Margatroid’s blog

ホーネット250でのツーリング日記

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佐渡島ツーリング May.2022 四日目 ~ 林道戸中/青野本線/国仲北線・弁慶のはさみ岩・佐和田ダム ~

6時半にアラームで起きる。

今日は天気が良さそう (^^

 

朝食を終えて部屋に戻り、今日のルートを確認する。

ドンデン山に続く県道81号線が冬季閉鎖の可能性が高いが、

一応確認はしに行こうと思った。

 

8時半ごろに出発。

 

まずは県道45号線を北上。

 

今日はまさにドライブ・ツーリング日和。

 

ところで県道81号線に行く前に、気になる道をピックアップしておいた。

途中の分岐で曲がる。

 

で、少し進むが民家らしき家の方に行ってしまったり、

路地を通っている感じなのでわかりづらかった。

間もなくして目印である湧き水の分岐へ。

 

A(尖閣荘) → 分岐 → 湧き水分岐

 

湧き水がずっと噴き出している。勢いも割とある。

 

するとそのすぐ横に林道の標柱が倒れていた。

林道戸中(とちゅう)線というらしい。

 

ツーリングルートを考えている時にGoogleMapを見ててたまたま

面白そうな道があるなと思っていただけだったんですが、

どうやら林道だった模様。こちらが起点となっている。

 

早速行ってみるが、すぐに何かの施設で行き止まりとなった。

こっちじゃなかった。

少し見晴らしが良いので振り返って撮影。

 

ただ、傾斜が結構ある場所なのでギア入れて停車しないと危険。

 

今度はもう一つの分岐へ。こちらが林道戸中線だろう。

 

少し登っていく。

 

途中宗教関係? と思われる建築物があった。

 

果樹園らしき場所も。

 

先へ。

森林の中に入る。

 

やがて未舗装となり、やや走行しづらくなった。

 

すると間もなくゲートがあった。開いている。

 

と、思ったらその向こうから軽トラがやって来た。

すると、「この先バイクは無理だよ~」と言われた。

それが通行止めという意味で無理なのか、路面的に無理なのかだが、

恐らく後者だろう。

 

「わかりました~ちょっとこの先でUターンしてきます」と言って少し進んでみると、

このまま未舗装路が続いて凸凹が割とある。

確かに走行はやや難しそうだが、行けないこともなさそうだった。

 

ただ、さすがに林道関係者に声をかけられてこのまま強行突破するのも

微妙なのでここは素直に戻ることにした。

でこぼこした未舗装路かつ狭い道でのUターンなので

少し慎重に何度も切り返しながら向きを変えた。

 

戻っていく。

 

湧き水の分岐のところまで下ると、さっきの軽トラの人もいた。

林道の標柱には延長約4.7kmと記載されていた。

調べてみると道の途中池があり、その地点がおよそ4.7kmだった。

そこから先は別の林道の扱いになっているのかわからないが、

他の道とも分岐しているようだった。

 

まぁ林業の人の邪魔になるので、という名目で今回は引き返しました。

 

県道45号線に戻る。

 

県道81号線へ向かっていく。

 

やがて電光掲示板があった。

 

やはりまだ冬季閉鎖中のようだ。

 

そして県道81号線の入口にも通行止めの道路情報看板があった。

 

A(林道戸中線) → (Uターン) → 県道45号線 → 県道81号線

 

これは仕方がない。

本来の目的地はこの県道81号線の途中から分岐している道なのだが、

それは東側の方に位置している。

いっそ佐渡一周線である県道45号線で回っていこうかとも考えたが、

やはり距離の問題もあるのでプランBでいくことにした。

 

来た道を戻っていく。

途中の公衆トイレに寄ったが、廃墟と思われる建物がある。

それとは対照的にとても景色が良い。海がとても綺麗だ。

 

ここは岩のり畑と呼ばれる場所で、岩海苔の採取が行われている模様。

 

続いてこのすぐ先にある弁慶のはさみ岩へ。

 

2015年の時にもここを訪れている。

先代のホーネットとほぼ同じ構図で撮影となった。

 

A(県道81号線入口) → (Uターン) → 鎮目惟明の墓・弁慶のはさみ岩

 

