Margatroid’s blog

ホーネット250でのツーリング日記

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神奈川ツーリング May.2023 ~ 丹沢湖・犬越路隧道ハイキング・ぶなの湯 ~

今回はツーリングというよりハイキングが目的。

場所はあの隧道です。犬越路隧道

深城ダムや笹子隧道と同様、定期的に行きたくなる場所になっています。

 

さて、もうすでに明るくなり始めているR246。

現在厚木付近午前4時半くらい。

 

まだこの時間はさすがに空いていて快適。

今日は気温が割と低めで今の時間は中に1枚多く着ても肌寒い。

 

途中の松屋で朝食にしました。

5時開店で開いたところ。

 

朝食を終えて再び出発。

陽が昇って完全に明るくなった。

 

しばらく走っていき、ファミマへ。

丹沢湖手前で立ち寄れる最後のコンビニかな。トイレは充実。

おにぎりとパン、飲み物などを買う。一応水筒は持ってきている。

 

さて県道76号線へ右折。

入ってすぐにもう新東名の工事の足場が見える。

 

A(R246) → FM山北町店 → 県道76号線

 

かなり大がかりな工事だが、どうやらあの部分は橋らしい。

ここに山北スマートICが開設される予定となっている。

 

この工事は新御殿場IC~新秦野ICを繋ぐ工事らしく、

完成すれば現東名の御殿場~中井区間をバイパスするルートとなるようだ。

完成予定は2027年度。

 

県道76号線を北上していく。

何台か車がすれ違った。

 

昨日は雨だったので、一部路面がややウェット気味になっている。

 

やがて西丹沢ビジターセンター駐車場に到着。

 

A(県道76号線)西丹沢ビジターセンター駐車場

 

現在7時20分ごろ。

駐車スペースはほとんどいっぱいになっている。

 

ちなみにここに近付いていく途中から駐車禁止標識が現れるが、

この周辺の駐車禁止取り締まりは休日などにきっちり行われているらしい。

それだけ観光客が多く、あっという間に路駐だらけになってしまうからだろう。

それを考えるともう少し駐車スペースがあってもいいような気がする。

 

まずは準備。

今回も熊スプレーは持参。熊鈴もリュックに取り付けた。

これから登っていくので中の一枚は脱いでおいた。

トイレにも寄っておく。

 

そういえば飲み水用に上水道もあった。

空のペットボトルでも持ってきても良かったかなと思う。

泥落とし用のブラシもある。

 

向かいはバス停。

 

7:30出発。

 

ここから林道となるが、何林道なのか忘れてしまった。

白石林道だろうか。

 

すぐそばに東沢出合いの山の神というのがある。

 

なかなか手厳しいことが書かれていますが、山の神というのはそういうものだそうです。

人間とクマどちらを保護するかと言えばきっとクマなのでしょう。

 

沢沿いを歩いていく。

テントを張っている人たちが何グループかいた。

 

早速この登山口から登っていった人たちがいた。

いきなりこの急激な坂を登れる気がしない。

 

まだ歩き始めたばかりなので当然だが、足取りは軽い。

 

さて東沢林道との分岐だが、ここから先へ用木沢・白石沢への直進は

前々回、2020年3月、前回2021年3月に行ったときは通行止め看板が立っていた。

どうやら通行可能になったようで看板は無くなっていた。

 

東沢林道入口。

 

夏期(7/1~9/30)はここから一般車輌規制。

 

そして車輌通行止め予告標識。

文字がかすれているが、「5.5」km先の通行止めを予告している。

この5.5kmというのは、犬越路隧道を抜けた先、犬越路林道の終点及び

神ノ川林道への切り替わりであるゲートの場所を指していると思われる。

 

東沢林道入口付近は洗い越しになっている。

山の方は水が流れる音が結構聴こえている。

 

それもあってかこの部分の路面はウェット状態。

 

作業道分岐。

上の方にそれと思わしき小屋も見える。

 

そして車輌通行止めゲートに到着。

 

横に工事看板が立っていた。現在は休工中。

 

棚沢橋といえば東沢林道終点手前にある橋。(2021年3月撮影)

 

さて、この車輌通行止めゲート。

どうもゲート自体はカギがかけられていないように思えるが実際はわからない。

普通に動かそうとしても動かないが、フランス落としだけだったりして。

あと棒の上に載せてある石も何かしらの意味があると思われる。

 

ちなみにここのゲートは防犯カメラで監視中ですので

くれぐれもアヤシイ動きはしないように……

 

今更ですがここで準備運動をして出発。

 

緩やかな登り坂を登っていく。

 

タイヤのラインが見える。

先の工事関係車輌などが通っているのだろう。

 

