今回も深城ダム周辺~奥多摩と、つい二週間前の山梨ツーリングの続編的な感じ。
まぁ前回は高尾山に登るのが目的で、ツーリングは半ばおまけ的な感じでしたので、
今回もコースはほぼ同じながら個人的にまだ行ったことのないところへ
行くのも目的でした。
というわけでまだ日の昇らない明け方に出発。
家を出るときピューっと風が吹いていて
コレはちょっと極寒ツーリングになるやも……と危惧していました。
まぁでも出発してみると風は思ったより吹いていなく、
ウェアの上に上着を着こんでいるので大丈夫かなという感じでした。
ただ、日野バイパスに入ったころ(午前5時過ぎ)、
さすがに少し冷え込んできた。
今回も松屋へピットイン。
豚生姜焼き定食をいただきました。おかわり自由。
お腹いっぱいになったところで出発。
再び甲州街道に入って高尾付近を通過。
相模原市に入る。指先がやや冷たくなってきた。。
今回はガソリン携行缶を持ってきていないので、
早めに一旦満タンにしておきたかった。
上野原を通過して途中のGSにて給油した。
ついでに7-11が隣接されていたのでお菓子と水を買った。
しばらく走っていき、県道505号線に入る。
やや狭い道を路線バスが走っていた。
R139に出た。ここまで前回と全く同じルート。
深城ダム管理事務所に到着。
A(R20日野バイパス) → R20(甲州街道) → 大垂水峠
→ ENEOS セルフ上野原給油所 → B(県道505号線旧甲州街道)
→ C(R139) → 深城ダム管理事務所
トイレを借りた。
ダムの見学は休止中。コロナウイルスの影響はここにも来ている。
ふかしろ湖を望む。
ダムを出発。
で、いつもの小金沢公園手前の橋から再びふかしろ湖を望む。
何か線のような物が動いているなと思ったらカルガモらしき鳥が2羽泳いでいた。
で、小金沢公園の方を見ると、前回貼ってあった「冬季閉鎖中」の
貼り紙がなくなっていた。
公園の方に行ってみると、確かに前回入口前に置いてあった
カラーコーンなどがなくなっていた。3月に解除されたのかな?
万年閉鎖の小金沢トンネル。
深城トンネルを抜けて林道葛野川線の入口前に到着。
今回の目的地の一つ。
A(深城ダム管理事務所) → 林道葛野川線
ここもずっと閉鎖されたままの関係車輌専用の林道。
今までスルーしていたここを今回は散策する。
というのも、以前のツーリングでR139の旧道から葛野川ダムトンネル入口まで
行ったときにそういえば葛野川線からダムへ通じているんだよなと思い、
何となく興味が出てきたので‥
とりあえずホーネットを国道側の脇に停めて中へ。
ここで散策用の装備を行う。冬なので大丈夫だと思うが一応今回も
熊スプレーと熊鈴を持ってきた。
あと自分は花粉症ではないのだが、今はスギ花粉が飛んでいる時期なので
なるべく吸い込みたくないのでマスクをした。
まず橋の先はT字路分岐となっており、向かって右手が林道葛野川線となっている。
そして向かって左手がふかしろ湖に沿って伸びている道。
深城ダム(深城バイパス)ができる前の旧R139だとか。
ついでなのでこちらにも行ってみることにする。
ちなみにゲートがあるが、開きっぱなしになっている。
落ち葉がたくさん落ちている。
路肩が決壊していると思われる場所に赤いカラーコーンが置かれているが、
いつから置かれているのだろう。ずっと使われていないはずなので
かなり前からと思われる。
歩いていくと足が割と沈み込む箇所があった。
倒木も目立つ。
ぬお。
崩落をネットがかろうじて防いでいる。
その脇をそっと通り抜けようとしたら足首近くまで沈み込んだ。
泥水でぬかるんでいるのはわかっていたが、ズブッといった。
なのでガードレールにつかまりながら探りつつ慎重に進んだ。
カーブミラー。もうその役目を果たすことはないのだろう。
カーブを曲がるとその先も同じように落ち葉のじゅうたんと倒木。
それほど障害ではなさそうだが、さっきみたいな足が沈み込む可能性が
あるので慎重に進んだ。
するとそこでガードレールが塞ぐようにして‥
道の終わりを示しているかのように、大崩落でひしゃげていたのだった。
ここでもネットさんが頑張って食い止めているものの、
進めるのはここまでのようだ。これ以上はさすがにリスキーすぎる。
万が一足を滑らしたらすぐ左手は湖。冬の寒中水泳はしたくない。
GPS現在地。
引き返す。引き続きぬかるんでいる足場には注意した。
分岐まで戻ってきた。
続いて林道葛野川線へ。
