ツーリング2日目。
昨日のチェックイン時、団体客がいるため時間をずらした方がいいですと言われたので
少しゆっくり7時過ぎに起きました。前回も同様の案内がありましたね。
団体客にもここのホテルがコスパが良く人気があるようです。
ツーリング前には雨だった伊豆半島の天気予報ですが、
午前中はくもり、夕方あたりにちょっと降るかもくらいには改善していました。
8時20分ごろに朝食会場のレストランへ。もうガラガラに空いてました。
まずは2種類の朝食メニューから選ぶ。
前回アジの干物にしたので今回はベーコンエッグを選択。
後はビュッフェ形式でおかずを選んでいくスタイル。
というわけでトーストを選択。
とまあ、基本洋食メニューだったんですが、
ホテルのおすすめメニューにお茶漬けがあったのでそれも試したくなり、
いただきました。美味しかったー
スケジュールや場所の都合で昼食が取れないときに備えて
ツーリング時の朝は通常の倍近く食べますw
部屋に戻り出発の準備。
9時半ごろにチェックアウト。
さて出発。
天気は曇り。雨は降ってない。いい感じ。
R414に出てしばらく南下していく。
途中で右折して県道17号線。
伊豆ツーリングではいつものルート。
途中郵便局へ。
PCやお土産などその他でリュックが重くなっているのでここで発送しました。
出発。
しばらく走っていき、左折して県道127号線へ。
もうそろそろみかんの季節。
すると間もなくして林道古宇河内線の分岐に到着。
A(静鉄ホテルプレジオ沼津) → R414 → B(県道17号線)
→ C(県道127号線) → 林道古宇河内線
今回で2回目の古宇河内線。
早速泥のある箇所があった。
アクセルを回さずに惰性で通過する。
落ち木や葉っぱなどが多い。
木が倒れている。どうやら切ったものらしい。
分岐の作業道。
このホーネットでは絶対無理な泥道だ。
その後も平均20km/hでゆっくり進んでいく。
T字分岐。
ここを右折。
途中、みかんが廃棄されていた。
ただ、みかんだけでなくその奥には不法投棄と思われる物もいくつか……
洗い越し箇所もいくつかあった。
再び分岐。ここも右折。
40km/hの制限標識も立っているので市道だろうか。
可愛いリスの警戒標識看板は健在。
すれ違う車輌は未だ無し。
トンネルを2ヶ所連続で抜けると、
戸田峠に出る。前回は右手からやって来て、
今回はここを左折してもう少し東へ向かう。
県道18号線。
長い下り坂となっている。
すると途中レストハウスがあったので、トイレに寄っておいた。
出発。
間もなくして林道達磨山線の入口に到着した。
A(林道古宇河内線) → B(戸田峠) → 県道18号線
→ C(だるま山高原レストハウス駐車場) → 林道達磨山線
ここは初めて走る林道。
切った木材が積まれている。
ここにまとめてから運搬していくのだろう。
達磨山線は基本的に幅員が広く、路面も凸凹していないので比較的走行しやすい。
さっきの古宇河内線とは違って割と快適。
とはいえ、路面自体は古宇河内線も凸凹はしていなかった。
ここに限らないが、大量の栗が落ちている。
昨日の山梨の方でも割と見かけた。
ひたすら下っていく。
ものすごく広いカーブ。
林の中へ。
正直なところ、ここの林道ならすれ違う車輌は数台いるかと思われたが、
未だに遭遇しなかった。
分岐。
ここは道なり(右)に進む。
再び分岐。
というより、ここが達磨山線の終点となっていた。
そしてこのY字を右に行くが、今度は林道土肥川線になるらしい。
S字カーブが何度か続いた。
ここも落ち木や大量の栗などが落ちていた。
しばらく下っていくと、やがてR136が見えた。
林道看板。ここが入口となっている。
A(林道達磨山線) → B(林道土肥川線) → R136
ここは流れが割と速い道。
よって、国道側からさっきの林道土肥川線に入るのはなかなか難しいと思う。
恐らくよっぽど注意していないと通り過ぎてしまうだろう。
更にその先はもっと流れが速くなり、西伊豆バイパスと呼ばれているらしい。
登り方面は登坂車線もあった気がする。
やがて町の方まで西へ進み左折。
土肥金山に到着。
A(R136) → 土肥金山
前回訪れたのは2016年5月下旬なので約8年半ぶりである。