軽い土砂崩れが見られるが、整地されていてほとんど影響はない。

 

作業道分岐。

実際ここで作業していることもあった。

 

それにしてもいい天気。

 

カーブミラーにくくりつけられている例の車輌の模型も健在。

 

林道には苔がたくさん生えていて綺麗だった。

 

するとその時軽自動車が一台通り過ぎて行った。

林業関係車輌だろう。

 

そして間もなく犬越路林道(左)との分岐点に到着した。

 

A(西丹沢ビジターセンター駐車場)B(東沢林道入口)

            C(車輌通行止めゲート)犬越路林道起点

 

右手の東沢林道の続きはここから未舗装となっている。

 

東沢林道については2021年に訪れている。

margatroid.hatenadiary.jp

 

ここで一旦休憩。

果たしてさっきの車輌はどちらへ行ったのだろう。

 

出発。

ここからが犬越路林道。

 

ほとんどかすれて読めない看板だが、

よくある林道についての注意事項の載った看板だった。

 

傾いた看板も健在。

 

間もなく東屋跡地に到着。

 

初めて犬越路林道を訪れた2018年3月の時点ではここに東屋があった。

けれども2020年3月の時には撤去されていた。

 

2018年3月当時。

 

廃棄された木材の一部もここにそのままにされていた。

 

ちなみにネットでここがまだ新しいときの写真を見ました。

路面も綺麗できちんとした休憩スペースといった感じでした。

 

土砂崩れ。

 

最初の橋を渡る。

なかごや橋。

 

橋を渡ってすぐに富士山の頭がほんの少し見えた。

 

それにしても今日は天気がいいだけでなく、

心地良い風が吹いているので気持ちがいい。空気も美味しい。

 

この辺は最近意図的に植樹された木なのかなと思ったが、

前回2021年3月のときにもあった。

冬と初夏ではやはり景色が割と違ってみる。

 

2021年3月。

 

この先も続いている。

 

折れたカーブミラー? も健在。

いや、「健在」ではないかw

 

2つめの橋を渡る。

良い景色。

 

再び土砂崩れ。

かろうじて車一台分だけ道が確保されている。

 

上の方を見てみると、法面がはがれて崩れてきていた。

 

落石も多い。

 

3つめの橋。

「ぶなの木」橋。

 

そしてまたすぐに4つめの橋。

「用木」橋。

 

左手に茂みに隠れた急カーブ警戒標識と、

盛られた石で道が半分塞がれているカーブ。

 

2回目(2020年3月)に訪れた時から盛られていたが、やはり意図がよくわからない。

 

車輌通行止め予告看板。

この先900mということは、犬越路隧道の約800mを差し引けば

隧道入口がもう間もなくということである。

 

そして最後の橋、富士見橋に到着。

 

ここから富士山が綺麗に……といいたいところだが、それを遮る電線w

 

犬越路隧道に到着!

 

A(犬越路林道起点)B(東屋跡地)C(富士見橋)犬越路林道山北側坑口

 

西丹沢ビジターセンターを出発してちょうど2時間。

トンネル前の景観は前回と変わっていない。

 

林道完成記念碑。

 

かつては向かって右側に建っていた模様だが、

見ての通りの土砂崩れで埋もれてしまったためこの位置に移されたようだ。

 

隧道脇の土砂崩れ。

 

石碑や入口が埋まるほどの土砂崩れである。

 

左手の広場だが、一部石などが積まれている。

落石だろうか。撤去すればいいのに。

 

最近設置された大気汚染観測装置。

 

この先にある酸性雨観測装置は平成7年(1995年)から設置されている。

 

植樹された植物をケースで囲っている。

 

やはりベンチはないが、休憩するとすれば今回もこの石段だろう。

 

そういえば今回で初めて気が付いたが、ここにも東屋の痕跡があった。

 

これも調べてみるとかつて東屋が健在していたころの写真があった。

かつてこの隧道の先まで一般車輌が通行できたことを考えれば不思議ではない。

 

さて、隧道内部へ突入しますか。

 

両方の出入口から常に出口が見えている。

 

そして隧道内部では常にやや冷たい風が吹き抜けている。

ライトを照らして進む。

 

入ってすぐ右手側に割と水が漏れ落ちている箇所があった。

 

ちなみに入ってすぐ左手の方に勢いよく水が噴き出ている箇所があったのだが、

今回は水は出続けているものの、噴き出している感じではなかった。

修復されているようだ。

落ち葉も意図的に下に敷かれていると思われる。

 

北側(道志側)坑口からの距離。

全長約800mなので、隧道に入ってから約3分の1進んだ。

隧道内の路面は比較的綺麗に保たれている。

まぁ基本的に隧道内には物が入ってこないので当然だがそれでも綺麗だ。

 

