Margatroid’s blog

ホーネット250でのツーリング日記

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彦根・天橋立・霧ヶ峰ツーリング Nov.2023 3日目 ~ 琵琶湖・奥琵琶湖パークウェイ・おにゅう峠 ~

ツーリング3日目。

 

6時に起きる予定でしたが5時過ぎに目が覚めてしまい、

その後は寝付けず6時前ごろに起きました。

 

準備をして朝食会場へ。

昨日と同じく朝食バイキング。

 

部屋に戻り今日のルートの確認。

今日は天橋立へ移動。その途中で峠を2ヶ所ほど寄り道していく予定。

 

8時過ぎにホテルをチェックアウトした。

 

昨日の雨で色々濡れている。

今朝は気温が20℃を切っていてやや涼しい。

 

出発。

湖沿いの道を走っていく。

 

交通量も少なかった上に快走路で気持ちいい (^^

琵琶湖を横に走っていきますが、近江の海とはよくいったもの。

一見海のようで、特に向かいの陸地が霞んで見えないので水平線に見えました。

 

快適な道が続いていく。

 

湖は風のせいか波が少し荒い。

 

途中現道から逸れて湖沿いの道へ。

現道はトンネルが通っているのですが、ここは恐らく旧道。

 

ちなみに上記画像右端に見える廃墟は、

「奥琵琶湖ドライブインという施設で、2007年9月で営業を終了した模様。

北陸自動車道が開通したのと、現道であるR303のトンネルが

1996年に貫通したことが決定打になった。

かつて賑わいを見せたと思われる廃墟はなんだか哀愁感じる。

 

先へ。

 

琵琶湖を望めることのできるポイントに到着。

 

A(ABホテル彦根 → 県道2/331/44号線 → R303

              → 県道336号線 → 琵琶湖展望スポット

 

静かでいい雰囲気でした。ちなみに釣りをしている人も。

琵琶湖といえばブラックバスが有名ですね。

 

海沿いの道から現道R303に戻る。

ここで左折して最初の目的地奥琵琶湖パークウェイへ向かう。

 

夜間通行禁止の電光掲示板。奥多摩周遊道路を彷彿させる。

 

ちなみに元々は8-20で通行可能で20-8が夜間通行禁止時間だった模様。

今年の9月に変更され、2時間短縮されたということに。

 

途中、琵琶湖を眺めてみるものの、雲が多い。

 

ついでに一部路面は昨日の雨でウェット状態になっており、

落ち葉もたまっている箇所があるので二輪車はやや危険。

 

途中、交互片側通行の工事個所の信号も。

ほんの十数メートルの割に待ち時間が60秒と長かった。

恐らく休日で車が何台も待っていることを想定しているタイムに

セットされていると思われる。

 

奥琵琶湖パークウェイ入口に到着。

ちなみにストリートビューで確認できるが、

このパークウェイ、春は桜が満開で綺麗。なので春に来ることをお勧め。

 

A(琵琶湖展望ポイント) → R303 → B(県道557号線)

              → 県道513号線 → 奥琵琶湖パークウェイ

 

先の夜間通行禁止を指し示すように、「18-8車輌通行止め」の標識がある。

2023年6月時点でのストリートビューでは「20-8」になっていた。

 

ちなみにパークウェイはやはり奥多摩周遊道路と同じように

区間内駐停車禁止(+Uターン禁止)となっていた。

(標識が上記画像30km/h制限と追い越し禁止標識の左側に隠れている)

 

ついでにいえば、追い越し禁止標識が二つあるので

どちらか撤去していいと思うが……

 

なので区間内写真はありません。

 

制限速度は30km/hで、路面はお世辞にも良いとは言えない。

結構デコボコしているし、路面もウェット状態である。

まぁ、奥多摩周遊道路が綺麗すぎるのでそれと比較するのも何ですが。

 

またもや交互片側通行の信号。

 

そしてつづら尾崎駐車場に到着。

数台しかいない。

 

A(奥琵琶湖パークウェイつづら尾崎展望台

 

琵琶湖を望む。

やはり霞んでしまっている。

 

ちなみに恋人の聖地となっているらしいですが、

どうぶつの森がコンセプトになっていてそっちの方がメインな気がする (^^;

 

中には動物のモニュメントがたくさん並んでおり、子供たちなどが喜びそうな感じ。

 

店舗は営業していない。というより「定休日」の札がついてました。

 