ついでにここで昼食をとろうと思った。
まだお腹は空いていないので、先に見学することに。
中へ。
ここはコインロッカーがあるので便利。
ウェアやリュックなどを全部しまって身軽になりました。
佐渡金山が世界遺産に認定されたポスターが掲示されていました。
うーん、2年前に行ったけど、林道もまだまだ走る場所もあったし
もしできれば来年にでもまた行ってみようか。
佐渡島は子供のころや、2014・2015・2022年と訪れています。
金箔が展示されている。
この量でたったの約250gらしい。
さて、金山坑口の見学へ。
砂金採りとのセット券を購入して中へ。
中は庭園となっている。
奥の斜面にも当時の作業の模型人形がある。
木を切っているので洞穴を支える支柱の材料だろうか。
坑口入口。
中に入るとまあまあ涼しい感じではあったが、寒いというほどでもなかった。
途中にあった温度計。21℃となっている。
展示説明を読みながら見学していく。
昭和時代の削岩機も展示されていました。
手繰り水替。
地下水が絶えず湧き出すため、昼夜交代制で常に排水作業が行われていた。
佐渡金山と同様にロボットと音声による解説。
山留。
落盤などを防ぐための補強作業。
切羽。
坑内での採掘現場。かなり蒸し暑い中での作業は過酷。
送風。
坑内奥になると当然酸素状態も薄くなってくるので空気を送り込む必要がある。
坑内通路。
坑内風呂。
坑内で湧き出た温泉は癒し場になった。
鉱石を入れた袋は約19kg。
灯を片手にそれを背負いながら狭い坑内を通って運び出した。
金子地蔵尊。
採掘切羽。
金鉱脈。
外に出るとおみくじがあったので何となく引いてみました。
吉だったのでかなり良い方ですね (^^
続いて金山史料館へ。
中に入ると目の前に大久保長安を模した人造模型があり、
迎え入れる音声が流れました。
ここもセンサによる自動音声で解説が流れている。
金の抽出作業から最後の検めまでの工程がわかる。
千両箱。重さは約22kg。
実際に持ち上げてみることができる。
結構重い。1分間持ったまま維持しろと言われたら結構きつい (^^;
貨幣通貨の価値表。
千石船。
往路で金・金鉱を、復路で食料や資材などを運搬した。
そしてこれが有名な金塊。
この金塊が製造された2005年当時は約4億円の価値だったが、
2024年4月の時点で時価は30億円を超えた模様。
窓の穴から触れることができる。
間近で見ると重厚感が漂う。
そしてこちらが約12.5kgの金塊。
こちらは持ち上げられるかどうかで、団体客がものすごく盛り上がっていました。
時価は1億7,600万円相当。
これでもかなり重く、手前端に寄せて何とか傾けるくらいが精一杯でした (^^;
重さは2Lのペットボトルx6本1ケース分とほぼ同等らしい。
見学を終えて最後にお土産を買いました。
史料館を出ると、温泉地だけあって足湯がありました。
一応タオル販売機もすぐそばにあります。
次は砂金採り体験。
チケットを渡して指定の場所へ。
リピーターが多いようでガイダンスが必要かどうか訊かれました。
さすがに砂金採りは何度かやっているのでこのままtryすることに。
ざっくり奥深くから皿で砂をすくう。
水の中で大胆にハンドルを切るように砂を落としていく。金は重いのでそこに沈む。
最後の方はゆっくり回しつつ細かい砂を落としつつ、最終的に金が見つかるというもの。
早速2個取れました (^^
が、その後は全く採れず (--;
30分もあっという間に過ぎ去り、結局2個で終了しました (^^;
砂金採りを終えてさあ昼食だと思ったら……閉まっていた。
まさか15時前に閉まるとは……。
と思いきや、ちゃんと本日の営業時間は15時までとありました。
画像の左上……
しまった。やられた……。うーん、ここを宛にしていたので失敗した。
砂金採りを後にしておけば良かった。
とりあえずお土産を買って、せめてソフトクリームでも食べようと思った。
金箔ソフトというのがある。
大胆に金箔をソフトに貼り付けたなかなか見ないスタイルのソフトクリーム。
価格は1,000円。高いw
ただ、せっかく来たのだからtryしました。
ウン。見た目はインパクトありますね。
味の違いはもちろんありません。
ただ、「金を食べている」という感じはしたかな?
