Margatroid’s blog

ホーネット250でのツーリング日記

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山梨ツーリング Oct.2022 二日目 ~ 林道佐野峠/西乗南線 ~

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ツーリング2日目。

6時半に起床。

で、早速天気予報を再度確認してみると、少し良くなっていた。

曇りか少し雨がぱらつく程度で、昨日の降水確率70%からだいぶマシになった。

これなら予定通りいけるかもしれない。

 

外を見てみると、富士山は雲で隠れてしまっているが、

まだ降っていないようだった。

 

まずは朝食へ。

バイキング形式の朝食。

 

朝食を終えて部屋に戻る。

出発の準備をして8時過ぎにチェックアウトした。

 

ホテルを出て湖畔の方へ。さすがに朝なので少し冷えた。

空は曇っているが、空気が美味しい。

 

出発。

今日も再び身延町方面へ向かう。

 

交通量も少なく快適。

 

R300本栖みちに入る。

 

すると途中バイパスの工事か、大規模な道路の建設工事が行われていた。

新しいトンネルがいくつか完成している。

ちょうどヘアピンカーブの続く場所の付近なので、ここをパスする道なのだろう。

 

調べてみると「中之倉バイパス」という名称で、

やはりこのヘアピンカーブ(通称甲州いろは坂)の部分を

ループ状でバイパスする道路らしい。

 

道の駅しもべを通過。

 

身延町付近に入った。

 

そういえば知らなかったのだが、中部横断道下部温泉早川ICから

道の駅なんぶまでは無料区間らしいので乗ることにした。

 

片側一車線70km/hの高速道路。

これは割と時間の短縮になるかも。

 

やがて道の駅なんぶに到着した。

 

A(ホテルルートイン河口湖) → R139 → B(R300本栖みち)

     → 県道9号線 → C(下部温泉早川IC)中部横断自動車道道の駅なんぶ

 

ちなみに少し雨がぱらつき始めていた。

 

ここには南部三郎光行という武将の像がある。

 

あの有名な南部晴政とは関係ない南部氏なんだろうなと思っていたが、

どうやらその南部氏らしい。

しかもこの光行が南部氏の始祖らしかった。

南部氏といえば奥州(東北)だと思っていたので意外だった。

 

レストランがある。

メニューを見ると結構美味しそうなのがたくさんあった。

 

店の方へ。

店頭に野菜などがたくさん置かれていた。

 

野菜などお土産をいくつか買った。

 

ここの道の駅にはローソンが隣接していた。一般道に面している。

 

リポDを買って注入。

 

出発。

すぐ裏のR52に出て目的地である佐野峠方面へと向かう。

 

途中のトンネルを抜けた直後で左折。

 

更に先の丁字路交差点で右折。

 

そしてすぐに細い道へ左折。民家のある通りに出た。

 

この辺は勾配のある路地で複雑になっている。

GoogleMapで確認しながら進んだが、

一応佐野峠方面への貼り紙案内が各所にあった。

 

路地を抜けて森林の方へ。

 

林道っぽい雰囲気。

 

Y字分岐。

赤矢印の案内が参考になる。

 

完全に森林の中となった。

写真では補正がかかっているが、森林の中は夕暮れの薄暗さのように

割と薄暗かった。

 

車同士ではバッティングしたくない道が続く。

 

途中分岐。

路面からして左手は作業道だろう。

 

ガードレールもないしバイクと車でもすれ違いは無理な箇所も。

とはいえ、森林の入口から先は一台もすれ違うことはなかった。

 

T字分岐。

右手の道と、

 

左手の道がある。

 

ここは左折。

 

ところで、こんな場所なのだが後ろの方からエンジン音がしていたので見てみると、

なんと工事用のミキサー車だった。

こんな細い道をあんなトラックのような大きさの車がやってくるとは驚いた。

さっきのような細い道も通ってきたのか、

それともさっきの分岐の右手の方からやってきたのか。

 

しかもその直後に自分の前方から同じようなミキサー車がやってきた。

今さっき後方でエンジン音が鳴っていたミキサー車とバッティングするはず。

どちらかがバックしないと絶対に離合不可能だ。

 

間もなく分岐というか通行止め看板が立っていた。

 

調べてみると直進は林道三石山線へ続いているらしかった。

林道三石山線といえば湯之奥金山博物館付近から分岐している林道だが、

初回に訪れた時から途中の崩落だかで通行止めになっていた。

 

ここは右手に道が分岐している。

 

「県営林道冬季閉鎖中」「林道佐野峠線 一般開放中」という

看板が並んで立っている。ちなみにまだ冬季閉鎖期間ではない。

 

ガードレールのない細い道。

直線の木々が美しい。

 