下には土室川が流れている。
路面を見てわかる通り、関係車輌が通行しているのがよくわかる。
そのためか、落ち葉などは少なく路肩に寄せられており、路面は比較的綺麗だ。
一部崩落個所があった。
ここにも轍がある。
落ち葉と土の上に残っているということは、比較的最近っぽい。
そして、カーブミラーと共に「洞門内点灯」の標識があった。
ロックシェッドが出現。
中を通る。綺麗だ。
ロックシェッドを抜ける。このロックシェッドこそR139の旧道、
白草トンネルを抜けたところから見えた所に違いない。
それを裏付けるかのように正面上部には道が見える。
白草トンネルを出たところだろう。
右手に延びるのはR139の旧道・現県営林道松姫峠線(閉鎖中)。
そして左手方向に伸びるのは葛野川ダムへのトンネル脇から伸びる、
葛野川ダムへ通じる道路。
前回確認したフェンスゲートも確認できる。
あと、分岐の橋の下の方にガードレールが見えた。
崩落で落ちたガードレールと思われる。ネットらしき物もある。
再び先へ進む。
ロックシェッドを抜けてすぐの所に何かの観測器のような物が立っていた。
見てみると「濁度計測盤」と書かれていた。
そんな計測器もあるのか。
「桟道」とだけ表記されている橋。
竣工年度が書かれていたが、年度の頭が読めなかった。
「昭和*六年三月竣功」と表記されている。昭和56年だろうか。
そして桟橋の上の方につららを発見。
今はそこまで冷え込んでいないから溶けてしまうかな。
そして、ダムが見えてきた。
進むと正面に閉じられたトンネルがあった。
広場になっており、葛野川ダムとご対面。
深城ダムと同様、重力式コンクリートダムである。
林道葛野川線 → 分岐 → R139旧道? → 通行止め(大崩落) → 分岐 → 葛野川ダム
看板があり、拡大して読んでみると「水利使用標識 土室川発電所」と書かれており、
許可年月日が「平成10年3月16日」で、許可期限が「平成34年3月31日」、
許可権者名が当時建設省だったため、「建設大臣」となっていた。
ダムは閉鎖されているが、二年後は更新するのだろうか。
そしてその先はゲートで閉じられていた。
葛野川ダムとの対面も果たしたので戻ることにしますかね。
そういやロックシェッドの壁には(傷で)落書きがしてあった。
ここにやってくるのは一部のマニアのような人間だろうが、
何故壁の落書きはレベルの低い物ばかりなのだろうか。
ああ、そうか。落書きはレベルの低い人間がやることだった(ゎ
所々にサイレン用のスピーカーがある。
林道の入口や他の場所にもあった看板にも書いてあったが、
ダムの放水時にサイレンを流す役目を果たしていた。
分岐に戻ってきた。
出発。
R139旧道となった奈良倉トンネル。
今回再び徒歩で中へ入ります。
前回訪れた時とは時間が違い、太陽も昇っているので奈良倉トンネルでは
懐中電灯が必要ないまま出口まで歩くことができた。
と、トンネルを抜けたらですね‥車が一台停まっていたんですよ。
「あ、(通行止めのゲートを抜けてきて)何か言われるかな」と思いつつ
スルーしながら先に進んだ(ゎ
エンジンをかけて中に乗っている様子だった。
もしバイクで乗り込んでいたらさすがに何か言われたかも‥
というかまさか車がいるとは思わなかった。
そして二つ目のトンネル、白草トンネル。
さすがにこのトンネルは少し長いので懐中電灯で照らしながら行く。
歩くこと約五分。出口が見えてきた。
旧道と土室日川線・葛野川ダムへのトンネル前分岐に到着。
A(林道葛野川線) → B(R139旧道;奈良倉トンネル) → 分岐
前回は茂みに隠れていた林道看板も、冬で木の葉が散って姿が完全に表れた。
分岐から下を眺めると、まさにさっきいた林道葛野川線の
ロックシェッドが目視できる。
さて戻ろうかと思ったとき、サルに出くわした。
お邪魔してすみませんね。
更に次は後ろからエンジン音が。さっきの車だ。
そのまま葛野川ダムトンネルの中に入っていった。
その後カシャーン、という音が聞こえたので、
恐らく直進方向のゲートを抜けたのかもしれない。一緒に行きたい。
そんなわけで今度こそ戻りますかね。
そういえば何をどうしたのか路面に斜めに傷が入っている箇所があった。
何でこうなったんだろう。
奈良倉トンネルを抜けて出口に戻ってきた。
松姫トンネルを抜ける。
次に向かうのは白糸の滝で駐車場にトイレがあるらしいが、
冬季閉鎖の可能性があると思い、念のため道の駅こすげに行った。
