今年一発目の高尾山。
元々は景信山まで行く予定だったが、今の時期は夜明けの時間が6時20分ごろ、
明るくなり始めるのも6時過ぎで、景信山まで行った場合、
出発できる時間が12時ごろになってしまうため、今回は高尾山のみとした。
いつも通り夜中に出発。
道はもちろん空いていて快適なのだが、途中信号待ちしているときに、
左側にいた原付が降りて手で引いて横断歩道を渡り、
すぐにまた走りだすという奇妙な光景があった。
まぁ歩行者信号が全て青になるという交差点で、
進行方向は距離の短い横断歩道だったわけだが、
結局原付なのですぐに車などに追い抜かされるので全くの無意味。
よくわからん。
今回も上着をウェアの上に羽織っているのと、
前回笹子ツーリングの時に手の冷たさがこたえたので
新しく防寒用グローブを買ったので寒さ対策は万全である。
まぁウチは寒さは割と平気で暑さに弱い人間なんですがね。
日野バイパスに入る。
すき家に到着。
現在午前4時45分。朝定食の始まっている時間ではなかったため、通常の定食。
納豆豚汁定食大盛りに唐揚げをつけてみました。
満腹になったところで再び出発。
そのまま甲州街道へ。
大和田橋で右折して北大通りを通る。
そのまま再び甲州街道に入り、高尾を通過して高尾山口手前のファミマへ。
水とチョコレートを買ってイートインで夜明けを待った。
待ったと言っても五分くらいで6時になり、
ほんの少し夜明けの兆しが見えたので外へ。
ちなみに新しく7-11がオープンしたと聞いたが、本当にファミマの隣だった。
柵を隔ててすぐにある。強力なライバル出現ですな。
土日休日の日中にはかなり客は多くなるのかな?
そして高尾山口に到着。
明るくなり始めている。(ただし画像はHDRなので実際の明るさは半分程度)
A(すき家20号日野万願寺店) → R20(甲州街道) → 北大通り
余分な荷物やウェアなどをコインロッカーの中に突っ込む。
雪がまだ各所に残っている。
さあて出発。人気はない。
今回は稲荷山コースへ。
ちなみに前回は1号路をかなり久しぶりに登った。
階段登山スタート。
意外と路面は問題なく、ドライだった。
登山者ともまだ遭遇しない。まぁもうすでに高尾山頂に行っているか、
追い抜いていくか。
途中で上着を脱いだ。やはり登っていると体が温まってくる。
久しぶりの稲荷山コースだったが、ゆっくり登っているのもあり
案外気楽に登ることができた。
途中、ようやく一人追い抜いて行った。挨拶も交わす。
展望台に到着。
東京の都市を望む。
霞んでいると思いきや、輪郭は割とはっきりとスカイツリーが見えた。
一休みして出発。
階段のところなどは雪が踏み固められている箇所がいくつかあった。
基本的には土にまみれてそれほど滑ることはなかった。
6号路への分岐点。
右の道をいくと6号路に合流する。
さて、山頂手前の最後の階段。
この階段が曲者で、長いのでややきついというだけでなく、
昇っている途中でこれを登りきったら頂上だ、と思ったら
平地があってまた更に階段があるのが見えていなかった、
という微妙な視覚トリックに騙されてしまう。
とはいえ、ようやく登り切って山頂へ。
山頂広場に到着。高尾山口を出発してから85分。
現在7時50分ごろ。
数人の登山者を見かけた。
大見晴らし台へ。
曇っていて富士山は見えなかったが、手前の山脈は割と良く見えた。
山頂広場で休憩。
別の場所から景色を望む。橋本の市街地。
さて下りますか。
で、6号路で下るか少し迷ったが、凍結箇所が多くアイゼンが必要とのことで
やはりいつも通り1号路で下ることにした。
ちなみに5号路の方を見るとやはりアイゼンがいりそうな感じだった。
1号路は最初の方は少し凍結箇所はあったものの、すぐにドライになっていた。
薬王院。
途中梅の花が咲いていて綺麗だった。
男坂を下っていく。登山客の姿も多くなってきた。
1号路は都道189号線なので、街灯などには都道のマークがある。
ただし入口にあるように、登山道も兼ねているので許可車輌以外は通行禁止、
許可車輌も時間帯禁止を設けられている。
舗装された山道を下りていく。
何度か車輌が通った。
最後の方の沢の道の川は上流が凍結しているのか、ほとんど流れていなかった。
ゴール。
高尾山口に戻り、駅前の水場で靴の泥を洗い流す。
コインロッカーから荷物やウェアを取り出し、出発。
現在9時半過ぎ。
今回は神奈川県の県道76号線を目指す。
今まではR20からR413へ向かうだけでしか通っていなかったが、
この県道はいわゆる”分断県道”となっている。
北の相模湖側と南の山北側で分断されており、
更にその迂回路となっている犬越路林道も一般車輌は通行できない。
ただ、ハイカーや自転車乗りでは結構メジャーなルートのようで、
