さて恒例の高尾山。
今までは高尾山頂、その先の小仏・城山までしか行ったことはなかったのですが、
今回は景信山まで足を伸ばしてみることに。
夜明けと共に登山を開始するのでそれに合わせて夜中に出発。
R20日野バイパスに入り、いつものすき家で朝食。
今回はビビンバ丼みたいなのにした。
早朝から肉。
朝食を済ませ出発。
甲州街道に合流。
町田街道交差点を通過。
が、高尾駅を通過した辺りから雨がぱらついてきた。
路面も濡れている。以前にもこんなことがあったような‥。
予報では雨でもなく、雨雲レーダーでも降水している感じではない。
とにかく一旦ファミマに入った。
そこで再度天気予報を確認するが、やはり雨のようではない。
とするとたまたま一時的な雨か。もう少し様子を見る。
そして4時を過ぎたあたりで店を出た。雨はまだ少しだけぱらついている。
ただ、天気予報を信じてとりあえず予定通りに進むことに。
高尾山口駅のコインロッカーへ。ウェアなどを入れた。
長袖は持ってきて正解だったか。雨が降ったせいもあるのか半袖では少し肌寒い。
すると地面に何か動く物を見かけた。
なんとカニだった。
近くの沢から移動してきたのだろうか。
外に出てみる。雨はだいたい収まった模様。良かった。
高尾山口駅は早めに開いている。
登山口に向かう。人はまだ見かけない。
ケーブルカー乗り場前の広場。
今回はかなり久しぶりに1号路で登ってみようと思った。
車輌通行止めのゲートがまだ閉じている。
登山開始。
すると早速人とすれ違った。
ヘッドライトをつけているのでナイトハイクから戻ってきたところだと思われる。
薄暗い1号路を登っていく。
1号路はこのゆるやかな坂が地味に疲れそう。
紅葉シーズンなんかはここが人でいっぱいになるらしい‥
金比羅台への分岐。
空は雲で覆われているので眺望はまず望めないのでここは左へスルー。
1号路を登るのは約10年ぶり。普段は下りで使用している。
城見台。
序盤は少し息が上がって風もなく、暑かった。
けれども後半は涼しく感じられるようになってきたか。
ケーブルカー乗り場に到着。
景色は当然霧で見えない。山道も霧が割とあった。
新しい水飲み場ができていた。
ここで少し休憩した。
再び出発。
たこ杉。
薬王院関連の建造物が見えてきた。
男坂(左・階段)と女坂(右・緩やかな坂)。
当然、女坂を登りますが?
薬王院が近付いてきた。
薬王院への階段。
本堂。
先へ。お経が聴こえてきた。
するとゲートが閉じていた。どうやらまだ夜間時間らしい。
なので夜間用の道へ。
こっちを通るのは初めてかな。
やや下っていく。
山頂前の最後の坂。
稲荷山コースや6号路に比べれば全く楽である。
山頂広場に到着。現在AM5:50。
霧が濃い。
ここにもさっき見かけた新しい水飲み場があった。
「安全でおいしい水 東京水」
飲んでみると冷たくて本当に美味しい。
水筒にも汲めるし、コレはありがたい水飲み場である。
まさに観光場所として整備され続けていますな。
高尾山での事故情報が掲示されていた。
消防の救助が呼ばれた場所、年齢、日付が掲示されている。
登山客増大に対して、注意喚起をしているのだろう。
高齢者が多いが、油断は全年齢で起こることなので注意しなければならない。
高尾ビジターセンター。
山頂手前のトイレはまだ開いていないので、ここのセンター横のトイレに行った。
大見晴らし台。
景色はさっきと同様、雲と霧で全く見えない。
ここでしばらく休憩。
次の目的地は小仏城山。
景信山はここから約二時間なので、各所休憩をはさんで
8時半ごろには到着すると思われる。
出発しようとしたらネコがいた。
二匹とも前足を隠して座っている。
調べてみるとこの座り方は「香箱(こうばこ)座り」というが、
ウチはネコ座りと呼んでいる。
ちなみにこの座り方をしているネコはとてもまったりして落ち着いているらしい。
本当にまったりしている感じ (^^
山頂で遭遇するネコは城山のネコと違い警戒心MAXなので
近付かないように遠くから眺めた。
せっかくの平穏な時間を邪魔したくないですな。
ネコを眺めた後、もみじ台へ階段を下っていく。
今回は往復ではないので帰りにここを登る必要はない。
ここから裏高尾。
もみじ台。
道が以前より整備されている気がする。
本格的な登山者は整備を嘆くかもしれないが、
ウチのような初心者は観光客増大のためなら仕方がないかなと思っている。
更に下っていく。
こんなに下りが続いたかな、と思うくらい緩やかな坂を下る。
途中登りもあるので登り下りの繰り返しとなる。
たまにトレランらしき人が抜いていった。
一丁平に到着。
相変わらずの雲と霧。
ここで少し休憩。トイレは小の方が詰まりで故障中らしかった。
出発。
緩やかな坂を何度も登っていく。