すると、コロナウィルスの影響で温泉だけでなく、道の駅自体が休業となっていた。
よって、駐車場はほぼ空だった。
こうなると道の駅たばやまも危うい。そこで昼食をとる予定なのだが‥
下手すれば以前クリスタルラインへツーリングしたときのように
昼食を食べ損ねてさっき買った水とポテトチップだけということも‥
そういやクリスタルラインの時も水とポテトチップだったような
とりあえず次の目的地である白糸の滝へ向かう。
迂回路看板。
迂回路を経て県道508号線に入る。
集落を抜けると木々のトンネルへ。
そしてここからダートに切り替わった。
久しぶりのダート路なのでゆっくり進んだ。
やはり見通しの悪いカーブなんかは気を遣う。
そういえばこの辺で登山者と思われる男性が一人 歩いて向かっていた。
「林道小菅線」という杭が立っている。どうやらここは林道小菅線となるらしい。
さっきのダート路からだろうか。
その先にも林道の標柱があった。
そしてここが白糸の滝駐車場だった。
A(R139旧道分岐) → 松姫トンネル → 県道18号線 → B(道の駅こすげ)
→ C(県道508号線) → 林道小菅線 → 白糸の滝駐車場
案の定トイレは冬季閉鎖となっていた。
道の駅に寄っておいて正解だった。
トラックと軽自動車が並んで停まっているが、林道関係者だろう。
さすがに暖かくなってきたので上着を脱いだ。そしてまたマスク着用。
駐車場を出発。ゲートは開いている。
舗装路を歩く。
間もなく白糸の滝入口に到着した。
すると入口の足元に白い部分が。
雪ではなく消毒用の石灰らしかった。どうやら豚熱に感染したイノシシが
発見されたらしい。
しかし消毒といってもどういう風に消毒すればいいのかわからなかった。
靴で何度か踏めばいいのだろうか。
橋を渡るとまた正面に橋が見えた。
橋を二本渡ると遊歩道が続いていく。
少し登ったりもしたが、距離は短そうだった。
更にもう一本橋があった。
すると橋から白糸の滝が見えた。
細いながらも水量はそこそこで、高低差も割とあった。
橋を渡ると展望台があるので登ってそこから滝を眺める。
すると、滝つぼ辺りで虹がかかっていて綺麗だった。
さっき渡った橋の手前から分岐してもう少し滝のそばに行けそうだったので
そちらから滝の方へ。
今の時間の太陽の向きで虹が架かるのだろうか。
よく見るともう一本上の方に虹が架かっているのがわかる。
しばらく滝と虹を堪能して戻ることに。
駐車場に戻ったとき、さっき追い越した登山の男性が通りかかっていた。
出発。コンクリート舗装路でもガタガタ揺れた。
その後はダートとコンクリ舗装の繰り返しだった。
すると大菩薩峠への登山口があった。
さっきの男性はここを目指していたのだろう。
そこから約800m進むと、雄滝駐車場があった。
今回は時間の都合で雄滝はスルー。
トイレはもちろん冬季閉鎖だった。
とりあえず一旦水分補給で休憩。
とりあえず終点まで行ってみようと思った。
休憩しているとき、車が一台向かっていった。
出発。
で、雄滝入口前のカーブを曲がったところからダート路に。
さすがにもう慣れてきたものの、さっきより石が大きい。
ガタガタしまくりでバランスよりもホーネットへの車体のダメージが気になった。
すると、再び大菩薩峠への登山口が現れた。
ここからも登れるらしいが、さっきと光景が同じなので
一瞬ループしているのかと思った。
終点に到着。さっきすれ違った車がいた。
釣りをしに来たのだろうか。
A(白糸の滝駐車場) → B(雄滝駐車場) → 終点
さて戻りますか。
だいぶ慣れてきたが、とにかくガタガタした。
県道まで戻って舗装路になった。
やっているかわからないが、とりあえず道の駅たばやまに向かう。
ついこの間通ったばかりの道。
道の駅たばやまに到着。
A(林道小菅線終点) → 県道508号線 → B(県道18号線)
→ R411 → 道の駅たばやま
どうやら営業しているようで、軽食堂もやっていたので良かった。
中に入り、今回は鹿肉カレーにコロッケを追加した。
ドロッとした感じのカレーが美味しい。鹿肉も柔らかくて良かった。
コロッケも美味しかった。
昼食を終えて外へ。
のめこい湯はコロナウィルスの影響で臨時休業。
直売所へ。
おみやげをいくつか買ったが、前回購入した柿の種。
賞味期限がまた前回と同じく迫っているというかもう切れる寸前の物があった。
在庫チェック‥しないだろうなあ。とりあえず今回は新しい方を購入した。
その後いちごのソフトクリームを食べた。
