今年も暑すぎる夏が続く。
10月だというのに30℃超えは当たり前。
ツーリングに行く気にもなれずどうにかしてほしいこの頃でしたが、
約3ヶ月ぶりにようやく出かける気になれました。
今回も1泊2日の山梨・伊豆ツーリング。
前回から続いて第二弾といったところでしょうか。
何故また山梨・伊豆なのかというと、一番の目的は林道三石山線。
今度は逆方向(南→北)から行きたいと思ったのと、
前回食事をしようと思っていたお店がことごとく臨時休業だったのが心残りで……
その他の林道も軽くまわってみたいところ。
ただ問題は、天気予報。伊豆をまわる2日目の天気が雨。
降水確率が60%くらいなのでちょっと厳しいかも……と思っていたんですが、
出発前日くらいには50%(下田は40%)くらいになってきたのと、
土肥金山に寄るつもりなので多少雨は降っても仕方ないかと思って出発することに。
とにかくここ3ヶ月全然ツーリングに行けてなかったので!
というわけで例によって明け方に出発。
空いている道路をスイスイと走って日野バイパスまでやってきた。

まずはいつもの松屋へ。現在5時20分。

朝食をいただきました。

朝食を終えて出発。
現在午前6時前。明るくなってきた。

大垂水峠を走っていく。路面がウェット状態の区間が割とあった。


やがて相模原市に入って更に先へ。
そして上野原のデイリーを左折して県道35号線に入った。

途中トンネルがあるが、旧道も健在なのでそちらを通っていった。
こちらは天神隧道。現道は新天神トンネルが通っている。
ライトもついており、言わば集落の生活道路専用になっている感じか。

次は田野入トンネル。


こちらにも旧道らしき道はあるがトンネルはない模様。

続いて秋山トンネル脇の旧道へ。

何やら巨大な配管? のようなものが置かれている。

やがてトンネルへ。
こちらは桜井隧道という名前になっている。


照明もなく普段交通量はほぼないと思われる旧道のトンネルだが、
去年2023年6月にトンネルアートフェスというイベントが開催されたらしい。
光によるプロジェクションマッピングや展示品などが設置されたようだ。
トンネルを抜けてしばらく走っていくと、やがて現道に出た。
ここを右折。

再び県道35号線を走っていく。


この県道の途中に公衆トイレがある。
ちょうど行きたいタイミングだったので立ち寄った。
非常に綺麗に管理されていました。


A(松屋日野神明店) → R20(日野バイパス) → R20(甲州街道)
→ 北大通り → R20(甲州街道) → 大垂水峠 → B(県道35号線) → 秋山公衆トイレ

出発。
途中で左折してその後分岐の道を走っていく。

すると廃車らしき車が2台あった。

路面はウェット状態な箇所が多く、木の枝が落ちたりしていた。

開けた日の当たる場所も。



桜の木のある場所へ通じる遊歩道がある。
ここから約20分ほどの距離らしい。


さて、ここに右へ分岐する道がある。


ここが今日の最初の目的地である林道金波美(かなみ)線の起点となっている。

ウェット状態の路面を走っていく。

間もなくして金波美トンネルが現れた。
左手には峠などへの登山口がある。

短いトンネルを抜けると、そこからは基本下りになっていった。

ここもかつてはダート林道だったようだ。

ガードレールのないところもある。
離合には気を遣うというより交互通行となるだろう。

こちらは振り返って撮影。少し行くと金波美林道の終点。
看板には旧自治体名の「秋山村」(現上野原市)と記載されている。


そしてT字路で右折。


ごみ捨て禁止看板。割と凛々しい空き缶である。


ここからは林道安寺沢(あてらさわ)線となる。
「あんじさわ」って読んでた (^^;