駐車場そばは佐渡金銀山の石切り場跡地となっている。

 

江戸時代の佐渡奉行の墓。

 

鎮目惟明(しずめこれあき)という家康・秀忠に仕えた武将で、

佐渡金山の経営の再興など、手腕を発揮した人物らしい。

 

そしてここ旧相川町と山梨県の旧春日居町は平成元年より友好都市となった。

惟明が甲斐(山梨)出身だったことが縁だったようだ。

 

佐渡奉行 鎮目左衛門惟明の縁により相川町と山梨県春日居町

 友好町として末永い交流を誓い その記念としてこの碑を建立する

 平成五年十月吉日」

 

さてはさみ岩の方へ階段を少し登る。

 

弁慶のはさみ岩。

 

すき間にがっちりはまっている。

佐渡弁慶が鬼と力比べをして投げた岩という伝説。

 

はさみ岩の下の方へ移動。

フナムシがササッと移動していた。

 

下から。

 

絶妙に挟まれている。

 

さて次は大佐渡スカイラインへ向かう。

途中から分岐している道が目的。

 

佐渡金山を通過して大佐渡スカイラインへ。

 

ここは明日帰るときに通る予定。

 

途中林道が分岐している。

佐渡北線というらしい。

 

この林道はさっき引き返した林道戸中線にも縦断して繋がっているか、

繋げる予定のようだ。

また、尖閣荘近くまでは伸びている模様。

 

やがて目的の分岐へ。

ゲートは開いている。

 

A(鎮目惟明の墓・弁慶のはさみ岩) → 県道31号線

      B(県道463号 大佐渡スカイライン分岐ゲート

 

下っていく。

 

また分岐。

 

林道看板があるが、これは左の分岐からこちらの道にやって来た図となる。

林道青野本線というらしい。ここが終点となっている。

 

茂みの奥に海が垣間見える。

 

次の目的地はまたダム。

 

下っていく。

 

基本的に景色は開けていた。

景色を撮影していると一台車が後ろから通り抜けていった。

 

ここから見えるのがこれから向かう佐和田ダムと思われる。

 

更に走っていくとまた分岐。

ダムは左らしい。

 

また開けた場所に出る。

この辺は水田を割と見かけた。

 

分岐。

左は行き止まりの林道青野線。さっきの看板の青野本線とは別か。

 

というか、いま通っているこの道は林道国仲北線らしい。いつの間に……

 

先へ。

左手はダム周辺にありがちな湖に沈んでいく道のようだが……

 

また分岐。左へ。

 

ここは直進。

 

右手は林道の続きらしい。

 

佐和田ダムに到着。

 

A(分岐)B(林道青野本線)C(林道国仲北線)佐和田ダム

 

広い駐車場だ。キャンプサイトだからだろうか。

 

ソメイヨシノ

春になれば桜で満開になるのだろう。

 

周辺は散策地になっている。

 

とにかくそこら中にタンポポが咲いていた。

 

アザミや他の花も咲いている。

 

ダムの方に行きたいのだが、チェーンで仕切られている。

 

先の方へ進んでみる。

 

すると棒で仕切られていた。

 

車止めだと思うので行ってみることに。

 

綺麗なブルーのダム湖

 

とても静かで穏やかな感じのダム湖

 

海の水平線は遠くの方に見えた。

 

さてダムを後にして出発。

少し暑くなってきたが、走り出せば割と涼しい。

 

が、この辺で少し迷子になった (^^;

3往復くらいしていたので、工事作業していた人はちょっと不審に思ったに違いない。

とにかく道がわかりづらい。

 

やがて水田の道に出る。

 

T字路を曲がる。

 

県道に出た。

 

やがて佐渡島のメインストリートと思われる場所に出る。

ここには色んなチェーン店が並んでおり、交通量も多い。

 

ちょっと買い物をしたかったのでダイソーへ。大型のスーパーだった。

 

このメインストリートに行けば大抵の物は揃うのだろう。

 

次は寿司屋で昼食の予定だったが、まだ12時前なので先にその次の目的地である

佐渡博物館に行ってしまおうと思った。

 

佐渡博物館に到着。

 