その区間については割とブログでレポートされている。
大垂水峠を通過する。路面は特に問題なかった。
相模湖駅付近を通過し、途中で左折して県道76号線に入った。
いつもの通り南下していく、
途中ローソンがあった。つい寄ろうとしたらまだ新しくできる前だったらしい。
どうりで見かけた覚えのないと思った。今度通るときにはオープンしているのだろうか。
路面は今のところ問題なさそうだ。
道志ダム付近を通過。
途中路肩に雪が結構残っている箇所があった。
やがてR413を超えて今まで通ったことのない区間へ。
最初の方は民家と分岐が多く、一度間違えてしまった。
GoogleMapが活躍。
すると通行止め予告看板が。
ここから先は林道という看板が見えた気がした。
どうやら林道らしい。地図上では県道76号となっているので知らなかった。
先に進むと舗装された綺麗な道に出た。
が、よく見てみると細かい小石が散らばっている。
半ダートと考えた方が良さそうだ。
普通に走ってブレーキをかけると滑って転びそうだった。
途中で正式に(?)林道看板があった。
林道神の川線というらしい。
途中橋の横に分岐した道が。その先に滝がある。
一旦ホーネットを停めて行ってみる。
エビラの滝というらしい。
細い滝ではあるが、水流は割と勢いがある。
さて出発。更に先へ。
するとすぐに工事看板があった。
この先のトンネルで工事が行われているらしい。
「車両通行止め」とも書かれているのが気になる。
事前に神奈川の県道情報は見てきたので大丈夫だと思うが‥
すると工事箇所と思われる場所へ。
その先のトンネル前を見ると工事車輌が停まっていて行けなそうな感じだった。
が、警備員がこちらの方に誘導していたので行けそうだ。
トンネル前にはダンプがいて、その脇を通って行った。
トンネルを抜けると再び通行止めの標識が。
「これより2.7km先」と書かれている。
折花神社。
二つ目のトンネル。脇に落石がある。
するといよいよ雪が路面に残っている道になった。
わだちの部分があるのでそこを通る。
慎重に通って行くが、一部は凍った雪の部分を通ることになるので
両足を地面に半ば着かせながらゆっくり通過する。
雪の部分はさほど長くなく、すぐに乾いた路面に出た。
この先はキャンプ地がある。夏には賑わうのかもしれない。
ちなみに犬を散歩して歩いている人がいた。釣りに来た人だろうか。
そして通行止めゲート前に到着。ゲート手前はほとんど雪で路面が凍結している。
A(県道76号線) → B(エビラ沢の滝) → 通行止めゲート
ゲート前の雪は本当に滑りやすく、そっと足を置いてもツルっと滑る感じだった。
多分というかほぼ確実にこの上でバイクを倒したら絶対に起こせない。
とにかく滑る。
ゲートの先はやはり雪一色になっているだろう。
あくまでも標識は車両の通行止めなので歩行者は通行できる。
とはいえ、よっぽどの物好きでないと今の時期は行かないというか、
そもそも行ってはいけない季節か。
さて、戻ることに。
この辺は釣りスポットになっており、数人釣りをしていた。
途中一台バイクとすれ違い、挨拶を交わす。
こちらはR413に向かっていく。
道志みちの交差点までやってきた。
左折して道志みちに入る。
路肩に雪は残っているが、路面は概ね大丈夫だった。
ここでもバイク二台とすれ違い、挨拶を交わす。
さっきまで半ダートの道を走っていたので、ここは走りやすく感じた。
横には道志川が流れている。
道の駅どうしに到着。
A(県道76号線通行止めゲート) → B(R413道志みち) → 道の駅どうし
それにしてもさっきのダートと一部の泥水ですっかり汚れてしまった。
実は昨日洗車したばかりだった‥
ちょうど昼時なので昼食をとることに。
ピリ辛でなかなか良かったです。量は控えめ。
昼食後にはお土産をいくつか買った。
出発。
山中湖方面へ進む。
山中湖に近付くと路肩に雪が結構残っていた。
気温は-1℃。
確かに道の駅どうし辺りから少し冷えてきているかなと思った。
とはいえ、路面凍結はしていなかったので問題なかった。
石割の湯に到着。
そしたら雪が舞ってきた‥天気予報では思いきり晴れマークなはずなんですがね。。
まぁ一時的なもので大丈夫と信じてそのまま温泉へGo。
中へ。入場券を購入して靴をしまう。
受付で入場券を渡し、浴場へ。
湯船につかる瞬間はやはり気持ちいい。
今日は大した距離の登山ではないが、疲れが癒された。
露天風呂は檜風呂と岩風呂があり、檜風呂の方はぬるめ設定、
岩風呂の方は熱め設定になっている。外に出た途端寒いので岩風呂が心地よかった。
風呂からあがってサッパリする。しばらく休憩。
寝ている人もいたですな。
出発。‥むぅ、まだ雪がちらついているな。。。大丈夫か?
