今年一発目の高尾山。
その後は深城ダムから温泉にでも入りに行こうと思います。
真冬の真夜中ツーリングスタート。
最低気温が2-3℃なので寒いは寒いですが、手がかじかんで仕方ないほどでもなく、
風も吹いていないのでまだマシなレベルでした。
ちなみにおかわり自由の店舗で、ご飯がちょうどいい炊き加減?で美味しかった。
おかわりは一回で十分だったw
北大通りを抜けて高尾付近を通過。
ちなみに日の出の時間は6時20分ごろ。
‥まだ4時半。いくらなんでも早すぎるので一旦高尾先のファミマにピットイン。
イートインで30分ほど時間を潰させていただきました。
店を出て高尾山口へ向かう。
そういえばもう何度も早朝に高尾山に行っていますが、
「ドコにバイクを停めているのか?」という質問を受けたので
今更ながら駐輪ネタを。
まず、125cc以下のバイクに関しては、高尾山口駅横の高架下の駐輪場が
24時間いつでも無料で停められる。(羨ましい)
高尾山口付近でバイクの駐車場は主に氷川神社臨時、薬王院祈祷場駐車場、
祈祷場向かいの民営駐車場などがある。
ただ、駐車場はいずれも8時から営業のところがほとんどなので、
結局のところ125ccを超える二輪車は時間外に停められる場所がない。
24時間稼働のコインパークはあるが車専用でバイクはもちろん停められない。
ところが、氷川神社臨時駐車場は融通をきかせてくれて
時間外(早朝)に来て先に駐車しておき、出庫時に料金を支払うことができる。
氷川神社臨時駐車場は高尾山口駅極楽湯入口すぐ隣に入口があり、
看板に「自動車1500円 バイク1000円」と書かれている。
バイクの停め場所は以前は入口入ってすぐ左手のスペースだったが、
今は入口入って奥の左側となっている。
(「バイク」の札がある赤いカラーコーンが目印)
こんな感じ。
ちなみに出庫するときには赤いカラーコーンがバイクの前に置かれ、
バイク車体とカラーコーンにそれぞれ車輌ナンバーの記載された紙が貼られる。
そこに携帯電話番号が記載されているので、
連絡をして出庫する旨を伝え、料金を支払うシステムとなっている。
ちなみに今回利用した時にはまだ貼り紙がされていなかった。
その場合は駐車場入口付近にスタッフのいるボックスがあるので
そこに声をかけて支払った。
(入口付近にいるおじさんたちでも対応してもらえる)
続いて薬王院祈祷場駐車場。こちらは車に人気のある駐車場。
歩いて五分ほどの場所、R20沿いにある。
少し離れているせいか、こちらは車もバイクも何と500円で利用できる。
ただ、バイクの場合は微妙で、本来ならば入口入って一番奥の方に
バイク用スペースがあるのだが、日によってその部分が使えないことがあり、
営業が開始しないとわからないとのこと。
次は利用したことがなく、スタッフも見かけないのでちょっと不明だが、
「レイジーサン むささび駐車場」という駐車スペースがある。
「バイク駐車可」の表記があるのでバイクも停められると思われるが、
スタッフを見かけなかったのでシステムが不明だった。
ちなみに「レイジーサン」というのは氷川神社臨時駐車場と管理が同じようである。
確かに料金看板が同じフォントだった。
あと、祈祷場駐車場向かい側にも個人でやっていると思われる駐車場があり、
「バイク OK 500円」という小さい看板もある。
しかし恐らく営業時間前は無理だと思うので日中利用でしょうな。
なので結局のところ氷川神社臨時が一番無難で、
早朝に停められる場所があるというだけで大助かりである。
さて本編へ。
まずはホーネットを駐車場に停める。
続いてコインロッカーにウェアなどを放り込んだ。
バイク乗りの場合はコインロッカーは大事。
車だったら小仏駐車場から景信山に登山とかできるのに。
まぁバスが稼働してからの時間だったらできるけど。
薄暗い道を通っていく。
(毎度ですが、HDR撮影なので、実際の明るさはこの半分程度)
この時、先の方で5-6人くらいのパーティが先行していた。
高尾山ケーブルカー乗り場前広場へ。
稲荷山コース登山口。
今回は6号路へ向かうので先へ進む。
2tトラックが通った。
6号路登山口に到着。現在6時過ぎたばかり。日の出の時間は6時20分過ぎ。
実際はここまではこのくらいの暗さだった。
まだ暗いので懐中電灯を照らしたが、最初の方は街灯があるので大丈夫だった。
日もあと15分ほどで昇るので、うっすらと空が見えてきた。
琵琶滝分岐。
琵琶滝の方へ。
まぁまだ入れませんがね。8時からかな?