反対側に青の林道看板らしき物があったが、文字が完全にかすれてしまって読めない。

早速車同士では離合のできない幅員。


ウェット&落ち葉な道が続いた。

再び林道看板を発見。



景色の開けた場所があった。
雲が山のところまで下りている。

ここが厳道峠か。

左手には石碑と登山口がある。

そしてこの先はかなり勾配のありそうな下り坂となっていた。
不法投棄防止の監視カメラも設置されている。


確かにかなり急なカーブと勾配のコンクリート舗装の道となっていた。
そして下った先には野原林道との分岐。
しかし野原林道は以前から通行止めとなっている。

この分岐をもって野原林道の終点となっており、


ここからは村道久保秋山線となっている。

これがまたかなりな急勾配の下り坂とヘアピンカーブになっており、
1速のエンジンブレーキも多用したくらい急だった。




R413道志みちに到着。
ここを右折して山中湖方面へ向かいます。


A(秋山公衆トイレ) → 分岐 → B(林道安寺沢線)

道志みちは久しぶりな気がする。

信号がほとんどなく快適な道。



道の駅どうしへ。



まだ8時半になっていませんが、この時間でも割と二輪車は多かったです。

売店もまだ営業開始時間前でした。

とりあえずトイレを借りて缶coffeeでひと休憩。

出発。
引き続き山中湖方面へ向かいます。




山伏トンネル。

トンネルを抜けてしばらく走っていく。
やがて山中湖周辺道路を走っていき、いつもの長池親水公園に到着。
残念ながら富士山は雲に隠れてしまっていました。



A(R413道志みち) → B(道の駅どうし) → 県道729号線(マリモ通り) → 山中湖

遊歩道やサイクリングロード。




出発。
このままR139に入ってひたすら走っていく。
そして道の駅朝霧高原に到着。個人的にお気に入りの道の駅ベスト3に入ります。




A(山中湖) → R138/R139 → 道の駅朝霧高原

現在10時を過ぎたところ。ここで早めの昼食。まぁ朝が5時半ごろだったので。
ついでに言えば、この先昼食をとるポイントが少なくなるのでちょうどいい。
レストランへ。
朝霧サーモンフライ定食というのにしました。
サーモンはニジマスのことらしく、大葉で包み込んだフライ。
揚げたてサクサク、サーモンは柔らかくて食べやすく、美味しかったです (^^

そして今回ここの道の駅を目的地に組み込んでいたのはやはりソフトクリーム。
他の道の駅にあるソフトクリームより一つ抜けてやっぱり美味しいんですよ。
ここの道の駅の目玉の一つでもありますからね。

この後お土産を買いました。
出発。
次の目的地は林道三石山線。
今回は南側から入って北上していく予定。
そして林道湯之奥井之頭へ突入して南下する作戦です。

途中並走する県道75号線の方へ。

センターラインはないですが、快適な道でした。


途中から県道414号線に。

快走路。

その後しばらく走っていき、R469へ。



その先住宅地に入るんですが、途中分岐を間違えてしまい、
違う道をしばらく走っていってしまった (^^;



気付いた時には結構南まで来てしまったので、
とりあえずそのまま南下してまわっていこうと思った。

途中で左折し、県道10号/398号線に入って北上。

途中、そろそろ給油したいと思い、一旦道を外れてGSで給油しました。
林道三石山線は長いし、その後そのまま林道湯之奥井之頭線へ行くので……
一応ガソリン携行缶(1L)は持ってきています。
再び元のルートに戻り、井出駅を目指す。

山梨県南部町に入る。


R469に入り、引き続き林道三石山線入口に近い井出駅へ向かっていく。

隣を流れる富士川。水色で綺麗。

井出駅に到着。
ここにはトイレがあるので寄っておきました。

ここからは林道三石山線へショートカットする道がある。

過去に2回逆方向から下ってきたことがありますが、
急坂急カーブ、そして舗装されているとはいえ路面状態が悪いので
バイクのような二輪車ですと結構ガタガタいう場所が多く、
初めて通ったときはあまり通りたくない印象でした (^^;



幅員も狭いし、乗用車では通りたくない道。
それでもまわり道をするよりかは圧倒的に距離が短くなるので
やはりここを通る地元の車輌はいるのかもしれない。

そして林道三石山線入口に到着。


A(道の駅朝霧高原) → B(県道75号線) → 県道414号線 → R469
→ 県道10号/398号線 → C(apllostation 芝側内房SS)
→ D(井出駅公衆トイレ) → 林道三石山線起点