A(佐和田ダム) → 県道305/306号線 → B(ダイソーひらせい佐渡店)

                         → R350佐渡博物館

 

中へ。

山梨に行った時と同じように、コロナの対応策として記入用紙に連絡先などの

各項目を記入した。

 

そして資料館の中へ。

佐渡の歴史について色々見学。主に出土された物や化石がメイン。

結構じっくり見学した。

 

続いて中庭の方へ。

 

ここには各安山岩などの岩が展示されている。

 

弥生時代の家を再現した物。

高床式倉庫かな。

 

見学を終えて出発。

 

寿司屋に到着。

この長三郎鮨は初回の佐渡ツーリングの時から来ている。

 

A(佐渡博物館) → 県道306/181/237/65号線 → 鮨長三郎

 

店内へ。

中は常連と思われる客がお座敷の方にいるのか結構にぎやかだった。

店の人も結構威勢のいい感じ。

 

お目当ては寿司ではなくブリカツ丼定食。ここに来るたびにこれを食べている。

このタレとブリカツがとてもマッチしていて美味しい。

 

昼食を終えて出発。

 

景色はのどかでいい感じ。

 

次の目的地は新穂ダム。

やがてそれらしき道に入った。

 

ここでも道を少し間違えてUターン (^^;

 

ダム湖をバックに。

 

新穂ダムに到着。寿司屋から近い。

 

A(鮨長三郎)新穂ダム

 

ここもさっき訪れた佐和田ダムと同じく綺麗なブルーのダム湖で、

カエルかわからないが常に鳴き声が聴こえた。

 

しかし前回(2014)と前々回(2015)の時は全然気に留めていなかったが、

改めて佐渡島はダムがたくさんあるなと思った。

 

さて出発して次の目的の道に行こうと思ったが、

ここでガソリン残量が少ないことに気付いた。

前回給油時のトリップメーターから逆算して走れる距離を確かめると

残り20kmもなかった。これはまずい。

 

林道の途中でのガス欠は、携行缶を持ってきていない今回は致命的になりかねない。

結局ここは撤退を決断した。

ガス欠になってしまっては元も子もない。

 

さっきのメインストリートを通った時に給油しておけばよかったと後悔。。

 

戻ることに。

 

それでも正直なところGSまででも距離的に結構ギリギリの計算だった。

 

そしてメインストリートに戻って来た。

ようやくGSに到着して給油。佐渡島では珍しいセルフのGS。

 

で、給油してみると13Lに満たない程度だった。

ということはのこり3L分(18kmx3=54km)は走れたので

恐らく林道をあのまま行っても大丈夫だった公算にはなる。

 

まぁツーリング時の燃費と普段の街乗りの燃費(18.xkm/L)とは

違うことはわかっているが、それでもやはり山中でガス欠という

最悪の事態は回避せねばならない。

 

……やっぱり携行缶は持ってくるべきだったかな。

しかし荷物の問題で持ってこなかったけど、

空の状態ならどうにかなったかもしれない(どこない取り付けておくとか)。

まぁでも今回はあくまでも給油を怠ったミスなので仕方ない。

 

何はともあれ、まだ15時過ぎくらいだったがこれで戻ることにした。

 

尖閣荘へ帰還。

 

とりあえず風呂へ。

貸し切り状態でゆったりしてサッパリ。

 

18時半に夕食。

今日はしゃぶしゃぶがメイン。

 

あわびの踊り焼きもある。

まだ生きて動いている。

 

女将さんが準備して着火してくれた。

 

やがて焼き終えるとカットしてくれた。

コリコリしていて歯ごたえがあり美味しい。

 

その他にお刺身や天ぷらと続々と料理がやって来た。

 

おかずだけでも結構お腹いっぱいになった。満足。

 

そういえば隣にいた自転車乗りの男性は今日天然杉の方に行ったらしく、

自分と同じく杉の方まで行ったようだ。

 

今日はガス欠の恐れで撤退という失敗をしたが、

それでもダムや林道には割と行くことができたので満足。

明日はいよいよツーリング最終日です。

 

本日の走行距離は125.1kmでした。

 

ツーリング最終日へ。