そして佐野峠駐車場に到着した。

 

A(道の駅なんぶ) → R52 → B(分岐)野峠駐車場

 

ここで雨がぱらついてきた。

富士山は雲や霧で隠れて見えない。

 

トイレがあるので立ち寄った。

身障者用トイレもあり、割と設備の充実しているトイレだった。

 

手洗い用水道は雨水を利用している。

 

トイレの水は循環式で、汚水を土壌中のバクテリアが分解して

洗浄水に変えている模様。

 

ところでここにはゲート封鎖の分岐道がいくつかある。

 

まずは野峠親思山(しんしざん)線

伐採作業中看板が立ててある。

 

林道看板。

どうやら南に向かって天子湖の西側山の中を通っている(もしくは建設中)ようだ。

 

ダートな模様。

 

次に野峠樋之上線

 

林道看板。

これから下っていく林道佐野峠線の西側を走って北上しているものの、

この図や航空写真を見る限り途中で行き止まりのピストン林道になっているようだ。

 

そして林道佐野峠。ここを下っていく。

 

で、出発する前にまた別のミキサー車がこの駐車場にやってきた。

さっき来たあの道を通ったのが信じられないくらいだ。

するとこの佐野峠線を下っていった。

 

とりあえず出発することに。

いまミキサー車の下っていった林道佐野峠線だが、

さすがにバイクでもミキサー車とはすれ違えない。

 

こういう場所ならまだマシだが車同士はややキツイ。

ましてや前方からミキサー車が突進してきたときには……

 

再び林道看板と標柱もあった。

「通行可」の看板もある。

 

後で気付いたのだが、ここが林道佐野峠線の起点であり、

さっきの駐車場からここまでが佐野峠線ということになる。

ただの途中の林道看板だと思い、この時はスルーしてしまった (--;

 

ではここから先は特に指定のない道? という話になるが……(後述)

 

落石が目立ってきた。

 

この落石は結構厄介だ。

二輪車は踏んだだけでバランスを崩しそうな大きさ。

 

すると途中から未舗装に切り替わった。

ちなみにこの後向かう予定の天子湖の東側の方の林道石神峠線の方は

ストリートビューで未舗装を確認していたが、

ここの区間の未舗装路はちょっと想定外だった。

 

下りのダートは怖い。

砂利は普通にブレーキをかけるとスリップしやすいし、

さっきあったような中程度の落石が目立って踏むとバランスを崩す危険性がある。

 

途中舗装路の部分もあったが、未舗装と舗装済が何度か繰り返された。

 

それにしてもごつごつした中程度の大きさの石と未舗装の道が

この上なくハードに感じた。

ほぼ1速でかつ両足を地面につけられるような状態で下っていったが

それでもやや厳しかった。

 

このくらいの道だとむしろゆっくり行くより走行した方が

バランスはとれるのかもしれないが、

何よりで少し濡れている状態という、

ブレーキをかけた際にスリップするのが怖い。

 

右左口峠の県道113号線の次くらいにハードだった。疲れた。

margatroid.hatenadiary.jp

 

途中小さい滝と洗い越しがあった。

 

工事用のプレハブ小屋だろうか。

 

車を運転していてこんな場所でさっきのミキサー車とバッティングしたら

本当恐怖でしかない。

このガードレールもない細い道を延々とバックすることになる。

 

まぁ林道である以上林道工事車輌が優先というか通るのは当然のことなのだが……

 

すると途中工事場所があり、さっき佐野峠駐車場で見かけたと思われる

ミキサー車が道をふさいで作業していた。

工事関係者の人が誘導して脇の隙間と通してくれた。

一般開放されているとはいえ、やはり林道なので恐縮である。

 

下っていく。

 

麓の方まで下りてきたのか、少し開けた場所に出た。

 

そしてようやく民家が見えるところに下りてきてゴール、と思って少し油断した。

これは振り返っての撮影だが、最後のところでクレーターにはまり、

バランスを崩してホーネットを転倒させてしまいそうになった。

 

ギリギリ踏ん張って大丈夫だった。危なかった。

ダートで下りだったし、下手にブレーキもかけようとしてしまってやばかった (--;

 

ようやく携帯の電波も届くように。

 

こちらも振り返って撮影。青の林道看板があった。

名前部分は消えてしまっているが佐野峠線だろうと思った。

しかし後で調べてみるとどうやら「西乗南(にしのりみなみ)線」という林道らしい。

 

気が付かなかったというか意識していなかったが、

確かに林道佐野峠線の林道看板でも佐野峠線はここまでの途中までになっていた。

 

つまり、さっきの林道佐野峠線起点の標柱からここまでが西乗南線ということになる。

 

