東京の島。
2016年にツーリングで八丈島を訪れ、
そして今回はついに青ヶ島より更に約640kmも南に位置する
小笠原諸島(父島・母島)への上陸を試みた。
現状小笠原諸島へ観光で訪れるには、交通手段が「船」の一択になる。
八丈島は竹芝から「船」だけでなく、羽田から「飛行機」でもアクセス可能。
(とはいっても、ヘリはたった9席の予約争奪戦ですが……)
小笠原諸島への空港建設の話は1990年代から出ていたそうだが、
いまだ具体的な動きは何もない。
観光だけでなく色々な面でのメリットはあるものの、
環境への影響などのデメリットも存在するので難しいところ。
ただ、先に結論を書いておくと、
「時間・スケジュール」と「費用」の問題さえクリアできるのなら、
正直なところ青ヶ島に比べれば父島・母島へのアクセスは容易(確実性)
だなと思いました。
やはり青ヶ島は「ヘリ」の予約の難しさ、船の就航率がネックかと。。
◎小笠原へのアクセス
小笠原諸島への旅行は通常より期間が長くなるため、
まずはスケジュールの確認から始まる。
小笠原へのアクセスは小笠原海運の「おがさわら丸」(後述)にて、
竹芝桟橋から父島の「二見(ふたみ)港」へ24時間かけて就航する。
そしてそのおがさわら丸は父島に到着すると到着日から3日間停泊し、
折り返してまた24時間かけて竹芝桟橋へ就航する。
つまり、竹芝を出発すると次に戻ってくるのは5日後になり、
竹芝から父島への出港は基本的に週1または2日しかない。
そしてこの出港日を含めた6日間(5泊6日)を「1航海」という単位で呼んでいる。
そのため小笠原海運で取り扱っている、船と宿(3連泊)がセットで予約できる
「おがまるパック」というのが一番簡単で確実である。
◎スケジュール
1航海で母島と父島両方訪れることは可能?
今回はそのお手軽なおがまるパックを利用していない。
その理由はただ1つ。
父島と母島、両方行きたいから。
せっかく訪れる小笠原諸島。どうせなら父島も母島もまわりたい。
しかしおがまるパックに限らず、小笠原旅行への観光旅行は
父島か母島のいずれかの3連泊が基本。なのでどちらか一方のみの観光となる。
何故なら、1航海で旅行するとなると島での宿泊は3泊。
その3連泊以内で父島と母島を行き来するのは
船の発着時間的にあまり現実的ではないのだ。
かといって、「2航海」(11泊12日)で旅行できるスケジュール(と予算)を
取れる人はそうそういないだろう。
父島から母島へのアクセスは「ははじま丸」(後述)が
基本的に週5日ほどで就航しており、父島と母島を往復している。
ただ、1日1往復便という形なので、例えば父島に宿泊しつつ母島を訪れる、
なんてプランを考えると不可能ではないが、
下記のような非常にタイトな弾丸ツアーとなる。
7:30 父島 発
9:30 母島 着
14:00 母島 発
16:00 父島 着
母島での自由時間は船が予定通りに到着したことを前提で、
たったの4時間半しかない。
それに実際の乗船時間を考えると4時間あるかどうかといったところ。
まさに弾丸ツアー。
そしてもう一つ言及するとすれば、見ての通りははじま丸は基本的に
父島発の往復便なので、母島に3連泊して父島へ弾丸ツアーというのは不可能。
[宿泊予約]
なので、個人で宿の予約をとることに。
ただ、おがまるパックや旅行会社などの3連泊プランで部屋がある程度取られている
可能性もあるし、1泊また2泊のみという予約はあまり好まれないかもしれないという
不安もあったりしました。
ましてや今回予定している3月はクジラを観るのに適したシーズンの季節でもあり、
宿によっては繁忙期の設定もしている時期。条件が色々と悪い。
とはいえ、まずは訊いてみないことには始まらない。
更に、個人的には朝食と夕食が付いているプランが必須だった。
父島は何とかなるかもしれないが、島なので飲食店は限られる。
特に母島は小さな島なので飲食店があまりない。
予定としては父島で2泊、母島で1泊。
そして母島での宿泊は島上陸1日目か3日目にしたい。(父島を2連泊の方が簡単)
その上でまずは母島の宿へ色々と電話をかけてみた。
しかし部屋がことごとく埋まっており、予約がなかなか取れない。
