いよいよ帰る日となった。
6時半に起床し、朝食へ。昨日と同様セミバイキング方式。
船に乗るのであまり食べ過ぎないようにした。
朝食を終えて宅配便を送るためにガムテープをフロントで借りる。
箱に送る荷物を詰めてフロントに着払いとして預かってもらった。
結局使用することのなかったガソリン携行缶のガソリンをホーネットに給油。
そんな作業をしていると、携帯に着信があったことに気付く。
知らない番号だが、八丈島の市外局番「04996」からだった。
どうやらバイク貨物輸送の件で、もう受付を始めているとのことだった。
わざわざ連絡を入れてくるあたり、やはりバイク輸送に関しては
時間厳守ということを改めて感じさせる。
8時半までにとのことだが、もうすでに8時になりそうだ。
思いの外時間が迫っていることに半ば焦りつつ、
部屋に戻り急いで出発の準備をする。
そして部屋を出てチェックアウトの手続きを行った。
ホテルを出発。
出発と言っても、本当にすぐ近くなので一分で到着。
しかしながらもうすでに8時20分になっていた。
で、待合所の中に入ってみたものの、窓口は開いていない。
果たしてどこが貨物受付なのかわからずウロウロしていた。
やばい、時間が迫っている。
外に出るとそれらしき人に訊いたらやはり中にあるとのこと。
奥の方に行くと部屋の入口のようなものがあり、
どうやらここのようだった。
誰もいなかったので声をかける。中から職員がやってきたので
貨物受付をして料金を支払い、引換証を受け取った。
外に出て隣にあるコンテナのところにホーネットを運ぶ。
そこの担当の人にホーネットを引き渡して無事完了。
空模様がちょっと怪しげだ。
今日は降水確率50%だとのことで雨が降るようだ。
バタバタしてしまったが、待合室の中に戻りようやく一息ついた。
中には数人人がいた。
窓口も開き始めたようだ。
気付いたら外は雨が降っていた。通り雨っぽい感じだった。
ちなみにここの待合室はまだ新しい。
途中アナウンスが流れ、どうやら橘丸の到着が遅れているとのことだった。
外に出ると雨は過ぎ去って晴れていた。
港の方に向かうと橘丸が来ていた。
無事に接岸。
また待合室でしばらく待ち、9時50分ごろにアナウンスが流れ、
乗船開始となり外に出て橘丸に向かう。
タラップで乗船券を渡して橘丸に乗り込んだ。
帰りに予約しているのは特二等室。
手前には物置場らしき場所があり、そこを抜けると特二等室がある。
両サイドに二段ベッド×3の計12名のエリア。
自分の指定場所は一番奥の下の段だった。
中には返却式のコインロッカーがある。
30Lのリュックがそのまま入る広さがある。
蛍光灯や物置、そして電源も備えており、カーテンを閉めれば
個室のような感じになる。
どうやら現時点ではこのエリアは自分だけのようだ。
船内を歩く。
レストランは12:30-14:30、17:00-18:30の営業となっている。
デッキに出てみる。青空が広がって天気がいい。
八丈富士。
昨日行ったふれあい牧場の休憩所が見える。
船が出航した。風がすごく強い。
さらば、八丈島。次回、青ヶ島に行くことができればまた訪れたい。
船内に戻る。
総合案内所で毛布を追加で借りる。100円。
ちなみに特2等は標準で1枚毛布がある。
そんでもって昼頃まで横になって休むことにした。
念のため酔い止めを飲んでおく。行きのこともあったので‥
12時半ごろに起きて、レストランに昼食をとりに行く。
揺れはあまり感じなく、酔いもなかった。
カルビ丼にした。甘いタレで味付けがしてある。
ちなみにカウンター席からは外が見え、もうすでに御蔵島が迫っていた。
御蔵島を見ようと昼食の後にデッキの方へ。
伊豆諸島の中では青ヶ島の次に上陸するのにハードルが高い島でしょうな。
山の方は雲に覆われている。
建物が垣間見える。
やがて接岸体制に入った。
港に接岸し、港の関係者や警察官がタラップの付近でスタンバイしていた。
やがてタラップを接続。
最初に関係者が船に乗り込み、
その後御蔵島からの乗船客が乗船。3人だけだった。
関係者も含めてみんな駆け足でタラップ上を移動していたのが面白い。
全員が乗り込んで関係者が降りるとタラップが外された。
船は波で常に動くので、タラップには滑車がついているようだ。
後方ではクレーンでコンテナを釣り下ろしていた。
やがて出発し、御蔵島を後にする。
御蔵島もちょっと興味深い。
さすがにツーリング目的では行かないかもだが。狭すぎるので。
続いて三宅島。三宅島と御蔵島は距離が近い。
なのでもう見える。
到着付近までデッキのテーブルでくつろぐ。
三宅島が近づいてきた。
建物も見えてきた。
三宅島も山の方はすっかり雲に覆われている。
港に接岸に向かう。
三宅島は割と乗船予定の人がいた。
無事に接岸。
三宅島を出発。
この後は竹芝まで時間があるので船室に戻り、休んだ。
18時過ぎごろにレストランへ。
日替わりメニューでアラビアータをいただく。美味い。
夕食を終えてデッキに出てみる。
横浜みなとみらいが見える。夜景が遠くだが綺麗だ。
東京タワーが見えてきた。
さあ、最後にレインボーブリッジが見えてきた。
やっぱり夜景は綺麗だなあ。
こちらはスマートフォン(SO-03G)で撮影。
行きと同様、橋の下を潜り抜ける。
レインボーブリッジを通過。豊洲付近。
下船時間間際になったので部屋に戻る。
もう入口に清掃の人がいた。この後22時半発の八丈島行きですからね。
荷物を持って下船口へ。みんな並んで待っていた。
そして竹芝桟橋に無事、到着。
橘丸から下りて客船ターミナルの方に歩きますが、
自分はホーネットを引き取るので手荷物引き渡し所の看板のところで待つ。
‥‥が、誰も来ない。
どういうこと?入口にいたスタッフも解散しちゃって
一人取り残された感じ。。
なので通りかかったスタッフに話しかけると、運ばれてきた。
ひょっとして声かけなければ忘れられていたのか?
一瞬不安になったw
無事にホーネットも帰還。
リュックをまとめ家に向かう。
無事に家に到着した。
総走行距離は215km。
初めての東京の島ツーリング。色々と新鮮だった。
天気予報に色々振り回されたが、
結果的に雨にはほとんど降られなくて良かった。
向かう時の天候が荒れていて船酔いが厳しかったが、
今回で多分耐性がついたと思う(ゎ
また酔っても今度はちゃんと吐くぞ!w
八丈島はツーリング自体は一日でできてしまうが、
移動するにはやはりバイク持ち込みもありかなと思った。
もちろんレンタルバイクやレンタカーの方が手軽かもしれないが。
三原山に登ることができなかったのはちょっとしたアクシデントだったが、
八丈富士は思ったよりハードで火口内の絶景が本当に良かった。
後は‥お土産をもう少し買っておけばよかった。
たまたまスーパーで買った、それだけになってしまった。
最終日の出発が9時台なので最終日に買う、というのはできない。
飛行機なら空港で買うこともできるかもしれないが。
とにかく、八丈島にリベンジする口実はできたかな(ゎ
青ヶ島上陸作戦、その暁には‥
・三原山登頂
・温泉にもっと入る(せっかくたくさんあるのに)
・お土産
・島寿司もっと食べたい
これらを是非、成し遂げたい。