこちらが起点らしい。
フルーツラインへ。
A(林道菱山深沢線) → フルーツライン
快適な道を南に向かって走る。
勝沼バイパスで西へ。
現在14時になろうとしている。
まずは一旦昼食もとりたかったが、この次は本命の甲府精進湖線に向かうので
あまり遅くはなりたくなかった。
とりあえず道の駅がこの先にあるようなので向かう。
道の駅とよとみに到着。漢字で書くと「豊富」。
かつて2006年まで2月まであった村の名前らしい。
A(フルーツライン) → R20(勝沼バイパス)
→ R140(笛吹ライン) → 道の駅とよとみ
すると納豆の自販機があった。
納豆好きとしては反応してしまう。
レストランへ。ポークカツ定食にしようと思いきや売り切れ?らしかったので
ポークソテーにした。
ジューシーで美味しいんですが、時間が少し気になって
あまりゆっくり味わえなかった (^^;
道の駅を出発。現在15時過ぎ。時間的にはまだ大丈夫かな。
集落を過ぎて山の方に入っていく。
陸上自衛隊が開通した道路らしい。
右左口神社の鳥居があった。
R358の橋桁をくぐる。
ゲート前にやって来た。すぐ隣をR358が通っている。
A(道の駅とよとみ) → 県道29号線 → 県道113号線(甲府精進湖線)
いざダート路を登っていく。
早々に舗装&地割れの道に。
厄介なのが地割れ&大きめの落石。
ほとんど1速で走行していた。
というかいきなり苦戦していた。とにかく地割れと落石が厳しい。
一度そこでバランスを崩しそうになって何とか停車したものの、
停止した場所が地割れ&落石箇所で、発進しようとするとリアが
不安定な石の上にあるため、空転して横にズズッと滑り出すして、
倒れそうになるし、慎重にクラッチを繋ぎながら本当に少しずつ登った。
最初からこんなに苦戦してこのまま突っ込んで本当に大丈夫だろうか?
なんて思っていた。
普通のダート路なら全然マシ、けど地割れのところはかなり神経使って
すでに汗だくになっていた。
極力凹凸の無い側を通って行く。
息を切らしながら眼下に見える甲府市を望む。
地割れ&凹凸が続く。
ちなみに携帯の電波は割と通っていた。右左口トンネルが近いからだろうか。
それにしても峠はまだだろうか‥なんて思いながら走っていた。
ダートは走り慣れていないのでこういう道が結構厳しい。
「落石注意」の看板。嫌というほど落石に注意している。
少し走りやすくなってきた。
「日陰山の枕状溶岩」という自然記念物の看板があった。
上の丸く斜めになっている部分がそうらしい。
先へ。
峠はまだ見えない。慎重走行が断続的に続いて結構疲れてしまった (^^;
そしてようやく右左口峠に到着した。
合併前の旧上九一色村と中道町の境界看板がある。
この道は中道往還と呼ばれている。
笹子峠と同じく、観測所があった。
それにしても疲れた~
ヘルメットを脱いで休憩。汗も出たので水分補給も行った。
やっと半分だろうか。わからないがここからは下りで、
もしさっきのような道があると危険だなと思った。
それにそろそろ薄暗くなってしまう。
ただそういった懸念とは裏腹に、中道側と比べて上九一色側の方は
基本的に典型的なダート路だったのでかなり楽だった。
一部走りづらい箇所もあったが、中道側に比べれば全然マシな気がした。
舗装路が現れた時には思わず「HOSOU!」と口に出してしまった。
順調に下っていく。
現道(R358)が見えた。あともう少しか。
そしてようやく終わったと思ったら‥‥あれ?
ゲートが閉まっている‥何故?
規制解除となっているはずなのに‥。
ただ前回来た時に確認していたが、勾配のあるカーブの途中にあるゲートなので、
内側は地面から高さがあるのでホーネットだけならくぐることが可能。
無事に脱出した。
それにしても何でゲートが下りているのだろう?
正直な話、もしここが普通のゲートで脇も通れないとなったら
車体を倒してでも抜けようと思っていた。
下にウェアでもなんでも敷いて‥それがダメなら林道事務所に
電話して訊いてみるとか‥
確かめていないが、ひょっとしたらこのゲートは施錠されていないのかもしれない。
そもそも二重の意味で運が良かった。
一つはもしこちら側から向かっていたら通行止め?ってことで
断念していたかもしれないし、
二つ目はゲートの高さがあったのですぐに脱出できたこと。
いずれにせよ今からまた中道側の入口まで引き返すなんて
とてもじゃないけど絶対に嫌だったw
かなり暗くなるだろうし‥
A(県道113号甲府精進湖線) → B(右左口峠) → R358
一時間以上かかった‥
ちなみにこちら側の方には特に通行止めの看板はなかった。
R358に入り、快適に走っていく。快適!
御殿場方面に向かって東名を目指す。
しばらく走って行き、道の駅朝霧高原があったので一旦そこに寄ることにした。
トイレに行き、お土産屋によってお土産を買った。
もう閉店間近だったが、牛乳が美味しいらしいので牛乳を買って飲んだ。
はあ~
そろそろ寒くなってきたので上着を着た。
そういえばやけに快適な道路だなとは思っていたが、
途中から自動車専用道路にある緑色の看板や、ICの看板があった。
ここはR139富士宮道路といい、どうやら昔は有料道路で、
現在も自動車専用道路らしい。
そしてR469/246/138と乗り継いで東名に乗り、無事に帰還しました。
中道側は私にとってはハードルが高かったです。
けどようやく走ることができた点に関しては満足しました。
今回の走行距離は394.2kmでした。