電話したのは出発の約2ヶ月前の1月下旬。もうすでにこの状態である。
そしてかろうじて小笠原上陸初日に空いていた宿が見つかった。
朝食と夕食付。
というわけで初日を母島にして次は父島の宿を探してみる。
とりあえず順番に電話をかけていくが満室ばかり。
一旦夜に連絡してくれってところもダメだった。
そして5軒目くらいだったか、港からはやや離れているが送迎はもちろんあるし
2泊朝食・夕食付の宿をなんとかおさえることができた。良かったー
というわけで、今回の小笠原旅行スケジュールは下記のようになった。
1日目 11:00 竹芝桟橋 出発 おがさわら丸泊
2日目 11:00 父島 到着
12:00 父島 出発 14:00 母島 到着 母島泊
3日目 14:00 母島 出発 16:00 父島 到着 父島泊
4日目 父島泊
5日目 15:00 父島 出発 おがさわら丸泊
6日目 15:00 竹芝桟橋 到着
[母島・父島観光プラン]
<母島編>
さて、行動計画についてですが、まず母島から。
母島での滞在時間は14時~翌14時の24時間。
また、到着日の宿の夕食の時間が18時-19時なので実質的には
到着日は15-17:30の約2時間半、
翌日父島への出発日は9-13:30の約4時間半が行動可能時間と考える。
母島の港及び宿は島中央の南寄りに位置している。
そして母島の地形を見る通り、1本の都道が島内を縦断しており、
北か、南かという選択になる。(港周辺はははじま丸出港前にぶらぶらする予定)
徒歩でも都道の北端及び南端へ行くこと自体は可能な距離ではあるが、
上記の時間的制約を考えると自転車(電動ならなお可)やバイクなどの
乗り物が必要的。
車だと島の規模を考えると微妙かなあ。
まぁ悪くはないけどあまりお手軽という感じではない。
今回は運良く母島宿泊先のクラフトインラメーフがレンタルバイクを始めたところで、
予約時にレンタルバイクが使用可能か問い合わせたところ可能だったため、
バイクのレンタル(24時間・宿泊者限定)もすることができました。(後述)
そして到着日とその翌日で北と南それぞれどっちへ行くかですが、
結論として到着日に北、翌日の出発日に南に振り分けました。
というのは、母島で特に行きたかったのが小富士と呼ばれる南側の展望スポット。
南は同時に東京都道最南端のポイントもあるんですが、
そこへ行くには都道最南端から更に1時間近くのトレッキングとなるので
行動時間的に翌日に設定しました。
<父島編>
続いて父島。
父島は一応時間にゆとりがあるので全て徒歩の予定。
こちらのスケジュール(予想実質行動可能時間)は、
父島1日目(母島 → 父島到着日) 16:30-17:30
父島2日目 9-17:30
父島最終日(父島出港日) 10-14:30
となっている。
最初の母島 → 父島到着日は16時到着の18時から夕食なので
ほとんど外で行動できる時間はないのですが、
宿のそばの海岸くらいはいけるかなと。
メインの父島2日目は、父島には周回する感じの「夜明道路」というのがあり、
その途中途中で展望スポットや天体関連の施設があったりするので
その道を1日かけて歩いていこうと思う。
そして最終日の3日目は港周辺を散策する予定。
こんな感じのプランとなった。
◎おがさわら丸
「上陸作戦」とやや大げさに言ってしまったが、
先にも触れた通り、おがさわら丸くらいの大型船であれば
よっぽどのことが無ければ欠航することはあまりない。
なので、費用と時間さえかければ行くことはだいたい可能。
[おがさわら丸(三代目)]
さて、今回乗船するおがさわら丸の紹介。
おがさわら丸は竹芝桟橋~父島二見港間約1,000kmを結ぶ定期船。
1973年に就航した父島丸は約38時間
1979年に就航したおがさわら丸(初代)は約28時間30分
1997年に就航したおがさわら丸(二代目)は約25時間30分
そして2016年から現在、三代目が約24時間で就航している。
[予約]
無事に宿をとることができたので早速おがさわら丸の予約を行う。
おがさわら丸の予約は電話とインターネットで可能。
ネットだとネット割があるのでちょっとお得。
