気付いたら今年ももう終わり。
そういえば今年はまだチバにツーリングに行っていなかった。
まぁちょっと色々忙しかったのもありますが、
今回は紅葉の時期は過ぎ去ってしまいましたが、養老渓谷辺りにでも行ってみようかと。
R357で千葉県の湾岸を通る。
日の出付近でちょっと渋滞していた。
千葉街道を抜けてR16へ。ここから渋滞にハマる。
途中左折してR297大多喜街道へ。
A(R357) → R16 → R297(大多喜街道)
県道81号清澄養老ラインへ。
急に交通量が少なくなり、空いていた。
月崎付近を通過。月崎トンネルの方に寄っても良かったのだが、
昨日は雨が降っていたため路面状態が良くないと思い、スルー。
一旦T字路交差点で県道32号線へ。
養老渓谷付近に到着。
A(R297大多喜街道) → B(県道81号清澄養老ライン) → 養老渓谷
渓谷入口駐車場へ。料金はどこに払うのだろうと思ったが、
ちょうど管理の人らしき人が軽トラでやってきた。
ただ、バイクの料金が看板に書かれていないので
停められるか訊いてみたら大丈夫だった。バイクは300円。
ちなみに管理人がいない時も料金ボックスと封筒があるので
そこにナンバーなどを記入し、料金を封筒に入れればOKのようだ。
準備をして出発。その前にすぐ近くの公衆トイレに寄った。
中瀬遊歩道入口へ。
すぐに渓谷に出た。
水の流れる風景は見ていて心が洗われる気がしていいなあ。
正面には大規模な地層が見られた。
飛び石で川を横断。
紅葉時期は過ぎたが、確かに紅葉スポットとなりそうだ。
この辺はキャンプ場があるらしい。
東屋。
再び川を横断。
昨日の雨で一部ぬかるんでいる箇所もあったが、大した支障はなかった。
弘文洞跡に到着。
「弘文洞」というだけあって、かつてはトンネルのような感じだったらしい。
ところが天井が崩落してしまい、現在の形になった模様。
だから「跡」となっている。
ちょっと下に下りられそうだったので降りてみるが、
慎重に下りていたのにもかかわらず、ズルっとコケたw
先へ。
そして出口までやってきた。
ここまで約40分。ちょうどいい散策コースなのかもしれない。
そしてここを左に行くと、例の素掘り二段トンネルがある。
まずは西側の共栄トンネル。
で、この共栄トンネルの左脇は茂みになっているが、
よく見ると何となく獣道ともいえなくもない感じの場所がある。
そこをほんの少し進むと上段の旧素掘りトンネルに到着した。
上部からトンネル内部を望む。
すぐ左にも穴があるが、すぐに行き止まりというか、ただの「穴」である。
上からトンネルの景色を堪能した後、下に下りてみる。
共栄トンネル側は人工的に造られている。
対する反対側の向山トンネルからは素掘りとなっている。
今入った共栄トンネル側(西側)から向山トンネル側(東側)に
向かうと坂になっている。
コレは上段の素掘りトンネルが旧道だったことを表しているようで、
共栄トンネル側を新道として掘りなおしたためのようだ。
理由はわからないが、カーブにもなっている。
いずれにせよ、この二段トンネルが珍しいことには変わりない。
東側の向山トンネル入口。
出口を出ると、ホーネットを停めた駐車場辺りが見えた。
コの字型に散策してきた感じだ。思いの外近かった。
ここから先に少し歩いていく。
すると、清恵という食事処がある。
店の中へ。
メニューは麦とろ御膳押し。
しかしながらここで哀しいお知らせをしなければならない。
実は‥とろろが大の苦手である。
あの食感が無理なのだ。
小学生のころ、朝にとろろが出たのだが、とろろの食感が好きになれず
食べられなかった。しかし親に無理やり食べさせらて、それ以来トラウマとなった。
どのくらいトラウマだったかというと、とろろを少し口に入れてみただけで
胃液が逆流して吐きそうになるくらいのレベルだった。
これは完全に拒否反応。
‥ところが、大人になってからは夏になるたびに見るとろろの定食で
スタミナがつくとか見ると「実はいけるんじゃないか」とか
思うようになり、一回くらい挑戦してもいいんじゃないかとか
思ってみたりした。
まぁ未だにとろろご飯自体は食べたことは無いのだが、
佐渡島にツーリングに行ったときに、漬けまぐろの小鉢に
とろろがかかっていたのがあって、それはすんなり食べられたので
恐らく大人になってから味覚も変化して、
トラウマはほぼなくなったのではないかと推察できる。
とまあ、長々と書き連ねましたが、結局麦とろ御膳は回避してしまった。
いや、それでも十分近くは逡巡していた。
しかし某O槻班長の言う通り、最も怖いのは……外れを引くこと……!
いや、この麦とろ御膳はきっと美味しい。
しかしながらこの場合、個人的に苦手な物を注文して
やっぱりだめでしたーというパターン。尾を引く……! この後のツーリングに……!