さて、出発。

分岐になっており、来た道を戻るか、この先一方通行への道とに分かれる。

一方通行の道で先へ進む。

 

左側は基本ゼブラとなっており、二車線分の幅員となっている。

 

というのも、元々二車線道路で途中から一方通行化したらしい。

また、元々有料道路だったというのもある意味奥多摩周遊道路に通じるものがある。

 

途中の展望スポットからも琵琶湖と対岸を眺める。

 

ここも一部落ち葉がじゅうたんのようになっている箇所があった。

 

ちなみに林道関係者か、落ち葉を除去する作業が行われていました。

 

更に下っていく。

 

途中「逆走車に注意」という看板がたまにあったが、

一方通行と油断してるといきなり現れたら怖すぎる。

いわゆる誤侵入車ですな。

 

やがてパークウェイを抜けると一方通行規制が終わる。

こちら側には大きく「進入禁止」と書かれている。

 

そしてすぐ横には封鎖されたトンネルがある。

 

ちなみにGoogleMapのナビでは次の目的地に向かう場合、ここを通っていました (^^;

隧道名は「湖北隧道」

 

ストリートビューを見ると、2012年の時点では通行できた模様。

その後2015年の時点で「通行止」の看板が置かれていました。

廃道の理由はトンネルの耐久性と思われる。

開通が昭和9年で、内部の一部が剥がれたりしていたようだ。

 

このトンネルが廃道となってしまったので、

ここまでの道が双方向に通行できても隧道が通れないので無意味となっている。

向こうから来た場合はここで引き返すしかない。

 

下っていく。

 

やがて民家が見えてきた。

 

のどかな風景が広がっている。

 

R303に入ってしばらく走っていくとGSがあったのでここで給油。

 

再び出発。

途中道をそれてしまった (^^;

ちなみにこの道路、春になると桜が咲き誇り、桜の名所の一つとなっているらしい。

先のパークウェイと同様、この辺一帯は春になると観光客が増えそう。

 

R303に復帰。

 

すると、やたら流れの良い自動車専用道みたいな道に。

湖北バイパスといって、琵琶湖西縦貫道路の一部らしい。

 

それにしてもガードレールだけでなく道路も全体的に茶色を帯びているのは何故?

 

そしてR303は途中側道から右折して西に延びていく。

ルートもそちらを通っていきます。

 

片側一車線ですが、快適。

 

道の駅若狭熊川宿に到着。

 

A(つづら尾崎展望台)B(R303)C(ENEOSマキノ店)

               → 湖北バイパス → 道の駅若狭熊谷宿

 

ここで昼食タイム。

メニューは割と豊富でした。

 

ソースカツ丼

美味い。タレカツ系が結構好きだったりする。

佐渡島に行ったときもブリカツ丼にハマった。

 

昼食の後はさっき気になっていたこの看板。

スムージーらしい。

 

看板商品と思われるバナナでいただきました。

これが美味しい!

ドロッとして果肉の感触がすごい。食べるスムージーという感じ。

 

ちなみにここの裏にも駐車場があり、それなりの台数は停められる模様。

 

出発。

次はおにゅう峠という場所へ向かう。

 

小浜市を横断するR27へ。

 

更に県道35号線で南下。

のどかな風景。

 

途中壁画がありました。

 

鯖街道の文字があり、鯖の絵が描かれている。

かつての小浜藩から京都を結ぶ街道で、主に魚介類を運ぶためのルートだった模様。

その魚介類の中で多くを占めたのが鯖だったことからその街道名が付けられたようです。

 

進んでいくと集落も見えるが、林道のような雰囲気になってきた。

 

途中まで沢沿いを走っていく。

 

山の中へ。

昨日の雨と落ち葉などもあるのでウェットな箇所があった。

 

するとまた集落が。廃集落っぽい。

この辺は上根来(かみねごり)という地名らしい。

 

けれどもゲストハウスらしき建物もあり、のぼりが立っていました。

 

更にその先には巨大な牛舎らしき建物が。

恐らくここも使われていないと思われる。

 

鯖街道の案内看板がある。

鯖街道を歩くモデルコースが実際いくつかある模様。

さっきの廃集落そばにあったゲストハウスもその一環と思われる。

 

さて、本格的に林道のような道に。

ウェット状態がほとんどで、正直快適ではない (--;

むしろちょっと走りづらいくらい。

ガードレールがない場所がほとんどなので、車では走りたくない。

 