ここのそばには水道開設記念碑が建てられていました。

いざ林道三石山線へ。

今回は南側からいきます。


所々クレーターのようにえぐれている箇所がある。

落石や砂利も多く、カーブの途中でクレーターが迷彩になっていてハマると危険。


スギの木とその先にある南部町を望む。



大きな落石が転がっていた。

そういえば飲み物を買っておけばと思った。
やや喉が渇いてきている気がしないでもない。

最初の分岐。
左手はJR線駅方面へ脱出できる。

続いて林道佐野峠線との分岐。
佐野峠まで大した距離ではないが、狭くて車では険しい道。


直進して北上していく。

こちらは振り返って撮影。
ブルードーザーが置かれている。

すると何やら動物が。カモシカだろうか。


ゆっくり発進していくと、山の方へ走って逃げていきました。
以前、林道湯之奥井之頭線でも見かけたような。
再びブルドーザー。


身延町の標識。

林道三石山線は上空の見える開けている箇所がほとんど。


道の駅なんぶが見える。


そして反対側の山の上の方を通る道が見える。
林道佐野峠線だろうか。
ただあの辺はゲート封鎖されている佐野峠親思山線や佐野峠樋之上線なども通っている。


峠を越えると下り坂。

こういった小さな落石も結構脅威である。
カーブで普通に走ったら滑る可能性が高い。


時折景色を見ながら下っていく。




洗い越しも何ヶ所かあった。

分岐。ここを右折。
前回は右手からこちらへやってきた。
右手看板の「和田」は直進方向でJR駅方面へ下りていく。

下っていく。
細かい落石が更に増えてきた。

切り通し。

ガードレールが砂利を抑えている。

それにしても1台もすれ違わない。

と、そんなことを考えていたら、ちょうど作業道の分岐を横目に
見ていたところに1台SUV車とすれ違った。
こういうクレーターは二輪車にとっては脅威というかハマると振動衝撃がすごい。

ようやく最初の集落が見えてきた。

大崩集落。
やはり廃集落なのではないかと思うが……



集落の方をちょっと見てみると、「立入禁止」のカラーコーンが置かれている。
やはり廃集落なのだろう。


ちなみにここで分岐する道は工事が行われているようだった。


また、三石山ハイキングコースへの分岐もある。


続いて椿草里集落。



道は綺麗である。
作業しに来たり人の出入りはあるのかもしれない。
先の大崩集落と同様、電柱や電線もあるので住民はいるのかも。



引き続き北上していく。
落ち葉がまばらに落ちているが、小さい落石も混ざっているので油断はできない。


カーブのところにある小さな神社。

その向かい、カーブの下の方には作業場がある。

そして展望台へ。

南部町を望む。


展望台を過ぎたのでゴールは近い。

やはり湯之奥側の方が落石が多い。




そしてようやくゴールの橋に到着した。



A(林道三石山線起点) → B(大崩集落) → C(椿草里集落)
→ D(展望台) → 林道三石山線終点

やはり約38kmの長距離林道だけに、約2時間かかった。
すれ違った車輌はさっきのSUV車のみだった。
次はこのすぐ先にある林道湯之奥井之頭線だが、
このまま突入するのはさすがにちょっと疲れるので、
一旦湯之奥金山手前の駐車場トイレに行くことに。
それに、何か飲み物がほしい。

下部温泉街を下っていく。

駐車場に到着。
トイレに寄った。

自販機で水を買って休憩。
そういえば、ここに停まっている軽自動車はやはり放置車両だったようだ。

ナンバーがわかっていても私有地に停まっている車輌を排除するのは
法律的にハードルが高いようだ。
未だにこのままということは何かしら移動されていない事情と理由があるのだろう。
湯之奥金山博物館は本日も営業中。