民家のある道を通り抜けていく。

「猫注意」の看板があったがネコが多いのだろうか。

 

更に進んでいくと林道石神峠線に到着した。

 

ここに天子湖というダム湖があり、その両サイドを町道と石神峠線が通っている。

 

しかし林道石神峠線が未舗装路であることは先に挙げた通り調べてあり、

元々通るつもりだったのだが、さっきのぱらついた雨で濡れているであろう路面と、

さっきの想定外の林道佐野峠線のハードな道ですっかり疲れてしまった (--;

 

ここは町道を通ることを選択。

というか夕方ごろから雨になる予報もあったので……

やむを得ない敗北。次回リベンジです。

 

A(佐野峠駐車場) → 林道佐野峠線 → B(林道西乗南線)町道佐野線

 

町道を走っていく。

実際は日光が届かず暗めだが、舗装済の走りやすい道である。

 

天子湖の上端の川や天子湖が垣間見えた。

 

向かいには林道石神峠線と思われるガードレールが見える。

 

ひたすら走っていくが、この道も中程度の大きさの落石があった。

 

埼玉の秩父湖と同じようにエメラルドグリーンに近い色の湖。

ここは柿元ダムという。

 

このダムはアルミニウムを製造している民間の会社の所有するダムで、

水力発電を行っている模様。

アルミニウム製造は必要とされる電気量が膨大なため、

自家発電を行うべく建設されたらしい。

この会社は日本軽金属という東京港区に本社を構える大企業。

 

引き続き同じような景色がループするようなこの町道をひたすら下っていった。

 

ようやく下まで下ってきた。結構な距離があった。

 

電波も通じて再度道の確認。

すると次に向かう方向へのショートカット道があるようで少し戻る。

ちなみにここは林道三石山線への道が左手に分岐していた。

 

県道へ出るショートカットどうなのだが、森の中を通っていて

夕暮れには真っ暗になりそうな道。

 

ついでに思った以上に細くて勾配のある急カーブの箇所もあり、やや危険な道だった。

陣馬街道和田峠手前くらいのレベルか。正直乗用車ではお勧めできない。

 

ショートカット道を抜けると踏切があった。

すぐ左手には井出という駅がある。

 

県道に出た。快適。

 

A(町道佐野線)B(分岐)県道10号線

 

帰りはR469を通っていく。

 

静岡県富士宮市に入る。

とにかく道が快適すぎ。

 

途中から一車線道路になった。

 

正面に廃墟っぽい工場関係? の建物がちょっと気になった。

 

そしてまた道が良くなるが……

 

一気に山道となった。

 

山を抜ける。

 

それにしても景色が頻繁に変わる国道である。

快適バイパスのようだったり、山の中に入ったり、更には「ここ本当に国道?」

と思うような民家の路地みたいなところをしばらく走ったりしていた。

 

やがて広い道へ。

 

そろそろ14時になろうとしている。

ここまで食事をとれそうな道の駅がなかったので色々検索。

一応食事処の店があったので行ってみたが、

どうも駐車場がなさそうだったので断念した。

なので御殿場ICから東名に乗ってSAで食べようと思った。

 

やがてR469の快適区間に入る。

 

ここは以前も通ったことがある。

ひたすらに快適なバイパスのような道が続く。

 

快適区間を抜けて住宅街を走っていく。

 

途中御殿場バイパスという名前の県道406号線に逸れてR138の交差点へ。

この橋脚は高速か何かを建設するのだろうか。

 

R138の別の場所でも橋脚を見かけている。

調べてみたらやはり上記の名前のR138御殿場バイパスのようで、

保土ヶ谷バイパスのように無料の自動車専用道路となっているようだ。

 

御殿場ICへ向かう。

 

高速に乗る前に給油したかったので、IC手前にあったGSで給油。

 

御殿場ICへ。

東名高速に入り、間もなくして足柄SAに到着した。

 

A(県道10号線)B(R469) → 御殿場IC → 東名高速足柄SA

 

もう15時を過ぎていた。

ようやく昼食にありつく。カツ系の定食が多い。

結局カツ丼にした。出来立てで美味しかった。

 

そしてそのまま東名高速を走っていき、特に渋滞もなく帰還しました。

 

本来一日目は深城ダム付近と奈良倉山登山の予定だったが、

天気を懸念して変更となった。

結果的にその方が良かったし、時間的にも二日間に振り分けて正解だった。

天気も一日目はとても天気が良く、二日目も少し雨がぱらついた程度で良かった。

林道西乗南線は想定外にハードだったが、何とか走ることができた。

ただ、林道石神峠線は断念してしまったので近いうちにリベンジしたいところ。

 

今回の総走行距離は649.5kmでした。