分岐に戻り、先へ進む。
やや強化された屋根付きの道。
沢沿いの道を歩いていく。
視界もようやく少し明るくなってきた。
途中ベンチと看板があるのだが、
看板の真裏にこんな貼り紙が。
わざと騒音を鳴らす迷惑な輩がいたらしい。
以前貼り紙をしていたのだろうか。
6号路は基本平坦な道が多いので歩きやすい。
路肩が決壊している箇所もあった。去年の台風の時のだろうか。
途中休憩を挟みながらマイペースで歩く。
硯岩(すずりいわ)。
この先に大山橋があるが‥
橋を渡ったところでベンチがあったと思うのだが、無くなっていた。
切り株だけがあった。
ここで少し休憩。
どうやら伐採されたようだ。この付近がスッキリしている。
台風が関係していたのかな。
出発。大木が倒れている。
途中ちょっと気になったポイントが。
地面の真ん中手前の部分からチョロチョロと水が流れている。
中に空洞があるのかな?
陽が射し始めている。現在7時。
ここで後ろから一人挨拶を交わしながら先へ行った。
飛び石コースへ。
が、水が極端に少ないというかほとんど流れていない。
冬だから?
飛び石コースから上に上がっていく。
東を向いているのか正面から太陽の陽が当たった。
ここで初めて階段が出現。
ズンズン登っていたらやや息が上がった (^^;
休憩。
すると緩やかな舗装路へ。ここまで来るともうゴールは目の前。
車輌通行の看板が新しく設置された模様。
確かに朝の時間帯だと割と車が登っていきますからね。
霜柱。
本当はシモバシラが見たい。
坂を登っていく。あともう少し。
1号路に合流。山頂への最後の上り坂。
稲荷山コースの最後の階段より遥かにマシ。
山頂に到着。高尾山口駅から約100分。
大見晴台へ。富士山を拝む。
何度見ても美しい。
山々。
真ん中のくぼみ辺りが犬越路らしい。
南側の東沢/犬越路林道から歩いたことはあるが、
今度は北側の神ノ川林道から行きたいと思っていた。
が、あっち側は台風で現在も通行止め……。。
少し休憩するが、ここにきて冷たい北風がかなり吹いていて寒かった。
手も素手ではちょっときついくらい。
山頂広場には5、6人ほどいた。
下山開始。
いつもは薬王院経由の1号路なのだが、今回は4号路で下っていくことにした。
山頂直前のもみじ台と同じく、最初に階段があるので逆から来る場合は
ややキツイかも。
そのすぐ先も下りが続く。
いろはの森コースなどとの分岐。
4号路はここを左。
吊り橋が見えてきた。
吊り橋入口へ。
しっかりとした吊り橋である。
みやま橋という。
吊り橋を渡って先へ。
大木が崩れ落ちてきている。
地面に刺さっているところを見ると結構前からなのだろうか。
土砂崩れ対策か、比較的新しい木の柵が設けられていた。
途中気になっている木が。
トカゲが木に登っているような感じの形。偶然の産物。
ここから見えるのは高尾山ICか。
階段を下っていくと、2号路との分岐があった。
分岐を通過すると1号路に合流した。
ここからは1号路で下っていく。
たこ杉。
街並みを望む。
スカイツリーなど若干霞んではいるものの、輪郭は見える。
舗装された下り坂を下っていく。
ようやくぱらぱらと登山客が見え始めた。
沢沿いまで下ってきた。時折車が通り抜ける。
ゴール。
かなり閑散としている。
花粉症の季節というのもあるが、例のコロナウイルス関連だろうか。
店もまだ開いていない。
とりあえず高尾山口駅前の水場で靴の泥を落とした。
コインロッカーからウェアを取り出し、準備ができたところで駐車場へ。
しかしまだカラーコーンも貼り紙も貼られていなかったので
入口付近のボックスの人に声をかけて料金を払った。
さて出発。現在9時半。
大垂水峠方面へ向かう。
峠を越えて相模原市へ。
しかしながら大型トラックが前の方にいて流れが悪い。
平均時速は40km/hを切っていたかも (--;
そんな状態がずっと続いて途中のローソンへピットイン。
この後深城ダムの方へ行き、丹波山村の方へ行くが、
昼食をとれるのが少し遅くなりそうなのでここでちょっと食べました。
朝食をとったのも朝4時台なので‥
出発。
途中県道505号線に折れ、民家の付近を通り抜けていく。
そしてR139に入った。
基本的に交通量の少ない道幅の広い快適な道が続く。
松姫神社。
そういえば途中で以前から工事している箇所があるが、
どうやら新しいバイパス・トンネルを建設しているらしい。
建設しているのは上和田バイパスという名称で、
松姫バイパス(トンネル)開通による 交通量増大に対応するためのバイパスらしい。
計画では平成29年度に完成しているはずだったようだが、
用地取得や地質調査による工事方法計画の変更等で
平成28年度の時点での進捗率は50%を切っていた模様。
しかしながら土地の用地取得がようやく完了したようで、
工期が延期され、開通予定は平成34年度、
つまり令和4年度=2022年度ということになる。
確かにこの辺は集落があるので、狭い道にトラックが多くなると
危険なのだろう。
唐沢トンネルを通過。
トンネルを抜けると深城ダムが見えてきた。
その先の展望場所からふかしろ湖を望む。
対岸に葛野川トンネルが見えた。
例の湖に沈んでいく廃道ヘアピンも見える。
で、いつも通り小金沢公園に行こうと思ったのだが‥ん?