相変わらず風はないが、裏高尾を過ぎた辺りからは涼しく感じられた。
城山手前の階段。
到着。道標が新しくなっていた。
雲と霧を存分に眺める。
天狗のモニュメントの一部が破壊されている。
一部が削り取られているといった感じか。
いたずらだとしたら天狗の鉄槌が下ることを祈る。
一度は茶屋が営業しているときに行ってみたいが、昼じゃないと無理だろうな。
きのこ汁とかかき氷を食べたい。
広場には登山者が一人いた。
そして、例のネコもいた。
椅子に座ると早速寄ってきた。
すると先客の登山者がエサを与えていた。
どこにいたのかもう一匹も駆け寄ってくる。
少し話をした。小仏の駐車場から登ってきたらしい。
車ならそこからも起点にできるなあ。
バイクだとですね、ウェアをしまう場所がないんですよ。
無理やりリュックに入れてもいいですが、それはそれで荷物になるのが欠点。
ウェアだけで2.4kgあるし。
そういう意味では高尾山口駅のコインロッカーが早朝から営業しているのは
非常にありがたいのである。
しばらく休憩して景信山に出発。ここからは初めてである。
基本下りになっている。
それにしてもいい感じに涼しい。風も少しながら出てきた。
気持ちの良い散策である。
中央道や町が一部見えた。
下っていく。
以前は茶屋があったのだろうか。
バスの時刻表があった。
高尾山口駅行きは土日祝日限定のようだ。
小仏峠に到着。
あれ、これはどっちだろう?
Y字分岐していて景信山方面に向かうが、そっちが更に分岐していて、
最初間違った方に行ってしまった。
GoogleMapのGPS発動。正しい道に復帰。
やや狭めの上り坂を登る。
登りが続く。
平坦な道に出た。
高尾山からずっと鳥の鳴き声などが聴こえて心地良い。
ちなみに陣馬高原下まではここから更に11kmもあるようだ。
下り。
土の路面が続く。今朝の雨があったが、ここは大丈夫だった。
景色の見える外側の道に出る。
とはいっても霧で(ry
坂もあまりなく歩きやすい。
景信山山頂まであともう少し。
山頂手前は登りが続く。ややきつくなってきた。
山頂広場に到着。数人登山者がいた。
標高は727m。
景色はやはり雲と霧で見えないが、青空が間もなく垣間見えてきた。
ここでおにぎりを食べる。結構お腹が空いていた。
虫が寄って来るのでパック物よりかは普通のおにぎりにした方が良さそうだ。
あと、水筒は持ってきていて水も一本買っておいたが、
二本あっても良かった気がする。夏場は更に必要となろう。
景信山の茶屋は天ぷらを出しているらしい。
是非営業しているときに訪れたい。
すると、ここにもネコが。
警戒心が強い。すぐに離れてしまう。まだ子猫といった感じだった。
さて、バス停に向かって降りるとしよう。現在AM8:50。
平日は40分に出発するらしい。
ここから約40分でバス停に到着するはずなのでそれに合わせて出発した。
そばにトイレがあるので寄った。外見からしてまだ新しい。
下っていく。
ちょっと膝にきはじめたw
木々の間の道を下りていく。
美しい。
やや下りづらい箇所があった。
それにしても‥バスの出発までに間に合うか微妙になってきた。
もう9時25分を過ぎているが、まだ下の道路に着かない。
ようやく道路に出た。あと10分を切っている。
まずい。間に合わないかも。ここから走り始めた。
下山直後に走るのは足にくる。
登山に向かう人が多くなってきた。
そしてようやく二分前に到着した。結構距離があって焦った。
何はともあれ間に合ってよかった。
後ろから乗車らしい。Suicaをタッチして中へ。乗客は自分だけのようだ。
まぁこの時間でここから戻るのはそういないかもしれない。
そして運転手が戻ってきて出発。
バス停がいくつかあって、乗り込む人もそれなりにいた。
生活の足としては欠かせないだろう。
それにしても最初の方はほぼ一台分の道幅なので、
バスが通るのはかなりギリギリだった。
途中よくすれ違いができるな、という感じだった。
甲州街道に出る。ただ、ここのバス停で降りた方が良かったかもしれない。
楽かもしれなかった。
結局終点高尾駅北口まで行き、降りた。
駅のホームには登山客と思われる人たちが結構たくさんいた。
高尾山口駅に到着。
コインロッカーから荷物を取り出し、ウェアを着て出発の準備をするが、
ここで問題が起こった。
リアタイヤに金属が刺さっていた。
ただ、空気は抜けている感じではない。
果たして金属がフタになって空気漏れを少しずつ防いでいるのかわからない。
いざこれからツーリング開始、ってときに‥
やはり念のためということで、ちゃんとチェックすることにした。
一応八王子IC付近に2りんかんがあるのでそこまで移動することにした。
大幅なタイムロスになるが仕方ない。
甲州街道を戻っていく。
東京環状を北上していく。
途中でUターンして2りんかんに到着。