そろそろ北側坑口が近付いてきた。

 

で、北側坑口手前には外れかかった照明がぶらさがっていたのだが、

今回はそれが見当たらなかった。

さすがに撤去されたのだろう。

 

これは前回(2021年3月)訪問時の状態。

 

しかし路面のガラスの破片はまだ数ヶ所残っていた。

もし自転車で通るとなると注意しなければならないだろう。

 

北側坑口に出た。

 

北側(道志側)坑口。

 

ちなみに前回(2021年3月)訪問時の北側坑口。

 

 

 

 

 

 

 

 

おわかりいただけただろうか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

照明自体がなくなっていた。

 

実は現地では気付いていなかった。

撤去されたのはぶら下がっていた照明だけでなく、全ての照明が撤去されていた。

やはり落下の危険があるとして全て撤去することにしたのだろう。

しかし路面のガラス片はそのままにしているし、その辺はよくわからない。

とはいえ、水漏れの定期点検など色んな意味でこの隧道には

メンテナンスが行き届いていることがよくわかる。

 

かなり汚くなってしまってそのままの標識など。

 

この北側坑口に出ると電波(docomo)が入るようになる。

それもかなり良く入っている。

 

そういえばこれも今回になって気が付いたが、隧道前に街灯があった。

恐らくというか間違いなく現在はついていない。

 

で、この先の神ノ川林道のゲートだが……

 

閉まっていた。

2018年に初めて訪れた時以来ずっといつも半開状態だったので、

閉まっているのは意外だった。

元々ここには車輌で来ることができないので全く支障はないが。

 

まぁでも恐らくだとは思うが、ここもフランス落としだけで

施錠されているのではないかなと思ったりする。

 

北側坑口からの景色はとても良い。

 

少し先を行くと、早々に土砂崩れによる落石があった。

 

それなりに大きい石がど真ん中に転がったままなのを見ると、

車輌は通行していないということなのだろう。ゲートが閉じられているのも頷ける。

ということは、行きの時に通り過ぎて行った軽自動車は

そのまま東沢林道の続きへ向かったと思われる。

 

神ノ川林道のこの先はもっと荒れているはずだ。

 

さて、戻ることに。

相変わらず冷たい風が吹き抜けている。

 

そして南側坑口に戻ってきた。

 

ここで昼食タイムとする。

 

虫が結構飛んでいたが、何より天気が良かったし、風も吹いていて心地よかった。

 

さあ昼休憩も終わったところで出発しますか。

次回も二年後くらいに来たい。次は東沢林道往復かな。

 

出発。

 

後は基本下っていくだけ。

 

行きの時もちょっとあったのだが、途中植物の綿毛? が飛び交う箇所が

何ヶ所もあって、マスクしたいくらいだった。

とはいえ心地良い風が時折吹きつつあるので足取りは割と軽い。

 

東屋跡地を通過。

 

犬越路林道起点を通過。

 

並び立つ杉の木。

 

だいぶ下ってきた。

 

すると途中車が停まっていた。

軽でないのは珍しい。林道関係者か。

 

そして車輌通行止めゲートのところまで戻ってきた。

 

水分補給をして再び出発。

 

そしたら路面でいきなり何かが動いてちょっと驚いた。

小さなヘビだった。

 

 

やがて東沢林道起点まで戻ってきた。

 

ビジターセンターまであともう少し。

 

ゴール。

 

A(犬越路隧道山北側坑口) → 道志側坑口 → 東沢林道 → 西丹沢ビジターセンター

 

ちなみにバイクのウェアを着たままだったので一旦脱いで装備などを外す。

自販機で三ツ矢サイダーを飲んだ。美味しい。

 

休憩して出発。

 

次はぶなの湯へ向かう。

 

中川温泉ぶなの湯に到着。

 

A(西丹沢ビジターセンター)中川温泉 ぶなの湯

 

中へ。

靴を靴ロッカーに入れて券売機で入場券を購入。

2時間という時間制なので出るときに入場券を提出するシステム。

ちなみに1日券もある。

 

さて風呂場へ。

まずは身体を洗った後恒例のジェット風呂へ。

ボコボコして気持ちいい。全身をマッサージしてくれる。

次は露天風呂。やや熱めだがハイキング後の温泉は気持ちいい。あ~

そして最後に内湯にゆっくりつかって出ました。

 

風呂を出て売店で前回訪れた時も飲んだ「湘南ゴールドサイダー」という

サイダーを買って2Fの休憩所で飲んだ。サッパリして美味しい。

 

軽食コーナーがない代わりに電子レンジやお湯などは完備しているので

持ち込みは可能。

 