ただしネット予約は会員登録&クレカ決済のみ。
特定期間(GWや夏期、年末年始など)を除き、
東京出港日の2ヶ月前から予約が可能。
室数の関係もあり、基本的に特等室から埋まっていく模様。
なお2024年3月現在、特等室の片道運賃は……¥85,250😱
往復で約17万……
ちなみに今回は2等寝台(ネット割¥30,960x2=¥61,920)にしました。
多分コレが一番コスパ的に無難かなと思います。
八丈島へ橘丸に乗ったときの特2等寝台に相当するかな。
[乗り物酔い対策]
だいぶ時間が短縮されたとはいえ、丸一日24時間船の中で過ごすことはなかなかない。
そして何よりの問題は船酔い。対策がとても重要である。
船内では酔い止めの薬は販売していません。
ちなみに私は非常に乗り物酔いに弱い人間です🤮
アレは八丈島へツーリングに行ったときのこと……当時御蔵島に接岸できず、
通過してしまうくらいの荒れた天候と波だったとはいえ、
酔い止めの薬を飲んでいたのにもかかわらず
八丈島への橘丸でさえグロッキー状態でした (--;
今回は「本気の酔い止めならコレ」と勧められたのが、
私はこれを非常に推したい。
何故なら、特に帰りは揺れが大きかったのにも関わらず、
一度も酔わなかったから。
自分でもちょっと信じがたかったんですが、
揺れの少ない船でも確実に酔うであろう自分が
全くの余裕だったというのが結果です。
しかも、持ってきた動画やゲーム画面を見て過ごしても酔わなかった。
もちろん乗り物酔い対策は薬だけではなく、
・前日までに睡眠をよくとる
・空腹を避ける(何か食べておく)
・柑橘系や乳製品の飲み物は避ける
・酔う前に酔い止めの薬を飲む(←コレ重要)
・定期的に外の風に当たる(気分転換)
といった対策も実行。
意外だったのは気分転換にスッキリするかなと思っていた
柑橘系の飲み物がNGだということでしたね。お茶と水で過ごしました。
口にするのはすっぱい梅の味のするグミなど。
後は結構デッキに出て外の風に当たって気分転換したのも大きかったでしょうか。
とりあえずこれらのおかげで問題がありませんでした。
[船室]
おがさわら丸の船室のグレードにはいくつかあり、
特等、特1等、1等、特2等、2等寝台、2等和室がある。
特等はホテル並みの装備と個室、1等は個室で区切られている。
今回利用したのは2等寝台。1ヶ所につき4名。(端は2名)
このように両側に上下2段ずつ向かい合う感じになっている。
ベッドはカーテンで仕切ることができるのでプライベート感は確保される。
ただ、向かい側の人と目の前の階段は共有なので荷物を置くことはできない。
大型荷物置き場は区画部屋ごとにあるので、
とりあえず大きな荷物(スーツケースなど)は先に
大型荷物置き場に置いた(確保)方がいい。
(置ききれなく床に置く場合が多いので)
中の様子。
ハンガー、小物置きネット、照明、送風空調、そしてコンセント(560Wまで)
などがある。必要十分だ。
ちなみに毛布も写っているが、掛布団として付属しているのは
ぺらっとしたやや薄めの物のみ。
八丈島の橘丸の時と同様、毛布は有料で貸し出しをしているので早速借りに行きました。
なのでぺらっとした薄めの布団は敷布団にして毛布をかける形にしました。
枕は長方形で固めの枕。
まぁ多少慣れない部分もありますが、そば枕などの固めでやや高めの枕が
好きなのでそれほど問題なく寝られました。
ちなみに特2等になると1ヶ所につき2名(上段同士か下段同士)となっており、
ベッド前だけでなく通路側もカーテンで仕切ることが可能。
そしてベッドもグレードアップして布団になっている。
ただし2等寝台と比べて片道10,000円以上も上乗せとなる。
・船内設備
船内案内所。
毛布の貸し出しもここで受け付ける。両替機あり。
通路ラウンジ。
レストランChichi-jima。
メニューは割と豊富。
このメニューの他に、納豆やサラダその他一品ものの小鉢もありました。
小鉢に関してはレジの手前横のカウンターにあるので、
希望者は直接お盆にそれを載せて会計というスタイル。
ちなみに朝食メニューは原則券売機で販売、
和・洋がそれぞれ2種類ずつグレード別でありました。