カウンターへ。状況を説明して、一旦スタッフに確認してもらう。
金属を抜いてみるとそこまで深く刺さっておらず、
溝に刺さっていたわけでもないので恐らく大丈夫でしょうとのことだった。
結局修理も不要でした。おさわがせしました (^^;
気を取り直してツーリング再開。
約一時間ほどのタイムロスだったが、確認する価値はあった。
八王子バイパスの方に行き、R20→北大通り→高尾と来た道を戻っていく。
高尾山口前を通過。
大垂水峠に向かう。
大垂水峠を通過して神奈川県側へ。
相模湖駅付近を通過して県道76号線に入る。
一部道はやや狭いが交通量はほとんどなかった。
気温は23℃。暑く感じることはなく、山の方も青空が見えている。
やがてR413道志みちへ。
バイクもまあまあ見かけた。
道の駅どうしに到着。
A(高尾山口駅前) → B(県道76号線) → R413 → 道の駅どうし
ピーチ味のソフトクリームを食べた。
さっぱりしていて美味しかった。
直売所で野菜をいくつか買う。
富士山サイダーも買って飲んだ。サイダーが美味い。
道の駅どうしを出発。
それにしてもR413に入ってからは更に涼しくなった。
続いて山中湖へ向かう。
毎度のごとくだが、ねずみ捕りには警戒していた。テニスコート前とか。
長池親水公園駐車場に到着。
富士山は雲で隠れていて見えない。
散策するにはいいのだが、こちらはリュックがあるので毎度湖を眺めるのみ。
次は近くにある紅富士の湯へ。
向かう途中、工事による交互片側通行があった。
今日は全体的に工事の通行規制がやたら多かった。
紅富士の湯に到着。
A(道の駅どうし) → 県道729号線(マリモ通り)
→ B(山中湖) → 紅富士の湯
中へ。入浴券を購入し、貴重品や荷物などをロッカーに預け浴場へ。
ジェット風呂と露天風呂が気持ち良かった。登山の後の温泉は格別である。
風呂からあがった後はコーヒー牛乳。
それにしても中国系観光客が多く、ほとんどがそうだった。
特に河口湖・山中湖周辺は人気がある。
さて、本日最後の目的地である御坂峠に向かう。
御坂みちへ。
普段流れのいいこの道路も観光バスが二台いたのでゆっくりだった。
バスが登坂車線に移動するとみんな一気に加速するw
そして割とすぐに旧道との分岐に差し掛かり、右折。
久しぶりの御坂みち旧道。
車は一台だけすれ違った。
途中タヌキらしき動物を二匹見かけた。
タヌキを通過して先へ。
ここでも工事による交互片側通行規制を行っていた。
どうやら舗装工事のようで、陥没した箇所をなおしているのか
ロードローラーが動いていた。
旧道でも観光シーズンになるとドライブとして需要のある道路は工事で
整備されていくが、R139の旧道大月側はきっと放置なんだろうな‥
やがて天下茶屋前に到着。
A(紅富士の湯) → B(R137 御坂みち) → 県道708号線 → 御坂峠天下茶屋
散策道。
御坂隧道。
やはり富士山は雲に覆われて見えない。
天下茶屋。
中へ。客はまあまあいた。
ただ、自分より先に入った夫婦も食事しようとしていたらしく、
店員が見つからず待っているようだった。
なので先に外にあるトイレへ。
トイレから戻り、改めて中へ。
座敷の席でもいいか訊かれたのでそちらに座ることに。
何度か訪れている天下茶屋だが、ここで食事をするのは初めてだったりする。
いつもタイミング的に朝食や昼食をとった後に訪れることが多かった。
ほうとうと山椒みそおでんをたのんだ。
まず先に山椒みそおでんがやってきた。
こんにゃくに山椒みそをつけたもの。
味噌が甘辛く、ツンとした山椒がきいていていい感じだった。
やはりこんにゃくに味噌っていいですね。
その後にほつおうがやってきた。
結構量が多い。
もちもちした太い麺にたっぷりの野菜で美味しくいただきました。
お腹が空いていたので余裕で完食。
食後は少しゆっくりしていた。
食事を終えてお土産を少し買った。
さて帰りますか。
御坂隧道を抜ける。こちらは御坂町側の隧道入口。
下っていく。
ヘアピンカーブが多いが、道幅は広い。
現道に出た。
右折してひたすら下っていく。
流れは速い‥かと思われたが、交通量が多いのかそうでもなかった。
勝沼方面に向かうので途中右折して県道34号線へ。
勝沼バイパスとの交差点で右折してR20に入った。
そのまま大月方面へ。
県道212号線との交差点を通過。
笹子トンネルを通過し、甲州街道をひたすら走っていく。
R20は都心まで順調に流れていた。
永福から首都高に乗ろうかと思ったが入口が閉鎖されていたので下で帰りました。
初めて景信山まで登り、比較的涼しい登山となって良かった。
パンクの可能性というハプニングもあったが、
御坂峠のほうとうも食べられたし、順調なツーリングでした。
今回の走行距離は322.9kmでした。