さて休憩も終えたところで再びさっきの分岐へ。

林道湯之奥井之頭線へ向かう。



ここの左分岐から林道湯之奥井之頭線となる。
直進は指定文化財である門西家住宅。先の集落には住民がいるらしい。


A(林道三石山線終点) → B(下部リバーサイドパーク駐車場)
→ 林道湯之奥井之頭線起点

林道看板。



車輌通行止めゲートと冬季閉鎖予告看板。
黄色い方は結構新しい。


本当はこの林道も井之頭側から走ってみたかったが、
三石山線と同じ方向になってしまうので、どちらかとなってしまう。
今回は三石山線にした。




ここでシカと1匹遭遇しましたが、カメラで撮影する前に逃げられましたw



比較的綺麗な舗装路が続く。


やがて県境でもある湯之奥井之頭トンネルに到着。


林道看板。
山梨県林道としてはここが終点。この先が静岡県富士宮市営林道湯之奥井之頭線となる。




この付近には何台か駐車できるスペースがあり、登山道入口となっている。
また、電波も良好。

トンネルは昭和57年(1982年)竣工。


互いの出口が見える距離。
県境辺りで少し山になっているようだ。

トンネルに入る。
トンネルの途中で「富士宮市」の標識が立っていた。
静岡県側のトンネル坑口。

山梨県側は「県営」なので山梨県知事がトンネル名を書きましたが、

静岡県側からは富士山の眺望がある。
山中湖の時は雲で隠れて見えなかったが、今は割と良く見えました。



山頂の建物が見える。

さて、ここからは下り。
ちなみにすぐ先にも富士山眺望ポイントがあり、
そこに1台車を停めて三脚を立てて撮影をしている方がいました。



林道の石碑。

ここの林道を走るのは3回目……かな?

パラグライダーの離陸台があった。
さっき下の方を走っているときもグライダーを見かけた。


下の方まで下っていくと、「通行止め」看板が立っていた。
一応柵は脇に避けられてはいるが。



スギの木の立ち並ぶ林道らしい風景。


やがて下の方まで下りてきた。


さて、沼津のホテルへ向かう。
県道414号線に入った。


A(林道湯之奥井之頭線) → B(湯之奥井之頭トンネル) → 県道414号線

途中R139の自動車専用道路バイパスに入ってひたすら南下していく。
途中のファミマでトイレ休憩。

ここでZONeを注入。

R1富士由比バイパス手前がやや詰まっていましたが、
何とかバイパスに入ると快適に流れていました。覆面がいそう。
しばらく走っていき、沼津駅辺りの交差道路で右折。
ただ、記憶がややあやふやだったのでちょっと道を間違えました (^^;
もう暗くなっている。
チェックイン予定を18時に設定していましたが、
余裕をもって到着するかなと思ったものの、何だかんだでもう18時前になっていた。

そして何とか沼津駅北口付近に差し掛かり、18時直前にホテルに到着しました。
伊豆へツーリングする際はいつもこの静鉄ホテルプレジオ沼津です。

駐車場のスタッフの人がやってきて、前回と同じく入口脇に停めました。

やはり結構泥はねなどで汚れていた。
帰ったら洗車必要。

フロントなる2Fへ。
チェックインを行い、部屋へ。

ここのホテルの何がいいかというと、やはり洗い場のあるバスルーム。

なおかつコスパが良い。
さて、早速夕食をとりに行くことに。
学生の多い沼津駅北口をまわって南口の方へ。

目的の寿司屋へ向かう。
前回訪れた時はビルの法定点検日だったため断念したんですが、
今回はちゃんと訪れることができました。

ちょうど満席だったため順番待ちレシートを発行。
5分ほど待つと店員に呼ばれたので中へ。
カウンターの予定だったんですが、テーブル席が空いたのかそちらへ案内されました。
どうやらこの店もタブレットでの注文方式らしく、便利。

今日はレモンサワーが半額だったので早速それにしましたw

今回も握り寿司。
本当とろけるような美味しさ。

カニ汁も味が濃厚で美味しい。

そしていつものマグロの唐揚げ。
ちょっと食べすぎか (^^;
しかしながら初めてこの店に来て以来、お気に入りメニューです。

気になっていたみかんサワーも追加。

最後にウニ軍艦を追加。
うますぎる。

味もお腹も大満足でした (^^
ホテルに戻る前にファミマで買い物。
その際セルフレジで打ったんですが、店員がスキャンとボタン操作を
ヘルプする感じであまりセルフじゃなかったw
ホテルに戻る。
さすがに今日は早起きだったので0時前には結構眠くなり、寝ました。
気になる明日の天気予報ですが、最終的に雨が曇りになり、
多少ぱらつくもののカッパはいらなそうなのでホッとしました。
本日の走行距離は332.3kmでした。