7デッキには展望ラウンジがあるが、席数が限られており食事の時間帯は
争奪戦みたいな感じだった。ちなみに予約席もある。
ここでも朝食メニューのサンドイッチその他などの販売あり。
むしろ朝はこちらの方がお勧めかもしれない。テイクアウト可。
船内コンビニショップドルフィン。
菓子・ドリンク類や雑誌の他、冷凍食品まで売っている。
そしてコーヒーマシンもあり、コーヒーも販売している。
コーヒーは飲んでいる人が割といました。
自販機コーナー。値段は地上と変わらない。
ドリンク類。
カップ麺とアルコール類。
その他パンや菓子、パックご飯やレトルトも売っていた。
給湯器や電子レンジも完備。
一応給湯室自体は各デッキにもある。
船内EV。
シャワー室。
トイレだけでなく洗面所室もある。
冷蔵ロッカー。
意外と東京から出発した際も利用率が高かった。
貴重品ロッカーもある。
シャワーを浴びに行くときなど、貴重品を入れるのに最適。
小菅の湯だったか、温泉地でも見かけたことのある指紋認証式ロッカー。
公衆電話。
当然のことながら、衛星電話となる。
docomoの提供する衛星電話サービス「ワイドスターⅢ」。
ちなみに日本全土+沿岸200海里全てカバーしている。
100円硬貨専用とあるが、Edyにも対応。
23秒/100円。
その他船内。
ちなみにメインの乗船口は4デッキ(4F)で、
私の利用した2等寝台は5デッキにあり、外のデッキに出るには
6・7デッキからとなっていました。
2等和室は2・3デッキに位置しています。
通過予定時刻。
往路は夕方ごろに八丈島付近を通過する模様。
[ははじま丸]
父島二見港と母島沖港(おきこう)を2時間結ぶ連絡船。
週3-5日ほどで運行しており、原則父島発の往復便となっている。
通常朝の7:30に父島を出発するが、母島の宿泊客対応のため、
父島へのおがさわら丸入港日は12:00出港となっている。
(おがさわら丸は11:00父島着)
ははじま丸は2時間の定期船なので船内にショップ及びレストランは
常設していない。(自動販売機のみ)
よって、母島へ宿泊するプランの人は父島に到着後、
すぐに昼食の弁当を買いに行く必要がある。
また、予約制ではなく当日券購入方式となっており、
意外にもSuicaでの支払いにも対応していた。
船室は2等椅子席と2等和室。
個室椅子席も別途有料で用意されている。
2時間程度の船旅なので基本的に外のデッキで過ごしました。
シーズン(2-4月)にはクジラを見るチャンスもあります。双眼鏡を用意しよう。
◎宿泊
宿泊先は特にシーズン中は予約開始と同時にどんどん埋まっていく。
また、おがまるパックなどで予め部屋をある程度押さえられていることも考えると
宿の予約はなるべく早めにしたいところ。
特に今回の私のように父島と母島を個別で宿の予約を取る場合には
予約開始日に予約するくらいの勢いで探した方がいいかもしれない。(前述)
とりあえず宿泊した場所の紹介を少し。
<母島>
[クラフトインラメーフ]
沖港から徒歩5分程度の場所にあります。
大きめの荷物(スーツケース等)は沖港到着時にスタッフの人が
車に乗せて宿に運んでくれます。
今回かろうじて取れた部屋は和室部屋。
各部屋トイレ・ユニットバス付き。
ただ、風呂はちょっと狭かった (^^;
ビジネスホテルにある感じのユニットバスなんですが、
カーテンで仕切ってシャワーを浴びるも奥行きがほとんどなく
後ろの壁にぶつかりそうなくらい狭い……
とはいえスタッフの人は割と接しやすいし、
インターネットのWi-Fiも快適に接続可能で、全体的には満足しました。
また、ちょうどこの時にレンタルバイクも始めたので
利用することができました。(後述)
[レンタルバイク]
今回母島で利用したのがクラフトインラメーフで扱っていたレンタルバイク。
時間の限られた母島では役に立ちました。
詳しくはラメーフのHPで紹介されています。
ちなみに24時間プラン5,700円(宿泊者限定価格)でレンタルしました。
レンタルバイクの予約もバイクの利用状況を確認の上、宿泊予約時にできました。
利用時には当日、利用者情報に記入の上、免許証のコピーを取ります。