しばらく休憩して出発することに。

ここは夏になれば川遊びなどで賑わう。もうそろそろシーズンかな。

 

出発。

 

走っていると丹沢湖が良く見える。

この先に無料駐車場があるのでそこで一旦ホーネットを停めて湖を見に行くことにした。

 

駐車場向かいから歩いていく。

 

丹沢湖を望む。

 

この駐車場手前付近には飲食店が何件かある。

 

そして今さっき渡ってきた立派な橋。「永歳橋」という。

 

丹沢湖は三保ダム建設の際に貯水された人造湖

 

そういえばさっきここを通ったとき、県道729号線が気になっていた。

行き止まりというか、途中から通行止めとなっているらしい。

 

永歳橋と丹沢湖

 

駐車場に戻ってきた。

ここからも丹沢湖を望む。

 

少し気温が上がっているというか太陽が少し暑い。

自販機で飲み物を買って飲んだ。

 

出発。

さっきの県道729号線へ。トンネルをくぐって先へ進む。

 

やがて「一般車通行止 この先300m」という看板が現れた。

 

で、先へ進んでみるがどうも車が停まっていて人もいるようなのでちょっと気が引けた。

 

ちなみにゲートの先は道が続いており、どうやら山中湖へ続く県道147号線まで

繋がっているようだ。

 

どうして林道って「通れたらいいな」って場所が常に通行止めなんだろう……

 

ここの手前には路駐が4、5台並んでいた。

 

そしてすぐそばには昭和を思わせる自販機と廃屋があった。

 

すると何かが横切った。イタチっぽい。

ちょこちょこ動いて排水溝通ったりしていたんですけど、可愛かったw

 

さて、来た道を少し戻る。

 

今度は川の対岸にある道に行ってみることに。

ここは21-6の車輌通行止め規制が敷かれている。

なんで規制されているのかわからないが、

そもそもそんな時間は真っ暗で誰も通らないだろう。

 

ちなみに調べてみるとここは「世附(よづく)林道」らしい。

下を流れる世附川を望む。

 

A(中川温泉 ぶなの湯)B(尾崎駐車場) → 永歳橋

        C(県道729号線)D(Uターン)世附林道起点

 

道は東へ向かう一方通行道路となっている。

ゲートを通過。

 

河川敷には測量を行っている工事関係者がいた。

 

一方通行路なので対向車の危険性は少ないが、

自転車は来るかもしれないし見通しはあまり良くない。

ただし路面は舗装されてからあまり年数は経っていないのか綺麗である。

 

隧道が出現。「世附隧道」。

 

短い隧道を抜ける。

 

で、隧道を出ると強制的に左折規制標識があり、右手は車輌進入禁止となっている。

その先にゲートがあった。

もっと言えば、車輌進入禁止標識の反対側に「特認車通行可」の標識、

そして更にゲートの横に車輌通行止めの標識もあった。

 

このゲートの先は地図で見ると三保ダムに続いている。

ということは三保ダム専用道なのだろう。

 

ちなみにこのゲートの脇はホーネットでも余裕で抜けられるくらい空いていた。

もちろん入っていないw

 

さて、ここで帰るとしますか。

隧道を出て左折し、県道729号線に戻り、更に県道76号線に入って南下。

 

しばらく走っていき、道の駅山北へ。

 

A(世附林道)B(行き止まり) → 県道76号線 → 道の駅山北

 

すると軽食コーナーであのメニューがあった。

それは「不老天重」

2018年にヤビツ峠へツーリングに行ったときにここに寄って食べました。

2020年に犬越路に行ったときは売り切れだったので食べられず……

なので今回またいただきました。

 

こじんまりとした道の駅ですが、軽食コーナーがあるのはありがたい。

ヤマメの小骨が一部ありますが、サクサク揚げたてで美味しかった~

 

ちなみにそばバージョンの「不老そば」もある。

ぜひ寄った際にあればおすすめ。

 

その後お土産を買ってトイレを借りました。

 

んで、帰りは大井松田から東名に乗ろうと思っていたが、

途中のR246分岐で左へ進むと新東名の新秦野ICへ行ったのでそこから乗った。

そして東名へ合流して港北PAへ。

 

ソフトクリーム。さっぱりして美味しい。

さっきのサイダーと同じフルーツかな?

 

そして最後にレッドブルを注入して帰りました。

 

今回の犬越路ハイキングもちょっとした発見があって楽しかったです。

天気は最高に良かったし、風も吹いていて気持ちが良かった。

本当は今回も3月に訪れる予定だったんですが、緑の多い季節もいいですね。

夏はクマが心配なので避けたいところですが……

温泉も気持ちよかったです。

 

今回の走行距離は250.8kmでした。