次目指すのは林道入間白岩線。
R411で奥多摩方面に向かう。
やがて奥多摩周遊道路に入った。ほんの二週間ぶり。
今日は路面の状態も良く快適。
交互片側通行も一ヶ所だけだった気がする。
月夜見第一駐車場へ。
割と車が停まってた。
奥多摩湖を望む。
出発。
以前から気になっていたこのゲート。
風張峠駐車場向かいにある。風張林道というらしい。
風張林道と言えば例の檜原きのこセンターに向かう林道である。
ここに通じているということなのだろうか。
今日もきのこセンターに行こうと思っていたので行ってみようと思った。
一旦都民の森駐車場へ。
売店はコロナウィルスの影響で休止中。
トイレだけ借りた。
引き続き周遊を下っていき、やがて林道入間白岩線との分岐へ。
右カーブの途中にあるが、ここを左へ。
林道看板が新しく変わっていた。
A(道の駅たばやま) → R139 → B(奥多摩周遊道路)
→ 月夜見第一駐車場 → 林道入間白岩線
先へ進んでいくと例の「シャッターポイント」という看板のある場所へ。
確かに夕陽の時は綺麗だろうなと思う。
そして廃軽自動車も健在。いや、「健在」というのはちょっと表現が違うかw
そして最後に舗装された部分へ。所々に木々が落ちている。
終点。
T字路分岐となっており、左は林道倉掛線。
右手がきのこセンターに通じる林道風張線の入口に向かう道。
右手へ進む。
風張林道入口に到着した。左側の上り坂が風張林道。
ひたすら続くこの坂。この勾配は激坂と言ってもいいだろう。
貧脚な自分が自転車で登るのは絶対無理 (^^;
登ったところで檜原きのこセンターに到着。
A(林道入間白岩線) → B(風張林道) → 檜原きのこセンター
中へ。売店コーナーに行き、舞茸を一袋購入した。
ちょうどパックした分は最後の一袋だったらしい。
まぁ元々一袋だけのつもりでしたがw
で、外に出るとさっきいたバイク乗りの男性に話しかけられた。
その方も購入したらしく、少し話が弾んだ。
出発。
今回はこの先へ進んでいく。
緩やかな登り坂となっている舗装路を走っていく。
すぐに二台のバイクとすれ違った。
すると、絶景スポットがあった。
向こうに見えるは八王子市街と都心方面かな。
けど、ガードレールがないのでちょっと怖いw
更に登っていくと一台車とすれ違った。
さっき周遊側にいたとき、中に停まっていた車だとわかった。
やはりあそこに通じているのか‥
終点に到着。やはり周遊道路のゲートだった。
A(檜原きのこセンター) → 林道終点(ゲート)
自転車と歩行者はここから抜けられるようだ。
カブくらいなら頑張って担いで抜けられそうだが、階段になっている。
さっき通ったばかりの周遊道路。
するとさっききのこセンターで話をした人も来ていた。
この人もこちら側から来るのは初めてだったようだ。
いや、あそこから通じているのがここだとわかると面白いものです。
何故向こう側はゲートが無くて、こちら側にはゲートがあるのかは
理由は明らかですが、もしこちら側にゲートが無かったら、
かなりのバイクが林道に流入して支障をきたすのだろう。
この付近は転回場所になっており、広くなっている。
観測器のようなものもあった。
右左口峠や笹子峠にあるものと一緒かな。
とりあえず場所を確認できたので戻ることに。
林道入口まで戻ってきた。
ここを下った隣の広いスペースに工事看板がある。
通行止めのお知らせだが、片付けずに放置されてますな‥
民家を抜けていく。
立派な橋とその旧道らしき道。落石注意標識が見える。
檜原とうふちとせ屋に到着。
店の裏側にある駐車場へ。ここは傾斜があるのでバイクの場合はやや注意。
店の中へ。うの花ドーナツに、コンニャクと、
店の前にパンも販売していたのでパンも買った。
うの花ドーナツをいただく。やはり何度食べても美味しい。
その後は向かいのトイレに寄って帰ることに。
県道33号線を五日市方面に走っていく。
少し迷ったが、今回も秋川街道で八王子方面に向かった。
秋川街道は最後の方は渋滞で動かないということもあるので‥
なんとか渋滞には巻き込まれずに八王子市街の方の甲州街道まで出た。
そして無事に帰還しました。
R139の旧道や林道葛野川線の散策は割と楽しかった。
できればあの大崩落の反対側からアクセスしてみたかったが、
湖に沈んだ道だとしたら不可能だろう。
あと、風張林道がああいう風に繋がっていたのは知らなかったので
色々と収穫のあるツーリングでした。
今回の走行距離は300.1kmでした。