ちなみにかき混ぜ物でいったら納豆は大好きで、ほぼ毎日食べているんですがねー
で、頼んだのは釜揚げうどんにゆば天ぷら。
うどんはつるっとしてのど越しが最高に良かったし、
ゆばの天ぷらも口当たりが柔らかく、大豆らしいまろやかな味だった。
昼食を終えて駐車場まで戻る。
準備をして出発した。
少し進んだ先で右折し、R465へ。
新筒森トンネル。
快適な筒森バイパスの後は、一部センターラインがなくなる細い道になったりした。
再び県道81号線へ。
狭小区間に入る。
とても静かで携帯(docomo)の電波も届かない場所。
狭小区間を抜けていく。
広い道に切り替わる。
で、その途中に建設中の橋があった。
以前も通った時に気になっていた。
形状からしてループ橋かなとは思っていたが、その通りで、
事業自体は1991年から開始し、色々延期されて2020年春に完成予定らしい。
いやこんなところにループ橋ができるとは。
でも確かに観光バスなんかがさっきの山道を通るのはちょっと厳しそうだ。
県道81号線を南下していき、R128へ。
A(県道81号線) → B(R465筒森バイパス)
→ 県道81号線 → R128(外房黒潮ライン)
海岸沿いを走っていく。
途中左に逸れて房総フラワーラインへ。
ひたすらの快適なストレート。
R410に入る。
ようやく野島崎灯台の看板が見えてきた。
更に走っていき、駐車場に到着。
A(R128黒潮外房ライン) → 県道297号線(房総フラワーライン)
→ R410(房総フラワーライン) → 野島崎駐車場
付近は公園広場となっている。
石階段を少し登って鳥居をくぐる。
神社の脇に出て更に先に進むと灯台が正面に見える。
どうやらこの周辺は工事が行われている模様。
受付へ。するとリュックを預かってくれるとのことだった。ありがたい。
灯台の中へ。
らせん状の階段を昇っていく。
最後の方には狭く急な階段になった。
なるほど、これは確かにリュックを背負っては(天井の低さ的に)厳しいかも。
展望デッキに出た。野島崎から広がる海を眺める。
いい景色だ。
何隻か大型船も見られた。
灯台内部。
資料館を出て外の公園内を散策。
伝説の岩屋。
投げ入れてみたが、全然ダメでしたw
ここは房総半島最南端。
先端の方にはベンチと共に海を見渡せる高台があった。
軽いロッククライミング的なことをして登ってみた。
ベンチが設置されている。夕陽がさぞかし綺麗なんだろうな。
さて、戻りますか。
ほどなくして海底地すべり構造駐車場に到着。
A(野島崎駐車場) → 安房グリーンライン → 大規模海底地すべり構造駐車場
地すべり構造を説明するボードがかなりボロボロになっていた気がする。
駐車場の奥に何かの箱が積まれていた。何だろう?
地すべり跡を眺めた後、グリーンラインを走る。
交通量もほとんどなく気持ちのいいワインディングロード。
菅田の滝の前の駐車スペースは舗装されていた。
小松寺付近でUターン。
林道畑3号線。
しかし、コーンとバーで通行止めっぽい感じになっていた。
隧道がすぐ先にある。この先で通行止めでもなっているのだろうか。
続いてUターンして山荻トンネルの方に行ってみるが‥
またもや通行止めだった。
この看板、去年の1月にも立っていた気もするが。
しかし去年見たのは今回の手前の部分だったらしい。
実はこの通行止めの道の方を目的としてグリーンラインに寄ったわけですが、
これで打ち止めですね。
A(大規模海底地すべり構造駐車場) → B(小松寺入口)
→ C(林道畑3号線入口) → 通行止め
仕方ないのでグリーンラインをまた小松寺方面に北上していく。
田んぼの広がる道を走っていく。
県道296号線にぶつかり西方向へ左折、更に県道88号線とぶつかるので右折して北上。
県道258号線交差点で西方向へ左折し、道の駅富楽里とみやまに到着した。
A(通行止め) → B(県道296号線) → C(県道88号線)
→ D(県道258号線) → 県道184号線 → 道の駅富楽里とみやま
ここで食事をとることに。2Fの食事処へ。
揚げたてで非常にサクサク、たれも抜群に美味しかったです (^^
その後は下のお土産屋でお土産をいくつか買った。
さて帰りますか。そろそろ日も暮れてきました。
ひたすら海岸沿いのR127を数台の乗用車と共に快走。
やがて店の立ち並ぶ大通りになりますが、やっぱりあの看板が気になる‥w
英会話の看板。イケメンが「イェイ!」とやっているのが印象的。
木更津付近ではよく見かけますな。
R16に入ってひたすら北上。
途中で渋滞にはまりましたが、無事に家まで帰還しました。
紅葉の時期は過ぎた養老渓谷ですが、散策するにはちょうど良い長さのコースでした。
素掘り二段トンネルも久しぶりに訪れることもできましたし。
野島崎も灯台に登れて眺めは良かったですね。
山荻トンネル方面に抜けられなかったのだけが想定外でしたが
概ね気持ちのいいツーリングとなりました。
今回の走行距離は292.9kmでした。