先のT字路交差点で左折し、またすぐに左折して県道730号線へ。
湖側から来る場合、道志みちと曲がる箇所が近いため
「ここはR413ではありません」という看板が見られた。
しばらくは走りやすい二車線道路。小さな粉雪が上着に乗っかる。
やがて山道に入る。路肩には雪がほとんど残っており、
路面もウェット、恐らく場所によっては凍結も‥塩カルが撒かれているようだった。
ほどなくして、山中湖を一望できる展望台に到着した。
A(道の駅どうし) → B(石割の湯) → 県道730号線 → 山中湖パノラマ台
大型観光バスが一台停まっていた。
山中湖を望む。
あいにく富士山はこの天気なので見られない。
湖は凍っていた。
晴れの日だったらさぞかしいい景色なのだろう。
すると観光バスの客なのか、登山客が10-20人ほど戻ってきていた。
出発。
まずは神奈川県との県境。
この先もいかにも凍結していそうな‥
というか降っている雪が少し多くなってきたような。
本降りじゃないので大丈夫だと思うけど。本降りだったらここで引き返しているね。
今度は静岡県との県境へ。
ここから静岡県道147号線に切り替わる。
下りの勾配が結構急になってきた。18%は結構な数字である。
時には1速のエンジンブレーキも使用した。
すれ違った車は二台だけだった。バイクは当然のごとく0。
やがて民家が見えてきて道もマシになり、雪のゾーンからも抜けたか。
結構直線やなだらかなカーブが多い広い県道だった。
R246との交差点へ。高架(裾野バイパス)との交差点なので、特殊な形になっている。
R246に入るとバイパスらしく、高速道のような風景が続いた。
とはいえ、交通量はそれなりに多いので50km/h程度の流れか。
順調に走っていき、やがて山北側の県道76号線に入った。
途中に道の駅山北があるので寄ってみる。
A(山中湖パノラマ台) → 県道147号線 → B(R246裾野バイパス)
→ C(県道76号線) → 道の駅山北
小さい道の駅だが、お土産や農作物売場の他に、食事をとれるコーナーもあった。
店員さんが結構感じのいい人で良かったです(^^
出発。
北側と違い、道は綺麗で凍結もなく、かなり快適な道路だった。
丹沢湖を通過して先に向かう。
途中から一部狭くなる区間が何ヶ所かあった。
けれども基本的には視界が広がり、結構先の方まで見られるので
対向車も確認しやすい。
キャンプ場がいくつかあるのか、何人かの歩行者とすれ違った。
で、しばらく進んでいくと「私有地です 通行禁止」という立て看板があった。
ここはまだ県道‥いや、林道?のはずなのだが。
この先に通行止めゲートがあるはず。
少し進むと通行止めゲートがあった。
A(道の駅山北) → 山北側通行止めゲート
(上の×はさっき行った相模側の通行止めゲート)
県道76号線は分断しているものの、この手前にある犬越路林道で一応繋がっている。
ここのゲートも脇から先に行くことはできそうだ。
少し戻ると、前述した分岐する犬越路林道。
一応期間通行止めの標識はあるが、この先にゲートがあるので
結局一般車輌は通行できない。
ゲートから先は許可車輌のみの通行となっているが、
その許可車輌もこの7/1から9/30の間は警察署長の許可が必要となる。
ただし、車輌の通行が不可であって、歩行者は通行は制限されていない。
なのでシーズン中はハイカーが割といる林道らしい。
また、車輌通行止めなので自転車も走行NGだが、
結構自転車で走っている人も多いらしい。
ただ、この標識見るからに設置されてからまだ数年程度のような新しさだが、
犬越路林道が一般車輌通行止めになってからはまあまあの年月が経っているはず。
まぁでもこの隣に大きな看板で「一般車輌通行禁止」と書かれているので
それほど問題はないが‥
道は綺麗な舗装路の両脇に葉っぱなどがちょっと堆積している。
やがてゲート前に到着。
A(県道76号線山北側通行止めゲート) → B(犬越路林道) → C(通行止めゲート)
この先に有名な(?)犬越路隧道がある。
正直行ってみたいが距離にして隧道まで4kmちょっと、徒歩では時間がかかる。
GoogleMapの計算では片道約一時間半だが、撮影、路面状況を考慮すると
片道二時間は見積もりたい。
そして隧道探索で一時間、計五時間はかかると思われる。
やはり自転車がベストなんでしょうな。通行禁止だけど。
さて、来た道を戻っていく。
再び道の駅山北へ。トイレに寄った。
あとは家に向かうのみ。
R246経由で帰ったが、秦野前後で渋滞にはまった。
コレが結構疲れたけど片側二車線区間になってからは流れたので良かった。
まさかの雪が降ってきて引き返すハメになるかと思われたが大丈夫だった。
高尾山に登って温泉に入れたので満足。
主要な道は路面状況も大丈夫だったので良かったです。
次回は今回時間の都合でスルーした丹沢湖も立ち寄ってみたいところ。
今回の走行距離は305.3kmでした。