ん?
冬季閉鎖されているのはトイレの話では‥と進んでみると
本当に公園自体が冬季閉鎖っぽい。
これだけ前面にカラーコーンを置いているということはそうなのだろう。
トイレが冬季閉鎖になることは知っていたが、
公園が冬季閉鎖になったとは知らなかった。
→ ローソン大月富浜店 → B(県道505号旧甲州街道)
林道自体も今は冬季閉鎖中ですがね。
で、逆に冬季閉鎖されていると思っていた展望台の方の道のゲートが開いていた。
廃道ヘアピンの見える橋の方へ。
すると見覚えのない物が建っていた。
カメラ付きらしい。
防犯も兼ねているが、湖の様子を監視するための物なのだろう。
それが設置されたおかげか、以前は生い茂っていた木々が伐採されて
廃道ヘアピンが再び見やすくなっていた。
というかさっきから風がかなり強い。風速5m以上はある。ついでに風が冷たい。
湖に時おり波ができるくらいだった。
小金沢公園入口前の橋の方に戻る。
ダム湖。前回は台風で茶色に濁っていた。
すっかり元の緑色に戻った。
出発。
深城トンネルを抜けるとすぐに林道葛野川線があるが、
ずっと前からゲートで塞がれたままである。
この道は割と続いていて、真木小金沢ツーリングの時にR139旧道を歩いた際、
上からロックシェッドの洞門などが見えていた。
松姫トンネルと旧道奈良倉トンネル。
ちなみに旧道のゲートは左側が微妙に隙間が空いているが、
小菅村との境のゲートはがっちりゲートなので抜けられませんw
(画像は2017年の物)
現在12時半。この後は温泉入って帰る予定なのだが
まだ時間も少しあるので深城ダム管理事務所にちょっと戻ることに。
深城ダム管理事務所に到着。
→ C(奈良倉トンネル) → 深城ダム管理事務所
上からダムを望む。
ダムの上を歩く。
一時期クマ出没のためここの通行が制限されていた。
深城ダム展望台。
先へ。
斜め向かいに管理用の坑口があり、中は扉で閉まっている。
流木の置き場だろうか。路肩にたくさん積まれている。
進んでいくと、右手に湖に沈んでいく廃道があった。
いつも見ていた廃道ヘアピンと湖底で繋がっているのだろうか。
地面が割れて穴が空いていた。
先へ進むと、さっきいつもの廃道ヘアピンを観測した道の先にある、
葛野川トンネル脇の所に出た。
管理事務所の方へ戻る。トイレを借りて出発。
若干雪が残っていた。
GoogleMapで何となくわかっていたが、一部工事のため迂回した。
次の目的地は道の駅たばやま近くにあるのめこい湯。
丹波山村に入った。
R411に入り、道の駅たばやまに到着した。
A(深城ダム管理事務所) → 松姫トンネル → B(県道18号線)
→ C(R411) → 道の駅たばやま
のめこい湯は道の駅の下、裏側の方にある。
裏側にまわると吊り橋が下に見えた。
本日二回目の吊り橋を渡る。
のめこい湯に到着。
道の駅たばやまには何度か来ていて気になっていた温泉。
中へ。
まずは靴を靴ロッカーに入れ、券売機で入浴券を購入。
ちなみに貴重品ロッカーがカウンター向かいにあり、
自動音声な感じでタッチパネルで操作するというハイテクな感じだった。
脱衣所へ。
ロッカーは30Lのリュックが余裕で入る大きさ。
ウェアと上着もあったので複数使わせてもらいました。
ツーリング時の温泉のロッカーは調査必須。
浴場へ。
中は内湯、熱めのお湯、水風呂の他に外に露天風呂とイベント風呂がある。
ちなみに毎日男女ローマ風風呂と和風風呂の入れ替え制で、
今日はローマ風呂だった。