さてどうしたものかとしばらく昼食がとれそうなところをGoogleMapで探すも
めぼしいお店はあまりなかった。
ならばいっそのことさっき来た道を戻って
道の駅のある場所まで行ってしまおうかと思った。
やや遅い昼食となってしまうが、そういう意味では
朝にたくさん食べておいてある意味正解だったのだろうか。
とりあえずコインロッカーからウェアやリュックなどを取り出して着替えた。
というわけでさっき走ってきたR136を戻っていく。
本当は次の目的地は南なんだけれども、南に行っても今の時間で営業しているお店は
ほとんどなさそうだったので……
というわけでさっき来たR136をひたすら戻り、
さっきの土肥川線入口を通過してその先にある道の駅伊豆月ヶ瀬に到着。
A(土肥金山) → 道の駅伊豆月ヶ瀬
中に入ると結構広く綺麗。
そしてレストランが階段を下りた吹き抜けのような場所にあった。
最初はおすすめの定食にしようかなと思ったんですが、もう15時半なので売り切れ。
なので結局とんかつ定食にしました。
揚げたてで美味しかった (^^
昼食をまともにとることができただけでもありがたい。
遅い昼食を終えて外に出る。
天気予報自体は曇りかちょっと雨がぱらつく程度なので恐らくもう心配ないだろう。
ただ、もう16時過ぎで、本来であればここで家に向かって帰るところ。
しかしながら本来この後行くはずだった林道はおろか蛇石峠すら
行けないまま帰るのも消化不良だったので、結局向かうことにしました。
というわけで再度土肥金山の方へ向かいます。
その前に給油しておいた。
しかし正直なところ、向こうに到着するころには
暗くなっているかもしれないという気持ちがすでにありました (^^;
再度土肥金山のところまでやってきて更に南下していく。
ひたすら走っていくが、思ったよりも蛇石峠のある県道121号線すら遠い。
途中、トイレを借りにコンビニに寄ったが、もう結構暗くなっていた。
この画像は補正がかなり効いているので、実際の明るさは半分で空はほぼ灰黒色。
さすがに多分このまま行っては蛇石峠はおろか、
林道なんか真っ暗で走れたものじゃないと判断。
ここでそちらの方は断念することにしました。
しかもこの辺は雨が降ったようで路面が濡れていた。
とりあえずこの先半島の南をまわって帰ることになるのでこのまま進んでいくが、
流れの速い箇所が割と多いのでちょっと大変かもしれない。
で、更に南に進むんですが、さすがに半島の南、前回訪れたユウスゲ公園の方まで
まわっていくのは距離的にも時間的にも無理かなと思い、
途中東へ横断する県道15号線を行こうと思いました。
とにかくもう真っ暗で、ハイビームじゃないと走れないくらいだった。
A(道の駅月ヶ瀬) → 県道15号線
県道15号線は日中ならさぞかし快走路なのだろうと思うくらい
走りやすい道ではあったが、山の中のカーブも有ったりするし、
雨が降った後の路面なので注意して走っていく。
時折ハイビームに切り替えた。
そしてようやくR414に入る。
今回は熱海・伊東方面の海沿いを走って帰るので南下。
R135に入った。
すぐに道の駅があったのでトイレを借りました。
A(県道15号線) → B(R414) → R135 → 道の駅開国下田みなと
多分、以前もここでトイレを借りた記憶がある。
出発。
R136をひたすら走っていく。
やはり流れは速いが、こちらの路面は雨が降っていないせいか乾いていたので良かった。
熱海付近を通過。
左手の7-11は別の旅行で立ち寄った記憶がある。
流れは良く、そのまま真鶴道路に入っていく。
この後小田原ICから小田原厚木道路に入るので、
真鶴道路を出たところで一旦経路を確認した。
西湘バイパスに入って東名に向かう。
とりあえず小田原厚木方面に行くと一旦降りる形になり、
そのままターンパイクの入口になった。
電光掲示板で「東京方面Uターン路」と表示されていたので料金所のスタッフに
その旨を伝えてUターン。小田原厚木道路へ向かう。
そして無事に小田原厚木道路に入り、東名へ。
もう21時になるので道はかなり空いていました。
海老名SAへ。
トラックがSAに入る入口すぐからもう路駐するくらいあふれていた。
夕食をとることに。
2Fのフードコートへ。
やっぱり最後に食べたくなるのはラーメンになる。
塩とんこつにチャーシュー丼をいただきました。
美味しかったけど、チャーシュー丼が結構ご飯多くてお腹いっぱいに (^^;
夕食を終えてトイレに行き、最後にZONeを注入🔥
そして無事に帰還しました。
山梨は予定通り林道三石山線やその他の林道を走れたし、天気が良かった。
伊豆の方はやや想定外の部分があり行けない場所があったのでちょっと心残り。。
とはいえ、久しぶりに存分に走ることができたという点では満足です (^^
多分あの遅い昼食をとった道の駅で家に帰るのは消化不良だったので……
そして沼津で食べたお寿司も美味しかったので満足。
今回の総走行距離は690.1kmでした。