この時利用したバイクはホンダのタクトでした。
ガソリン代込みなので特に返却時に満タンにしなくても大丈夫でした。
もちろんヘルメットも借りられます。(私はヘルメットだけ持参していきましたが)
<父島>
[ホテルビーチコマ]
父島で宿泊した宿。
二見港からは離れているので送迎で向かいました。
ここも部屋は和室。
ちなみに風呂・トイレ・冷蔵庫は全て共同となっています。
洗面所。
お湯は電気ポット。
2Fの部屋なんですが、目の前の廊下がとても音が響く……
普通にスリッパで歩くだけで結構な足音が聞こえるくらい。
通路部分の床板の問題なんでしょうけど、夜などは気を遣いました (^^;
インターネットWi-Fiは快適に接続ができました。
食事はダイニングで。
また、洗濯機と乾燥機(共に時間制有料コインランドリー)があります。
そして特筆すべきは隣接する無人販売コーナー。
少し前までは有人のショップとして開いていたようですが、
けれども飲み物はもちろん、お菓子類の他おにぎり弁当なども
時間によっては販売されているので重宝するらしく、
結構ここの無人ショップに立ち寄る車がいました。
ちなみにクラフトインラメーフとビーチコマ共に、
前日の夜までに申し出れば翌日のお昼の弁当(おにぎり)に対応してくれました。
◎天気
旅行で重要なのは天気も同様。
近場の旅行ならキャンセルも数日前にできるが、
長期のこの小笠原観光となると運でしかない。
幸いなことに、今回の旅行では全て晴天に恵まれました。
出発前の予報では、丸一日父島を歩く日が雨にかかりそうだったんですが、
何とか晴れに転じました (^^
無論、雨になっても予定通り決行しましたけどね……景色は拝めないでしょうけど。
なのでカッパは持って行きました。
◎その他
[持ち物補足]
今回小笠原観光で持って行った方が良いと思ったものは、
「双眼鏡」、時期によっては「日焼け止めクリーム・帽子」。
まぁ帽子なんかは大抵の人が持って行っていたんでしょうけど、
私は持っていくのを忘れました。。
双眼鏡はホエールウォッチングで便利。
ははじま丸に乗ったときは半数くらいの人が持ってきていました。
クジラを何度か見かけることができますが、結構離れた場所なので
双眼鏡が役に立ちます。
あと盲点だったのが日焼け止めクリーム。
焼けました。
まだ3月だから大丈夫かなあと高をくくっていたら……
まぁ風呂に入るときにちょっとヒリついた程度ですが、
それより帰るころに顔の皮がむけ始めてちょっと格好悪い感じに……
山道を歩いたりしていたので帽子もあった方が役に立つでしょう。
<持ち物リスト(参考)>
・千円札(事前に両替しておいていった方が何かと便利)
・おがさわら丸乗船券引換券(PDFで発行されますがプリントアウトして持っていく)
・着替え類(基本的に宿にはランドリーがあったりします)
・酔い止めなどの薬類(現地や船では手に入らないかもしれないので)
・酸っぱい系のグミなどの菓子類(菓子類は基本的に船の中でも手に入ります)
・ゴミ袋やコンビニ袋(あると何かと便利)
・電源タップ(私は長方形6個口タップを持って行きました)
・カメラ(スマートフォンだけでも充分ですが、やっぱりカメラは別であると便利。
私はコンデジを持って行きました。予備のSD変換アダプタ+microSDXCも)
・充電ケーブルやモバイルバッテリー
(カメラなどはできれば予備のバッテリーがほしい)
・カッパと折り畳み傘(天気がどうなるかわからないので)
・日焼け止めクリーム(シーズンによってはないと焼けます。3月で普通に焼けます)
・帽子(日よけやトレッキングに役立ちます)
・水筒(登山やトレッキングなどで役立ちます)
・双眼鏡(時期によってはクジラが見られます)
・運転免許証(バイクや車をレンタルする場合など)
・グローブ(バイクを運転する場合)
・クレジットカードまたは各種電子マネー(意外と対応している店が多いです)
・タブレットやノートPC、携帯ゲーム機など
(おがさわら丸乗船中にネットは接続できませんが、ヒマつぶしに
動画や映画を持っていくのがいいかも)
というわけで、今回も青ヶ島と同じく番外編ということで、
小笠原旅行記となります。