露天風呂は外はもちろん寒かったがその分熱い露天風呂につかると気持ち良かった。
また、樽風呂なる風呂があり、一人用でお椀の中に入るような感じだったが
割といい感じで浸かることができた。
最後に内湯でゆっくりした。
風呂からあがってさっぱりした後にレストランへ。
現在14時過ぎの遅い昼食。
お腹が割と空いていたのでカツなどが食べたくなったが、
松屋で肉系の定食を食べたので、ここは山女魚の塩焼き定食を選ぶ。
券売機で食券を購入すると、出来上がったときに番号で呼ばれるので
そのまま席に着くセルフ式。
やがて番号を呼ばれて取りに行った。
が、数秒フリーズ。
何故か?
……おわかり頂けただろうか?
いや、自分にしかわかるまい。
とても美味しそうである。が、が、が、
とろろがああああ(大の苦手)
ぐっ……! な、何故……
さっきのメニューの写真では……とろろは入っていなかった。
が、小鉢が変更になるのは世の常……!
((どうしよう))
千葉ツーリングの時にも触れたのだが、
私はとろろが苦手というかトラウマを抱えていた。
とはいえ、一切手を付けないというのもアレなので、tryすることに。
とろろ自体は2015年の佐渡ツーリングの際、朝食で出た
漬けマグロのとろろ和え的なモノを食べて何とか大丈夫だった。
とろろってどうやって食べるんだっけ?というレベル。
醤油を混ぜればいいのだろうか。わさびはちょっとやめておいた。
醤油を少しずつ垂らして混ぜる。
そして‥ご飯にかけてみる。少しずつ。
食べてみる。うっ……
サクサクの天ぷらや、山女魚の塩焼きは美味しかった。
ただ、とろろを処理するのにだいぶ頼ってしまった。
ご飯も大盛りにすればよかった。いや、とろろがついてくるなんて
知らなかったから仕方がない。
なんとかとろろは3分の2近くは食べました。
味はまあ‥悪くはない。問題はやはり食感。
納豆は大好きだが、このねばっとした水っぽい感じがダメだ。
吐くことはしなかったが、やっぱりとろろはダメだという結論に。
納豆も自分はあまり混ぜないですしね……
まさかの試練を終えて食堂を出る。
ウェアなどをロッカーから取り出して準備をした。
のめこい湯を出て道の駅たばやまに戻る。
直売所でお土産をいくつか買った。
ちなみに辛い柿の種がお気に入りでいつも買うんですが、
賞味期限が迫っている物しかなかった。
あと半月で2個食べなきゃ (^^;
道の駅を出発。
R411を奥多摩方面へ快走。
やがて周遊道路へ入った。
時期が時期なので路面状態を探りながら走る。
対面からは数台車とバイクを見かけたが、もう15時を過ぎており、
かなり閑散としていた。
月夜見第一駐車場へ。
写真を撮っている人が数人いた。
奥多摩湖を望む。
出発。
路面の方は終始大丈夫な感じだった。
数馬を越えてだいぶ下りてきた。
県道33号線との分岐。
上野原の方から帰ることにした。
途中速度防止のための段差が続く。
二輪車にはつらい (^^;
途中から少し飛ばしている軽がいて、前方の車を煽っていた。
煽り運転ダメ、絶対。
ま、今は後方レコーダーを搭載している車輌も珍しくないですが‥
やがて甲州街道に入った。
大垂水峠を越え、高尾山口を通過。今朝寄ったファミマに再びピットインした。
ここでレッドブルを注入し、下道も空いていたので下道で帰りました。
今年一発目の高尾山登山に温泉と定番のコースでした。
とろろにはしてやられましたが、のめこい湯もなかなか良かった。
山梨の温泉レパートリーに追加決定ですな。
今回の走行距離は282.3kmでした。