A(道の駅若狭熊谷宿)B(県道35号線)上根来

 

とはいえ、少し道が開けて日が当たるといい雰囲気でした。

青空も見えてきた。

 

やがて峠が近くになると道が良くなり、おにゅう峠に到着。

 

A(上根来)おにゅう峠

 

車が数台停まっていました。

 

峠から景色を望む。

 

丘があり、トレッキングコースか何かになっているように見える。

 

丘からの風景。

 

上からヘアピンカーブを望むと真ん中にうっすらと線が見える。

その両脇にはゲートらしき跡が。

ここが滋賀県福井県の県境であり、いまやってきた向かって左が福井県で、

右が滋賀県となっている。

 

いつの間に福井県と思ったが、どうやらさっき昼食をとった

道の駅若狭熊川宿の手前で福井県に入っていた模様。

 

ちなみに「おにゅう峠」と石碑には書かれているが、

どうやら「おにゅう」は福井県滋賀県で表記が違うらしい。

福井県側小浜側の「遠敷(おにゅう)」と、

滋賀県朽木村側の「小入谷(おにゅうだに)」という二つの地名からつけられた模様。

 

ここで地蔵尊のベンチを借りてリュックの荷物の整理。

 

実はここに来る途中からリュックの重心がずれて右に傾いていた。

そもそもこのリュックは斜め掛け用のリュックで、

それを無理やりリュックのように背負っていたので……

 

通常のリュックタイプのも持っているんですが、

こちらの方が容量が大きく、今回着替えも数日分必要だったため

こちらのリュックで来ました。

 

中で重い荷物(恐らくPC)がずれて右に寄ってしまい、左肩の負担が……

それによる走りづらさもあり結構疲れてしまっていました (^^;

とりあえず修正したので何とかなるか。

 

さて、下っていくことに。

 

行きと同じように落ち葉があったが、こちらの方が比較的走りやすかった。

 

下までおりてみると林道看板が。

振り返って撮影。

 

どうやら小入谷(おにゅうだに)線という林道だった模様。

 

ちなみに行きの時に登っていった福井県側の道は「林道上根来線」だったらしい。

さすがにあの道は県道ではなかったか (^^;

 

ちなみに小入谷線は舗装工事が現在も行われている模様。

 

集落を抜けていく。

 

ススキがたくさん群生してる。

 

どんどん南下していく。

 

道が細いところも。

 

で、ちょっと衝撃を受けたのがこの辺。ここがもう京都市らしい。

正直、ここが京都市の管轄だということに軽い衝撃を受けた。

 

京都「府」ならともかく、京都市である。

京都市といえば言うまでもなく、京都駅や京都タワー四条烏丸などのある京都市

 

広いなあ……

まぁでもそれを言ったら高尾山のある八王子市も広いですからね。

言わば八王子駅周辺と高尾山口の先との比較みたいな感じ。

 

A(おにゅう峠) → 林道小入谷線 → 県道781号線 → 県道110号線

 

そんなことも思いつつ引き続き山の中を走っていきます。

 

途中峠を越えて下りへ。

 

再び集落。

 

この先のT字路で右折。

 

青看に「鞍馬」という文字を見てようやく京都に入ったことを実感。

 

しばらく県道を西方向へ走っていく。

 

一応目的地の一つである佐々里峠に到着。通過点。

南丹市との境にもなっている。

 

A(県道110号線) → 県道38号線 → 佐々里峠

 

車が一台停まっていた。

 

石室があり、その中に地蔵があった。

 

どうやら登山の入口にもなっているようで、

恐らく停まっている車は登山に行っていると思われる。

 

峠だけあって結構急な下りになっていた。

 

ところで、さっきのおにゅう峠から下っていく途中から結構冷えてきていた。

なのでここで中に一枚着ることに。

すると鈴の音が聴こえてくる。どうやら車の持ち主が登山から戻ってきたらしい。

 

さてこの後なんですが、本当は「五波峠」という場所へ行く予定「でした」。

ただ、さっきのリュックの件で疲れてしまったのと、

現在もう16時近くになっており、暗くなってしまうのは必至。

さすがにちょっと無理だなと思い、カットすることにしました。

 

というわけでこれから直接天橋立へ向かいます。

 

集落のある場所まで下りてきた。

 

途中仮設の橋が。

どうやら元の道は崩落で修復工事中で、ショベルカーが動いていた。

 

ちなみにこの付近で五波峠への林道入口があったと思いますが、

間もなく暗くなるので元々スケジュール的に無理があったかも (^^;

 

もう日が落ちてきている。

 

R162に入って北上。

 

途中道の駅があったので寄りました。

道の駅名田庄(なたしょう)

 

A(佐々里峠)B(R162)道の駅名田庄

 

まずは今日宿泊するホテルへの連絡。

18時予定で予約していたので、遅れる旨を伝えました。

とりあえず19時半から20時の到着予定ということで。

 

道の駅の店は17時で営業終了していましたが、

休憩所は18時まで使えるのでありがたかった。

ここで一旦休憩。

 

自販機にキットカットが売っていたので、それとモンスターエナジーを一緒に注入。

 

今日はまともに夕食は取れないだろうな……

 

休憩を終えて外に出るともうほとんど日が落ちて暗くなっていた。

HDR画質かましてこの薄暗さなので、実際は結構暗い。

 

出発。

 

ひたすら走っていく。

途中高速のICがあり、結局それを使わないとかなり時間が押しそうだった。

 

そしてそのICを目指してひたすら走っていたんですが……

道を大きくそれて反対方面に出ていたことが判明。

 

日本海側のR27に到着してGoogleMapを確認したところ、

どうやら目的のICは途中で分岐する県道で北西に行かなければならなかった。

しかしR162は北東に伸びているわけで……(左の水色マークが本来目指す場所)

 

もう少しルートを事前に調べておけばよかったと猛省……!

せめて県道分岐の青看に緑の高速マークがあればなあ……

 

ちなみに現在地は、おにゅう峠へ向かうために南下し始めた場所から

西へ4kmにも満たない場所だったりする。

つまり南へぐるりと一周回ってきたようなものですね (--;

 

時間が押しているのに痛いロスとなったものの、とにかく行かなければならない。

 

とりあえずICを目指しつつ、ここでローソンに寄って夕食を買いました。

向こうのホテル周辺ではあまり食事のできる店がないのと、

時間的に閉まっていると思われるので……

 

そしてICに到着。

本来乗る予定だったICより一つ手前からとなった。

ちなみにこの高速道は舞鶴若狭自動車道というが、基本片側一車線。

まぁ交通量もそれなりという感じで、実際ほぼ車はいませんでした。

 

で、次の問題が浮上。

ガソリン残量が微妙。。

 

一応、GoogleMapで計算したホテルまでの距離であればちょうどギリギリもつ感じ。

しかし高速に乗っていてギリギリは精神的によろしくない。

時間の遅れも相まって精神的にあまり良くない状態が続きました (--;

というか、思った以上に天橋立が遠くに感じた……

 

途中舞鶴PAに寄ってトイレ休憩。

 

再び出発。

そしてようやく宮津天橋立ICに到着して高速を降りた。

 

まずはガソリンである。

一応舞鶴PAの時にGSの場所を調べてみたらいくつかあるようだ。

 

で、早速見つけたので寄ってみたら「ちょっといま現金が使えなくて……」と言われる。

カードのみの決済らしい。

まぁカードでももちろん払えるんですけど、

基本的にガソリンは現金で払っているのでキャンセル。

 

で、すぐにまた別のGSがあったのでそこで無事に給油しました。

 

そして、ようやくホテルに到着。

遠回りとなりましたが、現在19時45分。一応間に合いました。

今日宿泊するのは「オーベルジュ天橋立」。

 

A(R27)B(小浜西IC)舞鶴若狭自動車道舞鶴PA

         宮津天橋立IC → 県道9号線 → R178 → オーベルジュ天橋立

 

チェックインをして部屋へ。

はあ~やっと到着した。けどとにかく最初に風呂に入りたい。

 

ちなみにここのホテルは隣にある天橋立ホテルの分館のようなもので、

風呂と朝食は天橋立ホテルの方になる。

なので、一旦外に出て移動が必要。

 

2Fに上がって進むと大浴場へ。

 

3、4人程度しかいなかったので空いていました。

露天風呂と内湯、サウナもありました。

今日は色々疲れたので温泉が気持ちよかったです (^^

 

風呂でサッパリしてホテルに戻る。

そして夕食はローソンで買ったサンドイッチと手巻き寿司 (^^;

 

疲れもあったしなんだかんだで22時になろうとしていたので

すぐに寝ることにしました。

今日は本当に疲れた (^^;

 

今日の走行距離は341.2kmでした。

 

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